「閉経前に女を楽しみたい」バツ1美魔女がプチ愛人になった

中山美里 作家
更新日:2022-11-01 06:00
投稿日:2022-11-01 06:00

【美和子さん(51歳・OLのケース)】

 超高齢社会の日本ですが、いつの時代も変わらないのが「いくつになっても女でいたい」という女心です。

 現在、愛人をしているという美和子さんは、ロングの黒髪がなまめかしいアラフィフのバツイチ女性。細身のスタイルをキープしていて、年下の私から見ても羨ましくなるような、いわゆる“美魔女”というやつなんです。

 愛人として定期的にエッチしてると、50代でもこんなにキレイでいられるのかしら? と思いながら話を聞かせていただいたんですが……実は彼女には悩みがあり、それが愛人をしている理由と深く関わっているとか。

閉経になる前に、女を楽しまなくては

「実は3年くらい前から更年期障害の症状が出始めたんです」

 更年期障害の症状は人それぞれですが、美和子さんの場合はイライラと不安感に、ときどき襲ってくる耳鳴り。ですが、そんな倦怠感以上に不安なことがあるそうで。

「閉経です。生理がなくなると、女じゃなくなってしまう気がして」

 美和子さん、43歳のときにご主人と離婚してから特定の彼氏はつくらないでいたそうなんですが、更年期に入ったと感じたころから考えが変わったんだそうです。

「今のうちに女であることを楽しまなきゃ後悔すると思ったんです」

 そんなとき、何かの雑誌で読んだのが、少額で契約を交わすプチ愛人に関する記事。

中山美里
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作家
1977年、東京都出身。フリーライター。数多くの援交女子や風俗嬢をインタビュー。著書に「漂流遊女」や「高齢者風俗嬢」。2019年2月に出版した「副業愛人」(徳間書店)はテレビなどでも大きな話題になっている。

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