LINE交換できてもデートできない男…彼のLINEは何が問題?

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-17 16:25
投稿日:2019-05-18 06:00
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきのもとに届く「モテない」を自覚する男たちからの悲痛な叫び。彼らが「モテない」理由は、LINEのせいだった!?
 悩める非モテ男たちのダメすぎるLINEを、並木まきがスパルタ添削します。

case1:アカウント交換できてもデートできない男

「そろそろ本気で付き合える彼女が欲しいです。

 でも、飲み会で知り合って意気投合してLINE交換まではできても、何回かやりとりをしていくうちに、女の子のテンションが下がっている気がします。

 次のデートの約束をしたくても、なかなかいい返事が返ってきません。

 僕の誘い方の、何が悪いんでしょうか…」<山下氏(仮名)35歳男性/団体職員>

キミのLINEはここがダメ!「自己中すぎてネタにしかならない」

 山下さんは、LINEアカウントの交換まではスムーズに進むようですから、次のデートにこぎつけられない大きな原因は、ご本人も気づいているように、おそらくLINEのやりとりにもあるのでしょう。

 それにしても、LINEを拝見するかぎり、お誘いが、強引かつ一方的すぎやしませんか?

 相手の好みもわからないままに「行こうよ!」と言ってみたり、相手のスケジュールもよく知らないのに「○日はどう?」と聞いてみたり。

 すでに交際に至っている彼氏からのLINEならばともかくとして、飲み会でたった1回会っただけの男から、こんな自己中なLINEが届けば、内心ドン引きな女性だって多いですよ。

 え? 強引なほうが、モテるだろうって?

 確かに恋愛では、そんな傾向もあるのは否めませんが……、山下さん、失礼ながらも、もう35歳ですよね?

 35歳の独身男で、独りよがりなLINEでお誘いをかけてくる男なんて、そこそこに恋愛経験がある女性からすれば「鬱陶しい」「KYでウザい!」「幼稚」と思う典型でもあるのですよ。

女子会のネタにされる恐れも

 あなたみたいな男が送るLINEは、けっこうな確率で女子会のネタになり「この人は、こんなふうに女心を無視してガンガン押すだけだから、結婚できないどころか、彼女すらいないんだろうねぇぇ〜」なんて、裏で厳しいジャッジがくだっているものなのですよ。

 しかも、そんなふうに仲間うちで“笑い者”になった男と付き合おうとする女性なんて少数派。こんなLINEを送っていたら、いろんな意味で、いつまで経っても彼女はできないでしょうね。

 山下さん、このあたりで一発逆転を狙うなら、次回からは、女の子にイニシアチブを握らせるデートの誘い方をしてみてはいかがでしょう。

 好きな食べ物の話から「うまい店知っているから、よかったら行ってみない?」とか「今月は忙しい?」と尋ねるところから始めてみるとか。

 令和を迎えた現代は、グイグイ一辺倒の男より、謙虚な姿勢が垣間見えたほうが、モテやすい時代でもありますのよ。

LINEのお悩み募集しています!

「自分のLINEは、なんでモテないんだろう?」と悩む男性のみなさん!

「こんなLINEが届いて、ドン引きでした!」な女性のみなさん!

 そんなLINEを、添削してもらいませんか?

 teamコクハク内の「質問・相談・その他のご依頼」から、執筆者「並木まき」を選択してご連絡くださいませ。または並木まき事務所までメールでお悩みをお寄せください! 個人情報やプライバシーはお守りします。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


貴女の度数は? フェロモンジャッジに挑戦! 相性抜群のメンズ香水も♪
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-19 06:00 ラブ
結婚指輪の支払い、どっち!? 左薬指を見るたびにモヤっとするのは嫌…
 結婚指輪は、夫婦の証としてお互いが指にはめる大切なジュエリー。でも、疑問に感じるのが「結婚指輪の支払いをどっちがするの...
恋バナ調査隊 2023-09-19 06:00 ラブ
イチャイチャ希望! あくまでも自然に「彼氏をムラムラさせる」大作戦
 いくら付き合っているとはいえ、女性から彼氏に「セックスしよ!」とは言いづらいですよね。そんな会話ができるのは、カンチと...
恋バナ調査隊 2023-09-18 06:00 ラブ
「人の彼氏を好きになっていた…」後悔しないための行動と失うもの
 人を好きになる気持ちは、自分ではコントロールできないですよね。でも、もしも好きになった相手が人の彼氏だった場合、コント...
恋バナ調査隊 2023-09-18 06:00 ラブ
「妊娠も嘘なんでしょう」虚言癖の恋人を蔑みながら付き合う男の計画
「冷酷と激情のあいだvol.160〜女性編〜」では、恋人・トシさん(仮名)に対して、年齢のみならず、さまざまな嘘をついて...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
「38と偽って」妊娠捏造、処置代カンパ…息を吐くように嘘をつく40女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
察してちゃん、ずるくない!? 既婚者の彼が「別れたいサイン」で濁すワケ
 現在、既婚者の彼と不倫中の女性もいるでしょう。ただ既婚者の中は、関係を終わりにしたくてもハッキリ「別れよう」と言えない...
恋バナ調査隊 2023-09-16 06:00 ラブ
金持ちと結婚=幸せとは限らない? 意外と高い離婚率のワケ
 女性なら、多くの人が憧れる「玉の輿婚」。一見、経済的にゆとりがある結婚生活は、幸せでいっぱいのように思いますよね。でも...
恋バナ調査隊 2023-09-15 06:00 ラブ
チェリーな童貞男子ついに4割に…! あえて付き合うメリットとデメリット
 童貞男性は、私たちの想像以上に大勢います。出会った男性が童貞だったケースも実は結構あるものなのです。  童貞男性と付...
内藤みか 2023-09-14 06:00 ラブ
他人様に相談しにくい性事情、彼氏の“性欲”がつらい場合はどうする?
 いくら仲が良くても、彼氏との性事情は友達に相談しづらいですよね。 「つらい」と感じていても、1人で抱え込んでいる女性...
恋バナ調査隊 2023-09-14 06:00 ラブ
「どんな人がタイプなの?」紹介で“好みの男性”に巡り合うベスト返答
 年齢が上がってくると出会いの数も減ってきてしまいますよね。 「いいな」と思った人にはすでにパートナーがいたり、そ...
若林杏樹 2023-09-13 06:00 ラブ
元々彼も元彼も今彼も気がつけば…「モラハラされやすい女性」特徴5つ
 モラハラ男とは恋愛も結婚もしたくありませんよね。でも、元彼からも今彼からもモラハラを受けるのであれば、あなた自身になに...
恋バナ調査隊 2023-09-13 06:00 ラブ
恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ