糖化はお疲れ女性の敵!若さを保つ食事法5選【専門家監修】

コクハク編集部
更新日:2023-01-26 18:55
投稿日:2023-01-19 06:00

3. 糖化を防ぐ食事方法のヒント5選

 老化を進めないために、糖化を抑えることが大切です。ここでは、糖化を防ぐために食事でできる工夫をお伝えします。

3-1. 低GI値の食品を選ぶ

 糖化を抑えるためには、食後急激に血糖値を上げないことが大切です。

 血糖値が急激に上がってしまうと、その余分な糖分や脂質を減らすためにインスリンが分泌され、たんぱく質と結びつき、糖化がおこります。つまり、血糖エネルギーが皮下脂肪や内臓脂肪へと変わってしまうのです。

 食品には、血糖値の上げやすさを表す指標、GI値というものがあります。GI値が低いものほど、血糖値が上がりにくい食品です。

 たとえば、白米よりも、玄米や雑穀米の方がGI値は低くなります。同様に、食パンよりも全粒粉パンやライ麦パン、うどんやパスタよりも、そばの方が低GI食品です。

 野菜類には、低GI値なものが多くありますが、じゃがいもや人参、グリーンピースなどはGI値が高めなので注意が必要です。

 また、加工肉類(ベーコンやソーセージなど)やチーズはGI値が高くなっています。

3-2. 高温調理を避ける

 同じ食材でも調理方法により、GI値は変化します。

 生のまま食べる場合が一番GI値が低く、高温調理になるにつれGI値は上がっていきます。揚げ物やオーブンでの調理、炒め物は高温になりやすく、糖化を進める原因の悪玉物質が作られやすくなるのです。

 同じ食材でも、生のまま、もしくは茹でたり蒸したりする方がGI値を抑えられるので、調理方法の工夫により血糖値の急上昇を抑えることが可能です。

3-3. 食べるときはベジファースト

 食べる順番を工夫することでも、糖化が進むのを抑えることができます。

 血糖値が上がりやすいごはんやパンなどの炭水化物を食べる前に、野菜やきのこ類など食物繊維を多く含むものを食べましょう。

 魚や肉類などのたんぱく質も比較的血糖値が上がりにくいので、炭水化物よりも先に食べるのがいいでしょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


美肌の40女性に聞いた!加齢の鼻の周りの赤み対策に“ちょい足し”3品
 年齢サインが出るのは鼻の周りの赤みだよねーー。20歳の頃にアルバイト先のお姉様にそう言われてから、早10年。鼻の周りの...
おなかが鳴るの恥ずかしい!【専門家監修】ギュルギュル音を止める対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代男性の声に震撼! アラフォーのドン引きメイクにご用心
 アラフォー女性の皆さん! 20代男性を侮ってはいけませんよ。  彼らはアラフォー女性のメイクをこっそり観...
ポーチ忘れた!セブンに駆け込む→眉ペンシルだけで美眉は描けるのか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
予算10万円、もち自腹!韓国美容旅で念願のリジュラン、水玉リフトetc.
 こんにちは! 「旅する複業家」の林知佳です。「韓国の美容医療は最強だ!」とは有名なお話ですが、2泊3日で顔面に“課金”...
「ちらほら白髪」ぐらいなら染めないがいい? 賢く簡単に隠す4つの方法
 30代を超えると「ちらほら白髪」が出てくるようになります。やはり、髪の毛に白髪があるかないかは、見た目年齢に大きな影響...
肩~頭皮までガチガチ【専門家監修】肩こり解放メソッドでもう悩まない
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
年齢はここに出る! 40代女性が気を付けたい「老け見えポイント」4つ
 最近では、昔に比べて年齢よりとても若く見える人が増えていますよね! 特に40代では差が出やすく、同じ年齢でもおしゃれで...
アイシャドウのパレットは“捨て色”覚悟で!今すぐできる垢抜けアイメイク
 アイメイクは大体いつも同じパターンになっていませんか?  目元は顔の印象を左右する大事なパーツ。アイメイ...
半信半疑なSHEINの美容グッズ…歯のホワイトニングシートで白くなる?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
口臭・体臭・尿の悪臭…私のニオイの源は「糖質オフダイエット」が原因!?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
鹿ちゃんは関係ないよ! 話題の「シカクリーム」の人気の理由は?
 美容アイテムを売っているお店でよく見かける「シカクリーム」。はじめて見た人は「鹿のクリーム?」なんて想像した人もいるか...
2024-01-17 06:00 ビューティー
水蜜桃メイク知ってる?トレンドど真ん中、たった4︎分で叶う衝撃ハウツー
 水蜜桃メイクというメイク法をご存じですか? 中国発でSNSを中心に話題になっているトレンドメイクのひとつで、ピ...
まだまだ流行中のキャップ! 40代コーデで野球少年風を卒業するコツは?
 帽子コーデが好きな人が、必ず定番で持っているのがキャップです。でも、子供っぽくなったり、大人っぽいスタイルにどう合わせ...
30~40%の日本女性が整形!? それでも踏み切れない4つの理由
 今では、美しくなるための手段として珍しくなくなってきている整形。日本では30%〜40%の女性が、生涯のうちに1回は整形...
新年だしスッキリしよ! 昔の服が捨てられない人への処方箋
 必要最低限のお気に入りの持ち物で生活する「ミニマリスト」とは対照的に、「物を捨てられない」と悩む人はたくさんいますよね...