<袋とじ>浮気しない男を見つけるために必要なひとつのこと

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2019-07-28 17:49
投稿日:2019-05-03 06:00
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる引退系男子。そんな男を好いて惚れ尽くしたわたしの話をしてみたいと思います。今回は浮気され過ぎて胃潰瘍にまでなったわたしが、「浮気しない男」を語ります。

1カ月遅れの夏休みに向かうのは…

【vol.11】

 さて、前回お伝えした胃潰瘍になるほどのフェーズになる前、蜜月の話に戻ります。

 ひろしと半同棲のような状態が1週間続いた頃、わたしは1カ月遅れの夏休みを取ることになりました。9月の後半、出会ってから2週間目のことでした。ちょうどそのとき、ひろしも海外出張中ということで、ちょうどいいなと、わたしは『彼氏』に会いに行くことにしました。

 出発の前日、仕事が終わると久しぶりに自宅へ帰宅し、ちょっと住まないだけで家ってすさむなぁ、掃除しなくちゃ、パッキングは直前でいいか、クリーニングも取りに行かなきゃ、などと考えながら……って、あ、はい、はい? わあ! なんでいきなり叩くの! 止めて! 顔だけは止めて!

 え? 彼氏の存在を隠してたのか、騙してたのか、もしかして、彼氏=ひろしじゃないのかって?

 そんなわけじゃ……! 遠距離恋愛してるから、登場しなかっただけで! そうなんです(コール&レスポンス)、北アフリカの一国でボランティアとしてもう10年近く働いている彼氏に会いに……! きゃあ! 痛い!

遠距離恋愛を続けるただ唯一の方法

 いや、この際(どの際)いわせてもらいますけどもね、好き勝手やっている彼氏に好きなだけ好きなことをさせて【あげて】(このいいかた、好きくないけど)、30歳も過ぎたのに結婚プレッシャーかけないでこっちも好き放題するのって、ヘルシーじゃないですか? 

 毎回毎回プレゼントのたびに指輪を期待して、結果、箱開けたらピアス、とか「待て」なオアズケ状態のメス犬……痛い! ごめん! いい過ぎた! しかもこの超遠距離恋愛の話をすると100人中138人が「絶対に相手も浮気している」っていいますからね(38人は話を聞いた人の周りにいて、話を聞いて集まってきて「そうだそうだ絶対してる」といい始めた人)。

 でもね、それがしてないんですよ。断言できる、100%。

 これが遠距離恋愛を続けさせる、ただ唯一の方法です。盲信じゃないんです。信じるものは救われません! どうして信用できるか、それは全男子の1%の確率で“浮気しない男”というのがいます。それを探すのです! ……って、あ! ちょっと! ちょっと待って! まだ解散しないで! ひとりにしないで! みんな待って!

 彼はカソリックの家庭で育った男性なんです(いまは一切違う)。てか、この人、カソリックの信仰を両親に反して捨てた理由が、高校時代にできた彼女とセックスするためだったという、ジーザス!(なんもいえねぇ)

 令和になったのに平成を引きずっちゃう系。結婚するまで貞節誓う系カソリックの家庭だったのに、彼女とセックスしたいがために信仰を捨てた(時代の流れもあるかも)のですが、三つ子の魂百まで、という、まさしくそれで、他の女と遊びたいという欲、そうしている自分の想像さえつかないんです。

 そもそもイイ女を見ても“イイ女”という視覚認識にならず、ヤリテェという思考回路にならないんです。思考の低次過程のメカニズムに“浮気する”という思考がそもそも組み込まれてないわけです。

 じゃあ浮気されたくなかったらカソリック土台男子じゃないといけないかというと、そういうわけでもないんです。

必要不可欠なのは「モラルとマナー」です

 日本の小学校でも、実は同じような教育が行われています。それが倫理道徳の授業。この授業でこどもたちは徹底的に模範解答を習得して大人になっていくのですが(いいかた!)、集団生活での規範と自律心を育てるためにこれほど役に立つ調教方法が他にあるでしょうか。いや、ない(反語)。

 程度の差や例外こそあれ、日本人が災害時にもきちんと列に並べること、海外のスタジアムで絶賛される選手とサポーターの行儀の良さ、そしていちばん感覚として分かりやすいと思うのですが、わたしたちは飲み終わったペットボトルをポイ捨てしませんよね? 500mlのペットボトルやスタバのカップを飲み終わったからといって捨てない、誰も見ていなくても、むしろ捨てるなんて気持ち悪い感覚の方が先立つのではないでしょうか。

 その感覚と同じ、浮気をするなんて想像もつかないという倫理を持っている人、その人を探すのです。それがどういう人かというと、モラルとマナーに厳しい人です。自分解釈のルールや例外を作っちゃうクリエーターは、自分に甘く一時の感情に流される傾向があります。

 とはいっても、規律や規範を無条件に鵜呑みにするわけでなく、モラルとマナーに照らし合わせて、自分の頭で考え納得して従うという思考プロセスを経ることのできる人。愛する人を悲しませないとか、約束したらちゃんと守るのはルールじゃなくて、モラルとマナーです。約束とか契約がなくても、信頼があるならそれを破ってはダメなんです。それが分かるまで、ジェロントフィリアの愛欲に取り憑かれたわたしはこれから、地獄の道を歩んでいくのです。

 いろんな例外や亜流はあるのですが、それについて話していたらそれだけで100話くらいいっちゃうので、ざっくり雑感を述べてみました。

……。

…………。

夏休みの話は……。

 次回(5/10更新予定)に続きます。

小悪魔ドルチェ寿司
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出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

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