自分で収穫して食べるとこんなにおいしい 2023.5.21(日)

小原玲 動物写真家
更新日:2023-05-21 06:00
投稿日:2023-05-21 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 ジューンベリーって知ってる? 名前の通り6月に赤い実をつける果樹で、庭木や街路樹としても人気の種類だから見たことがある人も多いかも。春には小さくて可憐な白い花が咲くんだ。

 実はある程度の量を収穫したら、砂糖と一緒に煮詰めてジャムやコンポートにすることが多いんだけど、もちろんそのままでも食べられる。

 黒く色づいた実を見つけたら、つまんで水で洗って口に入れる。お店に並んでいる果物みたいに、そのままですごく美味しいわけじゃなんだけど、自然な甘さと酸味がなんだか新鮮。

 小さい子は地面に座り込んで、口の周りを赤く汚しながらパクパク食べてた。自分で育てて収穫するとこんな気持ちになるんだね。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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