写真の黒枠は要注意! 40代なら知っておきたい年賀状マナー

コクハク編集部
更新日:2023-02-28 16:00
投稿日:2023-02-28 16:00
 年々、デジタル化が進む現代では、年に一度、心を込めて書く年賀状の意義も大きくなっていますよね。でも、実は年賀状には意外と知らないマナーがいくつもあるのをご存知でしょうか?
 今回は、40代なら知っておきたい年賀状のマナーについてご紹介します。早い段階から復習をして、次の年賀状を出すタイミングに備えましょう!

40代なら知っておきたい! 意外と知らない年賀状のマナー5つ

 さっそく、40代なら知っておきたい年賀状のマナーを見ていきましょう!

1. 句読点は使わない

「、」や「。」などの句読点は、年賀状には使わないようにしましょう。句読点は「区切り」の意味を持っています。そのため、縁起の良いお祝いのハガキに区切りをつける意味を持ってしまうからです。改行したり、空白を使ったりして、句読点のない文章になるよう工夫してみてください。

2. 忌み言葉は使わない

 縁起の悪い印象を与える言葉である「忌み言葉」は、年賀状には使用しないのがマナーです。たとえば、「去年」の「去」は忌み言葉になるので「昨年」などに書き換えましょう。また、「コロナ禍」の「禍」や「病」の文字も忌み言葉です。病気の話題は避け、前向きな内容にしてくださいね。

3. 賀詞の使い方に気をつける

 年賀状の最初に使われる「賀正」「謹賀新年」などの言葉を、賀詞といいます。実は、賀詞にもルールがあり、目上の人に対しては、「謹賀新年」「新春来福」などの四字熟語、目下の人には「迎春」「賀正」などの二字熟語、目下や対等な関係の人には「寿」「賀」などの一文字の賀詞を送るのが良いとされています。

4. 一般ハガキを使う時は「朱書き」が必要

 年賀ハガキを使わず、一般ハガキを使って年賀状を出す場合には、必ず切手の下に朱書きで「年賀」と書きましょう。これを書かないと、年賀ハガキではなく一般ハガキだと思われてしまい、年内に届いてしまう可能性があります。

5. 写真入り年賀の「フレーム」に注意

 親しい間柄の人には、子供の成長などを報告する意味も込めて、写真入り年賀状を送る人も多いですよね。でも、写真のフレームに黒を使ってしまうと、お葬式や式の遺影を連想させてしまうので注意しましょう。

 また、送る相手によっては、不妊に悩んでいる人や写真入りだと処分に困る人もいるので、配慮が必要です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


いい大人世代の親孝行とは? 後悔しないために見直す8項目
 久しぶりに親に会ったら、急に老けたように感じてびっくり!「親孝行しなければ……!」と急に焦ってしまうけど、いざとなると...
“削るお絵描き”スクラッチアートで癒される 2022.2.25(土)
 100円均一の「DAISO(ダイソー)」で、スクラッチアートを販売しているのを知っていますか?  数年前から見かけ...
この世は大冒険でも脱迷子!方向音痴あるあるから学ぶ克服法
 地図通りに歩いていたはずが目的地の真逆へ向かっていたり、犬の散歩で迷子になったり……。はじめての場所へ行くのに人の倍以...
2023-02-24 06:00 ライフスタイル
年齢そのものは関係ない? 大人なら考えたい「老害」の意味
「老害」というワード、最近本当によく目にします。字面から、ものすごい嫌な感じがしますよね。だけどぶっちゃけ、そう言われて...
ゆっくりと歩くには良い日、一期一会の風景 2023.2.24(金)
 たまには目的地も決めずにぶらぶらと出かけてみる。すると、思いがけない風景に出合う。  だけど、今度もう一度来よう...
実証!「紀ノ国屋のポーチ」気になる収納力 2023.2.23(木)
「紀ノ国屋 スイーツポーチ」のポーチだけ(単体購入可)が2月15日に発売され、好評を博しています。お店を訪れると一色のみ...
おんにゃの子の匂いはどこだ?パトロール中“たまたま”を激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
店頭に並ぶ「サービス花束」は分けて飾るのが正解!運気もUP
「またかよー!」と、なんでもかんでも値上げばかりで嘆き(怒り?)たくもなりますよね。今までが安すぎたのか、これ(から)が...
「オバ見えする後ろ姿」はスマホ首・ハミ肉・パサ髪+2項目
 家の中にいると、自分の後ろ姿を見ることはほとんどないですよね。でも街へ出かけ、ショーウィンドウに映った自分の後ろ姿に、...
さよならシャンシャン、また会う日まで… 2023.2.22(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仕事の悩みは尽きない! 40代女性の働き方を見直すヒント5つ
 仕事をしていると悩みは尽きないもの。40代になるとふと「このままでいいのだろうか?」なんて、仕事に対して不安に感じる人...
【どこ?】買い物中のあさだくんとやまぐちくんをさがせ!
「日刊ゲンダイ」毎週月曜発売の紙面で連載中の人気漫画「中年2人とねこの日々 あさだくんとやまぐちくん」の特別番外編! ...
【回答】買い物中のあさだくんとやまぐちくんをさがせ!
(日刊ゲンダイ臨時特別号「日刊ニャンダイ2023」記事を再編集) ※「日刊ニャンダイ2023」はAmazonでも好...
日記が続かない人必見!今度こそ3日坊主と決別する5つの方法
 新しい年のはじまりや誕生日をきっかけに「日記を書こう!」と決意したものの、三日坊主……なんて経験はありませんか? 可愛...
猫=ダンディ! 無頓着を装った“たまたま”チラ見せにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
月明かりに照らされて いい距離感で歩く 2023.2.20(月)
「きっと長い付き合いなんだろうな」と思わせる、1匹と1人のいい距離感。  ゆっくりと歩いていたけど、どちらがどちら...