悲劇を繰り返す? バツあり元鬼嫁の“不屈すぎる”ハント精神

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-11 06:00
投稿日:2019-06-11 06:00
 “鬼嫁”のレッテルを貼られていた女性には、離婚をした直後から、次なる夫探しに余念が無い人もいるようです。周りから見れば「次の餌食になる男が、カワイソウ」としか見えない姿に「まもなく悲劇が繰り返される……」と感じる人もいるのです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな元鬼嫁の“不屈のハント精神”にまつわるエピソードを3選ご紹介します。

1:料理ができるフリをするために小道具を準備

「職場の先輩で、どう考えても鬼嫁としか言えない人がいて、ご主人から三行半を突きつけられる形で離婚しました。

 その人は、今年48歳なのですが料理もしないし、家事も苦手だそうです。

 でもこの前、『料理ができるフリをするために、家に食器と調理器具を飾った』って、得意げに話していました。

 男を家に呼んで、料理ができる雰囲気を出すのが狙いだそうです。

 そうやってまた、ダマされて悲劇の結婚をする被害者が出てくるのかぁ……って感心しましたね」(36歳女性/印刷)

  ◇  ◇  ◇

 料理をしないけれど、そうは見せないよう、小道具をセットして男性を騙そうとする元鬼嫁も。

 実際に手料理を振る舞う機会はつくらないよう、周到な口実で逃げ切るのでしょうか。

 それにしても、計算高いですよね。

2:嘘の離婚原因をでっち上げ

「飲み仲間の女性は、言っちゃ悪いけどホンモノの鬼嫁ってタイプ。

 実際、結婚していたときも夜遊びをやめずに深夜までお酒を呑み歩き、家事も料理も夫任せだったらしいです。それで案の定、離婚に至ったんですけど、どうやら再婚欲があるらしい。

 この前、飲み会で会ったら、元夫が浮気したせいで離婚したっていう聞いたこともない話をでっちあげて、男性たちの同情を買おうとしていました。

 参加者のひとりの男性はコロッとダマされている感じだったし、あの人が次なる被害者か……と思って見ていました」(40歳女性/マスコミ)

  ◇  ◇  ◇

 自分が原因で至った離婚でも、そうは言わずに、同情をもらえそうなエピソードをでっち上げる元鬼嫁も。

 真実を確認する術がないだけに、出会ったばかりの人ほど、あっさりダマされてしまいそうです。

3:ネコで釣ろうとするあざとい戦略

「最近、ネコ好きな人が増えているからでしょうか。

 私が知る元鬼嫁の50歳手前の女性は、離婚後にネコとひとり暮らしを始めて、そのネコをダシにして、年下男を釣ろうと必死です。

 ネコ好きな男ほど『ネコが好きな人に悪い人はいないよなー』とかって言っているのを聞いたこともあるし、動物好きな面をアピールして“優しい私”を印象付けようとしているのがミエミエなんです。

 男性がいる飲み会では、やたらネコを可愛がっているアピールが激しいんですけど、女性だけで飲んでいるときには『ネコの世話が面倒くさい』とか言っていて、そのギャップが激しすぎ。

 彼女にとっては、ネコも再婚のための小道具でしかないんでしょうね。

 ネコがカワイソウ!」(34歳女性/飲食)

  ◇  ◇  ◇

 動物を“小道具”のようにダシにする元鬼嫁……。正真正銘の性悪感がハンパありません。

 ちまたには、鬼嫁であることを隠し、再婚へ向けて意欲的な行動を繰り返す女性も珍しくないようです。

 コロリとダマされてしまう男性が、次なる被害者になるのは間違いなさそうですよね……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「気になる人」と「好きになる人」の違いとは? 自分の恋愛感情を6つの判断軸で考えてみよう
「気になる男性がいるけど、恋愛感情として好きになっているかはわからない…」と自分の気持ちに疑問を抱いている女性、必見。今...
恋バナ調査隊 2025-04-10 06:00 ラブ
「浮気してね?」男性の怪しい言動5選。意外でも深掘りしてみる価値あり
 今回は、男性の浮気を見破ったきっかけについて女性に話をうかがいました。中には意外な言動から見抜いた女性も! ちょっとで...
恋バナ調査隊 2025-04-09 06:00 ラブ
お花見デートの失敗談5選。飲みすぎ→リバースで大ヒンシュク! 桜とともに恋が散った…
 お花見デートのシーズン到来! 「気になる彼と約束してる」なんて女性もいるのではないでしょうか?  そこで今回は、お花...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
マッチングアプリの意外な成功談4選。まさかの恋愛成就、“加工詐欺”は悪い話とは限らない?
 今回は、マッチングアプリでの意外な成功談を紹介します。マッチングアプリには下心しかないヤリモク男が溢れている印象ですが...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
彼が萎える彼女の言動7選。遅刻、スマホチェック以外にクチャラー、口ヒゲもドン引きの対象に…
 彼にドン引きされた経験はありませんか? 今回は男性が「マジで萎えるからやめて」とドン引きする彼女の行動をご紹介します...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
既読スルーをくらって連絡が途絶えた…ラリーが続くやり取りとは? 思わず返したくなるLINEテク3選
 気になる男性からのLINEが途絶えると、「脈なしなのかな?」「また送ったら迷惑かな…」と考えてしまうでしょう。  そ...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
家事をしない夫への“プチ仕返し”3選。気が済んだら、上手に心を入れ替えさせるコツ3つで改善を
 今の時代は、夫婦共働き世帯が多いですよね。それなのに家事をしない夫に、イライラがつのって爆発寸前の妻たちも大勢います。...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「俺のこと好き?」LINEのダメな返し方3選。“真の正解のヒント”は彼との前後の会話にあり
 好きな彼から「俺のこと好き?」とLINEがきたら、あなたはどう返すでしょうか?  3人の男性に「これは嫌だな」「ちょ...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「腐れ縁でも寂しくなる」社会に強い不満を持つ55歳男性の別れの予感
「冷酷と激情のあいだvol.240〜女性編〜」では法律婚を選択せず交際10年を迎えた、一回り上の恋人・ハルトシさん(55...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
老害予備軍それとも男の更年期? ひと回り上の恋人の豹変ぶりに慄く43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
【漫画】「彼女のフリをして欲しい」そんな顔で見ないで…元同僚がたくらむ“偽装恋人”計画『プラチナム』#3
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】元同期のシゴデキ男が「俺の時間、体で返してくれ」。それってどういう意味?『プラチナム』#2
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】同期NO.1男と5年ぶりの再会…「今日は会えてよかった」と彼が耳元で囁いた『プラチナム』#1
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
浮気男の「10年待ってる」にグラリ…女心をかき乱す元彼からの嬉しいLINE3選
 元彼と別れた原因によっては「復縁は絶対にしない」「戻っちゃダメだ」と思うこともあるでしょう。でも、元彼からこんな嬉しい...
恋バナ調査隊 2025-04-05 06:00 ラブ
いい男はシェアする時代? 呉服屋・イケメン若旦那の色仕掛け営業「僕が見立てたんですが…」#1
 不倫の多くには、「後ろめたさ」「嫉妬」が付きまとう。でも多様性の現在、イケメン男性やハイスぺ男性と「シェア不倫」するの...
蒼井凜花 2025-04-04 06:00 ラブ
雨でドタキャンされても諦めない! 男心をくすぐる6つのモテテク
 待ちに待った好きな人とのデート。雨でドタキャンになったらガッカリしますよね。そこで今回は対策を6つ、ご紹介します。
恋バナ調査隊 2025-04-04 06:00 ラブ