「夫を大切にする」と誓った父子帰省の効果 2023.1.13(金)

コクハク編集部
更新日:2023-01-13 17:15
投稿日:2023-01-13 06:00

義実家に行くのが心から楽しみに…

 言われてみれば、子どもが生まれる前も結婚してからは毎年、義実家に帰省していました。

 私が実母と折り合いが悪いため、こちらの実家に行くことはめったにないので特に気にしていませんでしたが、夫婦であってもきちんと感謝を伝えてくれる夫の姿に改めて、「この人をこれからも大切にしよう。少しくらい大変なことがあってもがんばろう!」と心に決めました。

 帰省中はLINEで子どもたちの様子を伝えてくれた夫。年上のいとこに遊んでもらったり、お餅つきをしたり、田舎の景色をバックに走り回る動画の中の我が子がいつもよりもたくましく見えたのは気のせいかな?

 私のほうは、久しぶりに会う知人とランチをしたり、キッチンでお気に入りの日本酒をあけたり。お風呂のお湯をためてひとりで浸かった後、ベッドに寝転がってずっと積んでいた小説を読み進めたり。もちろん翌日はお昼過ぎまで爆睡(笑)。ひとりの時間と自堕落な年末年始を満喫しました。

 義実家を発つ前日、電話で「この辺りは6月ごろになるとホタルがたくさん見られるんだ。いつか家族で来たいね」という夫の提案に「今度は私も一緒に行きたいな」と自然と思えました。

「小さな子を受け入れる態勢」は絶対条件!

 普段、小さな子と接し慣れていない人に我が子を預けるのは不安ですが、うちの夫はガッツリ育児に取り組むタイプで、義母は子どもの扱いに慣れた慎重な人。

 また、義実家に同居する夫の弟夫婦も小学生や保育園児がいる家庭だったので、安心して送り出すことができました。

 大人だけの家には、子どもにとっては危ないものが手の届くところに置いてあったりしますし、寒い時期はストーブなどの暖房器具での火傷も心配。お正月だとお酒を飲んで子どもから目を離してしまうかも……なんて考えたりして、不安は尽きないもの。

 普段、メインで子どもの世話をする人間がひとり減るわけですから、帰省先に「小さな子を受け入れる人員、環境が整っていること」が絶対条件になるかと思いました。

 たまたま条件が揃っていたため実現した今回の父子帰省。すべての人に勧められるわけではありませんが、我が家の場合はお互いに休みを満喫することができて有意義な経験になりました。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ラベンダーの“魔力”とは? 芳ばしい香りには厄除けの効果も
 初夏にかけて、お花屋さんの店頭にはさまざまな種類のラベンダーの鉢が並び始めます。小さく可愛らしい花を細い茎の先にたくさ...
中国の幼稚園の給食事情は? 徹底した衛生面と栄養管理の今
 保育園コンサルタントの小阪有花です。今回、私はお仕事で、中国・天津にあるセンディ幼稚園を視察してきました。そこで気にな...
ママは産後7年を育児に捧げるべき?仕事や夢との向き合い方
 妊娠・出産を終えてほっとしたのも束の間、そこから始まる育児期間。ママは「我が子のためなら自分は二の次」になってしまいが...
母性本能が止まらない…将来有望な赤ちゃん“にゃんたま”
 わんぱくでもいい、立派なにゃんたまに育ってほしい!  大好評のリクエストにお応えして、こにゃんたまωにロックオン...
なぜ出張ホストをしているの? この仕事を選ぶ男性の心理
 最近、出張ホスト(レンタル彼氏)のニーズが高まっています。おひとりさま社会と言われ、恋人がいない独身女性が増えているの...
保育園で暴言を繰り返す 5歳の男の子にとるべき行動とは?
 こんにちは、チャイルドカウンセラーの小阪有花です。今回は、私が保育園に勤めていた時に出会った、“暴言”を繰り返す5歳の...
がん専門病院への転院 “ダム”決壊で真っ先に浮かんだ顔は…
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ここは僕の縄張りにゃん パトロール中“にゃんたま”をパチリ
 忙しいな忙しいな!日課のにゃんたまパトロール。  にゃんたまは、縄張りに自分の匂いを付けて回ります。  こ...
開運花師が解説します ピンクのバラを恋愛お助けアイテムに
 はじめまして。あなたを幸せに導く一番簡単で手軽な開運アイテム「花」を分かりやすく解説させていただきます、ワタクシ、開運...
焦らずに…赤ちゃんがハイハイで得られる3つの効果と注意点
「うちの子どもはハイハイばかりしていて。歩く気を起こさせるのにはどうしたら?」――。チャイルドカウンセラーとしても活動し...
この縄張りは渡さにゃい! 仁義なき“にゃんたま”抗争勃発中
 今回は、にゃんたま同士の決闘シーン。  きょうこそは、この縄張り問題に決着をつけにゃいと!  目を逸らさず...
別居、DV、酒浸り…IT起業家の暗黒面あるある“7つの習慣”
 起業家――。華々しい響きを放ち、西麻布、六本木、恵比寿、銀座など煌びやかな繁華街でシャンパンをたしなみ、有名女優との交...
真夜中に突然の大量出血で119番、緊急搬送され人生初のERへ
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
ハッシュタグは“いいね”を超える? 承認欲求の先にあるもの
 SNSで昨年あたりから、ハッシュタグの新しい使いかたに脚光が集まりつつあります。ハッシュタグとは冒頭に「#」をつけた言...
こにゃんたま君のパパ「タンク君」のご立派“にゃんたま”
 きょうのにゃんたまは、先日ご紹介した「こにゃんたま君」(奥に写る子猫)のパパです!  その名も「タンク」君! ...
悲劇はもう二度と…園児の外遊びの大切さと保育士さんの努力
 保育園の子どもたちや働く保育士さんにとって、あまりに悲しい出来事が続いています。園児2人が亡くなった大津市の事故のショ...