メルカリで“コピー品”を買ってしまった…? 2022.9.29(木)

コクハク編集部
更新日:2022-10-03 13:05
投稿日:2022-09-29 06:00

出品者に住所を尋ねてみると…

 メルカリで取り引き成立後にキャンセルしたい場合は、基本的に出品者と購入者の双方の同意が必要です。そこで「海外からの発送が違反行為にあたる」ことをメインの事由に、メッセージでキャンセルしたい旨を伝えました。

 すると今度はすぐに返信があり、住所と名前に続いて「発送になりましたら追跡番号を教えてください」とメッセージが届きました。

愛知県の「愛」の字が違う
愛知県の「愛」の字が違う

 住所の県名の漢字が、日本語の常用漢字でない漢字で記されていたこと、おそらく中国系の方のお名前だったことが印象的でした。

 っていうか、商品は海外からの発送なのに出品した本人は国内にいるんだね……。

コピー品に引っかからないために

モヤモヤが残るけど…(C)コクハク
モヤモヤが残るけど… (C)コクハク

 後日、先方からキャンセル申請があり、筆者の方でそれを承諾して「キャンセル完了」となり、バッグの料金は支払わずに済みました。返送料はこちらで払ったので、1050円かかりました。

 鑑定に出したわけではないので、今となっては、あのバッグが本当にコピー品だったのかどうかは分かりません。コピー品である証拠がなかったので、相手によってはキャンセルに応じてくれない場合もあったと思います。

 筆者の反省点としては、最初に出品者情報などをきちんと確認せずに飛びつき、欲しかったバッグをお得な値段で買えると、自分に都合がいい情報だけを鵜呑みにして、冷静な判断ができなかったことです。

 今回のように、ブランドの未使用品なのに妙に安い値段が付けられている出品は要注意。

「いいな」と思うアイテムを見つけても焦らず、まずは、メルカリ上で同じ商品がどのくらいの相場で取り引きされているかを確認してみてください。

 実際の品ではなく、商品画像を使いまわしている場合もあります。不自然な値段設定、きれいすぎる商品画像、出品者の過去の取り引きなど、何かちょっとでも引っかかることがあったら、トラブルに巻き込まれないためにも購入を見送った方が良さそうです。

 せっかくの楽しいメルカリでのお買い物、安心して楽しく活用したいですよね。私も気を付けます!

(編集M)

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