「Z世代は仕事できない」と感じたら…長所を知れば見る目が変わる?

コクハク編集部
更新日:2023-05-19 06:00
投稿日:2023-05-19 06:00

Z世代は仕事できない人ばかりじゃない!? 3つの長所

 新しい価値観を持っているZ世代と仕事をすると「仕事ができない」と戸惑う世代も多いようです。でも、少し違う角度から見てみると、仕事に対して3つの長所があると言えます。

1. 柔軟な考えで「多くの選択肢」に気付ける

 Z世代は、すぐに仕事を休んだり、辞めてしまったりして、「仕事ができない」と思われてしまうようです。でもこれは、「自分の価値観やプライベートを大切にしたい」から。

「こうでなければならない」という古い価値観に縛られていないからこそ、新しい選択肢に気づかせてくれているとも言えます。

 我慢が当たり前と思っていた年代の人は、新しい生き方や働き方に気付けるきっかけにしてみると良いかもしれません。

2. 仕事の効率化を叶えられる

 古い考えだと「あの人は残業をたくさんしているから頑張っている」と思う人もいるでしょう。でもZ世代は、さくっと定時に帰ってしまう人も……。

 これは残業するよりも、効率的に仕事を終わらせることに価値を感じているからです。

 ダラダラと仕事をして残業ばかりしているよりも、決められた時間に集中してプライベートも大切にできる会社になれば、会社全体の生産性も上がっていくはずです。

3. 暗黙のルールを壊してくれる

 会社には、「上司より先には帰らない」「飲み会に誘われたら絶対参加」といった暗黙のルールがあります。古い世代は、暗黙のルールを我慢して守っていた世代なので、さらっと断るZ世代を見つめると、「仕事ができない人」と思うかもしれません。

 でも、本当はおかしいなと感じているルールに対して、堂々とNOといえる世代が現れたともいえますね。

Z世代は「仕事できない」とは限らない!

 人間は、変化を怖いと感じるようです。でも、時代は変わっていきます。今までタブーとされていたルールは、本当に令和の今でも絶対に守るべきルールでしょうか?

 過去のルールで見れば「仕事できない人」になってしまうZ世代も、視点を変えれば素晴らしい人材なのです。ぜひ新しい視点でZ世代の良い面を引き出してあげてくださいね!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


介護士が伝授します! 誰でも簡単に30代からできる介護予防
 介護士をしていると、高齢者の方々は「こんな状態になるなんて思ってもみなかった」と言います。日本の平均寿命は、確実に伸び...
保険はやっぱり必要? 子宮頸がんの治療にはいくらかかるのか
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
有給休暇を消化中…会社からの連絡は絶対に受けたくない!
 モワッとした熱気、紫外線対策必至の日差し、花火や祭りなどのイベント、企画している旅行……いよいよ夏本番、楽しい季節にな...
無防備ショット♪ 遠い猫の島で“にゃんたま”の神様と出会う
 きょうは「にゃんたま写真集」表紙の男の子、初公開のサービスショットωです♪  私が「にゃんたま」で開運したお話の...
抱っこが辛い…私が保育園で実践していた腰痛防止テクニック
 子どもの抱っこで腰痛に悩まされていませんか?「子どもが可愛くて抱っこしてあげたい」「抱っこは辛いけど、しないと泣くから...
“癒し”とはなんぞや? 万能植物「ハーブ」が持つすごい効能
 世の中「癒し」が絶賛ブーム中でございます。その癒しグッズの種類もさまざま。「灯り」で癒される方、「音楽」で癒される方、...
子どもの“おねしょ”原因と対策…小阪有花が専門医と対談<下>
 子どもの心スペシャリストの小阪有花です。前回に続き、子どものおねしょの実態や治療法について、夜尿症を専門とする順天堂大...
職場の面倒な「かまってちゃん」女性の特徴&ベストな対処法
 相手のことを考えず、とにかく「かまって!」と、必要以上に距離が近い「かまってちゃん」。友人関係だったら距離を取るという...
子どもの“おねしょ”原因と対策…小阪有花が専門医と対談<上>
 子どもの心スペシャリストの私が先日、おねしょにまつわる記事「5歳過ぎてもオムツがとれない…意外な“おねしょの原因”とは...
ここから始まった…表紙を飾ったプリモフ“にゃんたま”で開運
「にゃんたま写真集」の表紙写真に選ばれた、プリモフにゃんたまω♪  きょうは、「にゃんたま」で開運したお話。 ...
介護施設と病院の違いは? 介護は病院に任せられないんです
 介護士を始めるまで、「虐待をしてしまうくらないなら、病院に入院してもらえばいいのに」と思っていたことがあります。素人か...
がん→子宮全摘まで“カウントダウン1カ月”の記録<恋愛編>
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー1年生です。がん告知はひとりで受けました。誰...
好きな男性が既婚者だった…引き際がジブンの価値を高める
 片思いが始まると、ついつい相手を追いかけてしまいがち。“ああ、まだLINEが返ってこない”“仕事中だから既読が付かない...
お姉にゃんとお庭でコロン 小粒“にゃんたま”は遊びたい盛り
 ニャンタマニアのみなさんこんにちは。きょうのにゃんたまは、まだまだ小粒っ子ω♪  坊やはどこから流れてここにやっ...
ママ友トラブルに巻き込まれた!穏便に済ますための方法は?
 “ママ友”という言葉が、あまり好きじゃない――。そんな人も多いのではないでしょうか。そのくらいママ友にはトラブルがつき...
友人関係も一瞬で壊れる 女同士の熾烈マウンティングLINE3選
 女同士の争いというのは、時として男性同士のそれよりも恐ろしいものです。取っ組み合いのケンカにはならない代わりに、態度や...