更新日:2023-03-04 06:00
投稿日:2023-03-04 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.132〜女性編〜」では、離婚協議中の夫・ユウイチさん(仮名)が何年ものレスを経て、今になって夜の営みに誘ってくることに困惑を隠せない妻・沙織さん(42歳・仮名)の心情をお届けしました。
では、すでに離婚に合意しながらも、今になって妻と肉体関係を結びたがっている夫の真意は、いったいどこにあるのでしょうか。
では、すでに離婚に合意しながらも、今になって妻と肉体関係を結びたがっている夫の真意は、いったいどこにあるのでしょうか。
円満離婚に深く安堵
「離婚はしますけど、僕たちはまったく揉めていないので、本当に円満な離婚なんですよ」
笑顔でこう話すユウイチさんは、長年のモヤモヤした夫婦関係にいよいよ出口が見えてきたことに深く安堵していると話します。
「むしろ離婚の話し合いを始めるまでは、僕たち夫婦は気まずい関係が何年も続いていたって感じです。
子どもが小さかったので、もう少し大きくなるまでは離婚しないほうがいいってお互いが考えていたんですよね。だから本当は離婚したほうがいいと思いつつも、形式上の夫婦を続けてきましたからね。
終わりが見えなかった時期は、本当にモヤモヤしていましたよ。毎日が憂鬱でしたし。いつになったらこの生活から逃げられるのかなぁ、あと何年の我慢かなぁ……って考えていましたからね」
思わぬ心境の変化
スッキリとした表情でこう語るユウイチさん。離婚の話し合いが始まったことで、ようやく自分の人生を取り戻せそうだとも感じていると言います。
「今は、とっても前向きな気持ちですね〜。
でもね、そうなったら不思議なもので、妻に対してこれまでとは別の感情が湧いてきたんですよ。
いや、離婚はするんです。このまま順調に話し合いが進めば、おそらく来月には離婚できるんじゃないかなって思っています。僕も離婚はしたいので、この決定が変わることは絶対にありません。
だけど、中途半端だった夫婦関係にゴールが見えてきた途端に、妻のことを愛おしいと思うようになったというか、これまでは単なる同居人としか見られなかった妻のことを、久しぶりに“女性”として見られるようになったんですよ」
ラブ 新着一覧
男性は好きな女性と接している時、気持ちが行動に表れてしまうもの。彼女の頭を撫でるのも、そういった心理が働いています。女...
コロナ禍による出会いの激減により、恋愛をすること自体をあきらめる女性が続出しています。そんな“無恋愛”を選択した彼女た...
突然のコロナ禍。人とのコミュニケーションが少なくなり、健康やお金、仕事への不安を抱えている人も多いでしょう。でも、そん...
みなさん、母性あふれる女性って魅力的だと思いませんか? 近年では「バブみがある」と言いまして、つい甘えたくなる女性のこ...
一昔前までは、「男性は人前で泣かない」というのがセオリーでしたが、最近では彼女の前でも隠すことなく涙を流す男性が増えて...
出会ったばかりの男性を好きになったり、男友達と二人で遊んだだけで気になりはじめてしまったり……そんな惚れっぽい女性は、...
彼氏から束縛や心配をされると、「愛されている」と喜んでしまう女性は多いでしょう。しかし、その行動は愛ではなく“ストーカ...
好きな人ができたら、その人の彼女になりたいと思うのは当然ですよね。でも、あなたが片思いをしている場合には、付き合うかど...
亭主関白タイプの男性は、「男らしくてかっこいい」という意見がある反面、「自己中心的過ぎて腹が立つ!」と感じる人もいます...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚に反対する親も少なくなりました。ずいぶんと時代は変化しましたが、できれば...
彼とのおうちデートや半同棲生活では、「この子は生活能力が高い」と思わせることができれば、同棲や結婚へのチャンスも近づき...
交際が順調に進めば、「このまま彼と結婚したい」と思うのは当然のこと。しかし、なかなか結婚話が出ないと「彼にとって、私は...
感染症の流行が続くなか、恋人から「もう別れよう」「もう友達に戻ろう」などと言われる女性が続出しています。その原因は女性...
いつもは仕事などでキリッとしているカレが、素の顔や弱いところを見せてくるとキュンと来ちゃいますよね。仕事のできる男性に...
誕生日や付き合った記念日、結婚記念日など、女性が大切にしたい「記念日」。でも、そんな記念日を、あっさり忘れてしまうのが...
「恋愛するなら、思いっきりドキドキしたい♡」と、思っている人は多いでしょう。確かに、ドキドキする恋愛は刺激的です。しかし...