季節が変わったことにようやく気がついた 2023.6.7(水)

小原玲 動物写真家
更新日:2023-06-07 06:00
投稿日:2023-06-07 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 6月6日から、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」に入ったんだって。

 稲や麦などの穀物の種をまく季節という意味があって、田植えの時期の目安にされているそうだよ。芒種を終えたら次は「夏至(げし)」、1年の中で昼が最も長い時期だよね。

 詳しいことは知らなくても、こうして季節を表現する言葉を聞くと、改めて「日本には四季がある」と気づかされる。

 もちろん忘れているわけじゃないんだけど、仕事や家庭のことで頭がいっぱいになっていると、季節や温度の変化に少し鈍くなるみたい。

 だけど落ち込む必要なんてなくて、たまたまそんな時期なだけ。あとになって「あの時は季節を忘れるくらいがんばっていたんだな~」と思う日がきっと来るはず。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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