占いジプシーにならないために…上手なオンライン占い活用法

内藤みか 作家
更新日:2022-12-15 06:00
投稿日:2022-12-15 06:00

予算を占い師に伝える

 また、ついつい話し込んでしまい、お会計が高くなってしまいがちなのがオンライン占い。

 ですが、最初から予算を占い師に伝えておけば、その予算内で鑑定を終了してくれるのでとても便利です。

 A子さんも「今日は20分でお願いします」などと伝えて、占い料金がかさむようなことはなくなっていきました。

占い以外は支払わない

 さらに、占い以外のものを勧誘されても断るようにしたそうです。

 彼との関係に不安を抱いているA子さんに「お祓いをしてあげるから7万円」「恋愛運のパワーストーンは3万円」などと占い以外のものを抱き合わせで売ってくる占い師がいましたが、そうした誘いには乗らないテツの意志を持って挑んだら、予想外の料金で悩まなくなりました。

秘密の呪文を用意する

 そしてA子さんは、占い師に言われてうれしかった言葉を書き出してみました。すると「大丈夫、彼はあなたを愛していますよ」と「そんなに心配しなくても、彼はすぐに連絡をくれますよ」だったのです。

 これらの言葉を手帳にメモしておいて、不安になったらそれを読み直すだけで、気持ちが落ち着くようになったそう。

 いちいち占い師に言ってもらわなくても、欲しい言葉を自分で言えるようになったA子さんは、次第に占いの支払いがかからなくなったそうです。

 そして、誠意のない恋人に見切りをつけ、別れた途端、占いが必要なくなったそうです。

自分のことは自分で

 結局のところ、占い師に占ってもらったところで悩みが消えるわけではなく、その悩みには自分で向き合っていかなくてはなりません。

 そして今の恋を続けるか、それともやめるかの最終決断をするのも自分なのです。

 そもそも彼氏に悩んでたびたび占い師のところに走るような状態が、良い恋愛のわけがありません。

 いっそ占い師に「次の新しい恋人はいつできますか?」と聞いて、それを楽しみに待っていたほうが、未来が楽しみになるかもしれません。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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