内弁慶ダダ漏れの特徴は?実体験で学んだ“困ったちゃん”対策

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-10-28 06:00
投稿日:2022-10-28 06:00
 みなさんは自分のことを”内弁慶”だと思いますか? 内弁慶とは、身内や親人には厳しく、他人には甘い顔を見せやすい人――。
 早々で申し訳ないのですが、私はこの内弁慶タイプが本当に苦手です。近しい間柄の人がそういう感じだとずっしりとストレスが……。
 どろんぱでは、コミとママが内緒話をしています。

 

 

 

”何を言ってもいい人”なんて存在しない

 私が出会ったなかで、「あ、この人内弁慶だな」と感じる人には特徴があります。それは”チヤホヤされたい欲”が強いです。

 人間誰しも持っている欲望だと思うのですが、あまりにも強いと、その先に待っているのは破滅のみ。パワハラ、モラハラを併発するケースもよくあるので、周りの人は離れていきます。

 こうなるとチヤホヤされたい欲が満たされず、無限に同じ行動を繰り返していくのです。

内弁慶とは距離を置こう

 実は私の身近な人にも内弁慶タイプがいるのですが、めちゃくちゃしんどいです……。

 身内に対してあまりにも失礼なことをズケズケと言うので、一度そっと注意しましたが、全く聞き耳持たず。

 その上、「外ではこんなことは言わない。身内にだけ。自分はちゃんと場を弁(わきま)えている」と言うのです。

 ……絶句。なんじゃそりゃ。

 自分で「外面はいいです。身内には気を遣えません」宣言してどうする。近しい人を気遣えない人間が、よそで気を遣えてるとは思えません。

《身内だから気を遣わなくていい》という言葉をねじまげて解釈し、《身内には何を言っても許される》となってしまっているんですよね。

 こんな甘えられ方されちゃ、たまったもんじゃないです。それが会社の上司とかならもう最悪!

 対処法としては、その甘えに反応しないぐらいしかないと思います。こっちができる対策はほとんどないので、ひどい内弁慶とは距離を置きましょう。

 いつか彼らが自分の内弁慶っぷりに気づく日が来るのを願っています。

登場人物紹介

コミ:どろんぱのホステス。営業後にママと飲みながら雑談する時間が楽しみになっている。自分ではあまり人を見る目がないと思っていて、ママの意見をいつも参考にしているみたい。

ママ:どろんぱのママ。人を見る目には絶対の自信があったので、今回の件はショックだったよう。このあとコミに「弘法にも筆の誤り」と諭され、自信を回復したらしい。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


猛暑の夏…健康な高齢者でも熱中症予防を“家族ですべき”理由
 介護士をしていた経験をもとにライターをしています。筆者はこれまで、認知症の症状や認知症を発症した時の具体的なケアについ...
がんでごめんね…「人生最後の生理」はある日突然やってきた
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
さくらももこさんのエッセイに学んだ 本当の「時は金なり」
「時は金なり」という言葉、年を取れば取るほど心に沁みるのはなぜでしょう。私がこの意味を意識したのは、さくらももこさんのエ...
結婚したら退職する? 自分が幸せになるための人生の歩み方
 少し前のOLだったら「寿退職」なんて当たり前だったのでしょうが、今はそうはいかないですよね。共働きが普通だし、お金の心...
産毛のような初々しさ…もうすぐ去勢する“にゃんたま”の刹那
 羊毛フェルトで作られた「にゃんたまストラップ」が巷で流行中。フニフニ揉むと、心癒され気持ちが落ち着くのだそう。 ...
大人になっても趣味に没頭したい! おすすめできる3つの趣味
 ストレス社会で闘う毎日にふと疲れた時、「何もかも忘れたい」と思うことはありませんか? 多くの人は飲み会や買い物で鬱憤を...
鬼灯って読めますか?夏の風物詩「ホオズキ」の意味と活用法
 地域によりますが、八月はお盆月でございます。  八月の声を聞くとワタクシのお店もお盆のお支度で慌ただしくなり、店...
夕陽で赤く輝いて…黒猫“にゃんたま”は美しい絵のようだった
 にゃんたマニアにみなさんこんにちは! きょうは、初めての黒猫にゃんたまωです。  黒猫のにゃんたまって、真っ黒だ...
ホステスの世界にもある「裏引き」という名の“闇営業”の実態
 世間をにぎわせた“闇営業”。「事務所を通さず仕事のオファーを受け、報酬を得る」行為は、夜のクラブでも存在します。店に許...
遠方に住む親が心配…介護サービスの上手な選び方&使い方
 遠方に住んでいる両親が介護状態になった時、多くの人が「大丈夫かなぁ……」と心配になるはずです。しかし、現代では親の介護...
住宅ローンは一生無理?がんになった場合の気になるお金の話
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
料理下手を克服する4つの方法 もうメシマズ女と言わせない!
「料理を作ると思った通りの味にならない」「どうしても美味しくない」、そんな悩みを抱えていませんか? せっかく料理をしよう...
恋愛序盤の花火デートはキケン! 準備ゼロでは行かないが吉
「花火デートってドキドキする」――。この季節、誰もが期待し盛り上がる「花火大会」ですが、調べもせず安易にデートとして行く...
大きなチャトラ“にゃんたま”君 立派な尻尾が上がった瞬間!
 にゃんたまωに、ひたすらロックオン! きょうはみんな大好きチャトラ君の鈴カステラです。  小さな港を忙しそうにパ...
声かけが大切! 子どもの“やる気スイッチ”をONにする方法
 子どもの心スペシャリストとして子育て中のお母さんたちと接していると、「子どもにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか?...
ピルをもらう方法と病院選びのコツ…“避妊”が理由でも良い?
 第1回「日本はピル後進国!『ピル=避妊』の考え方は遅れています」、第2回「ピルで確実に避妊するなら?心構えや男性任せの...