「女性の新成人は30歳」では?20代で結婚が叶わずヘコんだ夜

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2022-10-11 06:00
投稿日:2022-10-11 06:00

悩み続けるとメンタル強者になれる

 現に筆者は20代の頃「30歳までに結婚したい」と考えて行動していました。30歳になった今、筆者は結婚していませんが、結婚という目標に向かって努力した結果、「自分に必要な愛」とか「恋愛における自分のいいところ・悪いところ」が分かるようになりました。

 30歳の自分は、20代を生きた自分のひとつの進化系。でも、人生は30歳では終わらないので、30代の自分も、どんな40代を迎えたいか、また考え始めます。

 30歳の時にはなかった気持ちが、また40歳の時に生まれる。これは紛れもなく、現状維持なんかじゃなくて進化。なりたい自分に向かって努力してみる、けれど達成できないこともある。

 でも、人生って多分、そのトライの繰り返し。トライの後は、前よりもちょっと成長した自分がいます。

 考えることも、目標を持つことも、自分を成長させるクエストのようなもの。考えるきっかけは成長のきっかけだから、何も悩みがない人よりも成長の幅は大きいはずです。

 悩んで結局選択できなかったこともたくさんあったけど、1回悩み抜いたものって、もう次は悩まない。悩みの多い女性は日々、精神的にメキメキ強くなっていっているはず。

これまでの経験は何ひとつ無駄じゃない!

 そう考えると、自分の行動って何ひとつ無駄じゃないなと思います。昨日振った男が金持ちだとしても、それは「自分は金より愛を選んでしまう女なんだ」という気づき。

 何食べたいか考えて今日初めて作ったレシピは、自分の料理レパートリーに追加。

 新しいことで悩む自分も、どんどん悩むことが少なくなってきた自分も、どっちも成長クエスト。そう思うと、30代も40代も、全然頑張れちゃいそうです。

 女性には生理周期もあって、なぜか分からないけど圧倒的にヘコむ夜だってあるけれど。寝たら忘れることがあるとしたら、それもまた経験値。HP(編注:ヒットポイント)が足りない分は、友人たちと支え合いながら。今日も頑張って、生きていきましょう。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


ずっと会っていない「昔の友達の誕生日」が忘れられない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ドヤ顔で“たまたま”をチラリ! ニヤリな口元がカッコイイね
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
なぜか嫌われる人には「7つの特徴」が…!あなたは大丈夫?
 なぜか嫌われる人っていますよね。どんなに場所を変えても人から嫌われる場合、本人も嫌われる原因がわかっていない可能性があ...
男装レンタル(イケメン専門)初体験!女同士で最も心地よかったのは…
 レンタルした男性とデートができるサービスは、今や都内だけで数十以上あるほどに増殖中です。そんななか、イケメン男装さんを...
上昇志向ママ友「揚げ、汁、ポテサラ。あと3品頑張る!」止められねぇ
 上昇志向の人を見ていると、そのバイタリティーに感心してしまいますよね!  自分の成長や出世、より良くするために...
スッピンよりも「メイクした顔」を褒められたほうがうれしい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
30代40代でも実践で変われます! なぜか好かれる人に共通する特徴9つ
 あなたの周りに、なぜか好かれる人はいますか? いつも周りに人が集まってきて、みんなに愛される……、できればそんな30代...
500mlペットボトルは花器になる!マム(菊)をもっと身近に楽しむ方法
 我が花屋がございます神奈川。昼間は半袖、朝晩には上着を着る寒暖差が激しい陽気が長く一方で、野辺に咲く菊の花の美しい季節...
夫婦インフルで「詰んだ…」それでも子供2人は感染回避!何が決め手に?
 インフルエンザが猛威をふるっています。我が家では先月、夫が会社でもらってきたインフルに私も感染して“夫婦でインフル”に...
タイムスリップしてきた? 驚くほど時代錯誤な上司の特徴5つと対処法
 職場に嫌な上司がいると、仕事がやりにくいですよね。理不尽なことを言う時代錯誤な上司にストレスを抱えている人も多いのでは...
コクハク専属ライバー「コクハクリーダーズ第1期生」が決まりました!!
 世知辛い現代社会を生きる女性のためのwebマガジン「コクハク」。このたびは「コクハク」のメディア制作に協力してくださる...
「撫でてから通るにゃ」坂道の“たまたま”とありがたいお導き
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
自分の足音を聴きながら歩く帰り道 初めての海外旅行を懐う
 日が落ちるのがすっかり早くなって、自分の足音を聴きながら歩く帰り道。  初めて海外に行ったとき、周りの会話がまっ...
台風の名前、日本でも女性の名が採用されていたら「和子」?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
誤配送やんけ! Uber Eatsを頼んだら、赤の他人のモスバーガーが届いた
 みなさんはウーバーイーツをどのぐらい使っていますか? 筆者はウーバーのヘビーユーザーなのですが、誤配送を初めて体験しま...
「婚活始めたら?」ハイ、余計なお世話! 心の中でウザ認定したLINE3選
 相手は親切心でしてくれているかもしれないけれど、「余計なお世話だな」と感じることってありますよね。いいや、親切どころか...