「舞いあがれ!」の見どころはイケメン俳優陣!
10月3日に放送開始したNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の俳優陣に期待が集まっている。
舞台は1990年代から現代。ヒロインの岩倉舞(福原遥=24)がパイロットにあこがれ、ものづくりの町である東大阪と自然豊かな長崎五島列島でさまざまな人と出会い絆を育みながら、空を駆ける夢へ向かうストーリーだ。
有名どころからネクストブレーク待機組まで
今回の朝ドラの注目は、何といってもイケメン揃いなことだろう。大人メンバーでいえば、ヒロインの父親・浩太(高橋克典=57)、兄・悠人(横山裕=41)、航空学校の教官・大河内守(吉川晃司=57)が登場。
真打ち候補はヒロイン舞をめぐって恋愛模様を繰り広げるとみられる幼なじみの梅津貴司(赤楚衛二=28)、舞が入学する「浪速大学」の人力飛行機サークルの先輩・刈谷博文(高杉真宙=26)。
そして、航空学校に入ってから出会う、柏木弘明(目黒蓮=25)、中澤真一(濱正悟=28)、吉田大誠(醍醐虎汰朗=22)、水島祐樹(佐野弘樹=28)の面々だ。
“時の俳優”綾野剛も朝ドラで本格ブレーク
これまで、朝ドラでヒロインの相手役や脇役からブレークした俳優は少なくない。有名どころでいえば、2011年放送の「カーネーション」で、小原糸子(尾野真千子=40)の不倫相手を演じた綾野剛(40)、12年放送の「梅ちゃん先生」で、堀北真希さん演じるヒロインの幼なじみで、のちに夫となった松坂桃李(33)、20年放送の「スカーレット」でヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香=34)の夫役をつとめた松下洸平(35)だ。
では今回の注目株は? TVコラムニストの桧山珠美氏が言う。
「最近の朝ドラはすでにブレークしている俳優を使っている傾向にありますが、前回の『ちむどんどん』のように失敗しなければ国民的スターになれるチャンスは大アリです。
そのなかでも、やっぱり赤楚くんでしょう。ヒロインの幼なじみで、福原さんを支える役柄。おそらく“いい人”になるはずですから、多くの視聴者が好印象を持つでしょう。
彼は17-18年の特撮テレビドラマ『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で女性ファンをつかみ、20年にドラマ初主演の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)で認知度が急上昇、各局でドラマ出演を果たしました。
ホップ・ステップときての今回の朝ドラ。王道のキャリアの集大成となるべく、朝ドラ俳優として揺るがない地位につけるチャンスですね。
次に、Snow Manの目黒蓮くん。俳優としてのキャリアは乏しいものの、21年に新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)では事務所先輩のキムタクと共演し、話題になりました。
同時期にデビューしたSixTONES・松村北斗(27)くんのように、グループ内の俳優枠としてファンを獲得する機会になると思っています」
高杉真宙にとっては21年に独立し、個人事務所で勝ち取った朝ドラの仕事。桧山氏は「演技力が期待されている証拠」と分析する。
赤楚と目黒の“一騎打ち”?
でもって若手俳優を発掘するなら、ヒロインが航空学校に入学後のストーリーが盛り上がるはず……。
「濱くんと醍醐くんですね。濱くんは、18-19年の特撮テレビドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレ朝系)の出演後、脇役ながらドラマの出演が急増しています。醍醐くんは舞台『弱虫ペダル』や『千と千尋の神隠し』など2.5次元枠で注目株。朝ドラが主演俳優へのチャンスになるのでは」(前出の桧山氏)
ちなみに、桧山氏はヒロインと結ばれる俳優は赤楚だと予想。あちこち寄り道をしても、最終的には幼なじみと結婚する「梅ちゃん先生」パターンだと読んでいる。
さてどうなる? いずれにしても、今期は朝から“目の保養”がたっぷりできそうだ。
エンタメ 新着一覧