更新日:2019-09-19 06:16
投稿日:2019-06-11 06:00
私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰にも頼れず、心の内側にずっと不安を抱えながらがんと闘うのはとてもつらいこと。なぜ私が……と思う気持ちと向き合って、そして不確かな情報に惑わされないように、私の体験がお役に立てれば幸いです。
川島なお美さんは17mmだった
【Note.06】
「がんの大きさはだいたい18㎜ですね」
とは、新たにお世話になることになった執刀医T先生の初診のお言葉。
なんとなく指で2㎝角を作ってながめる私。でかい……。
「小さいですよ」
「えっ、大きくないですか!?」
母と私は声を揃えます。
「でも僕はもっと大きいがんも診てるし、その大きいがんだって手術してきてるから」
頼もしいです。
がんは同じ大きさでも、できる場所によって、また適切な治療を受けるかによって、予後が左右されます。のちにテレビで見て知ったのですが、胆管がんで亡くなられた女優・川島なお美さんに最初にがんが見つかったとき、その大きさは17㎜だったそうです。そう聞くと、とても怖いです。
話を戻します。
先生「なんの仕事してるの?」
私「えっと、出版社で編集の仕事をしていて……」
先生「なに、編集の人なの? じゃあ、もうどうせいろいろ調べて来てるんでしょう!?」
私「はい、だいたい……っていうか、かなり……」
この数日で子宮頸がんについて調べ倒していました。がんの大きさ、浸潤の深さ、転移の有無でステージが変わること、そして、治療法が変わることは分かっています。
ライフスタイル 新着一覧
グループLINEで悪口が始まったとき、あなたはどう対処していますか? 悪口は、人を傷つけるだけでなく、自分にとっても非...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
人と人が助け合う場面を見ると、心がじんわりと温かくなりますよね。情報に溢れ、毎日バタバタと過ぎていく現代では、人間関係...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
LINEを送っても未読のまま返信がないと「嫌われたのではないか?」と不安になりますが、LINEの返信を溜めてしまう人は...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「都会暮らしはせわしなくて疲れた! 田舎に住みたい!」このように感じている都会住みの方々、多いのではないでしょうか。でも...
日中は暑くてエアコン、夜は軽く暖房をつける不思議な秋ですが、お散歩がグッと楽な気候になりました。今回は「お宝の横を素通...
子育て中の女性が避けて通れないのが「ママ友との付き合い」ですよね。中にはドン引きするようなマウント女や、辛辣な物言いを...
本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
フィッシュバーン真也子
2024-11-08 15:10 ライフスタイル
終身雇用の時代は終わり、今では6割の社会人が転職経験ありだというデータも出ています。読者の皆さまのなかにも、「転職しよ...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まった老...
女性の体は生理が近づくとホルモンのバランスが崩れ、精神的なイライラや落ち込みに加え、むくみや便秘、疲れやすさなど、PM...
子育てをしていると、兄弟姉妹の不仲に悩む人が多いですよね。一体何が原因なのでしょうか? また、自身が親になっても兄弟姉...
話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの? 」「買ってみたいけれど、...