ジューンベリーの実を大量収穫♪ 365日見て食べて幸せ過ぎる

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-05-24 06:00
投稿日:2023-05-24 06:00

ジューンベリーの収穫。ライバルは小鳥?

 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんでは、昨今のブームがやってくるはるか前から、ジューンベリーを迎えておりました。

 厳密に申し上げると植物オタクである先代社長の奥方が早々に目をつけ、鉢植え果樹として育てておった次第。水やりは自然に任せ(雨って意味ね)、肥料もあげず(ミミズを働かせるだけね)、植え替えもせず(気まぐれに売れ残りの鉢植えの土を上から足しただけね)なのに、春になれば花が咲き、気が付けば実となり、秋には美しい紅葉となるので、みなで愛でております。

 先代の奥方はワタクシに負けず劣らず、“ほっぽらかし園芸”の大家(たいか)。実が赤く染まって、黒く熟すようになってきた今時分には「早く収穫しなきゃ!」と言っているのですが、仕事に追われまくっているうちに失念。「あーまた鳥に先越された!」と悔しがるのが、毎年の恒例行事でございます。

 店先や周りにさまざまな樹木を置いてあるせいか、小鳥がやたらと遊びにやってくるのですが、猫店長は全く役に立たずで仕方ないですな。

 というわけで、もうおわかりでしょうか。ジューンベリーの最大のデメリットは「鳥害」! もっとも、大量の鳥が襲ってくるわけではありません。可愛らしい小鳥たちがチョコチョコ食べにくるので、ちょっとしたフン被害はあるのですが。

 フンが苦手だという方は、早く実を収穫してしまうか、食べられないよう網を張る対策が必要かもしれませんな。不思議なもので、鳥は収穫が早すぎる実は食べないんですよね~、よく見てるのね~。ビックリします。

おいしい食べ方をご紹介

 紫色に熟した実はそのまま食べても、ジャムや果樹酒にしても美味。ジャムは煮てからミキサー処理をし、裏ごしすることをオススメいたします。

 その裏ごし作業が面倒なワタクシは、収穫した実のまま冷凍し、ブルーベリーやラズベリーなど他のベリーが大量収穫できたのち、一緒に軽く煮て、コンポートにします。

 ヨーグルトやバニラアイスと一緒に食べるともう格別! 煮崩れたら、レアチーズ+ヨーグルトと一緒にマーブル状に混ぜ合わせ、冷やし固めて、アイスにしても絶品です。

 ベリー系はスーパーで買うと高いので躊躇しますが、果樹は一本育てると見て楽しく、たくさん収穫できるものも多いので、大いに楽しめますわよ。一家に一本、ぜひお試しあれ!

 ジューンベリーの白いお花が、アナタのお家に喜びと幸せをもたらしてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


買い物と恋愛は似てる? 人はなかなか手に入らない物が好き
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仏人男性が「仏花」を彼女に贈ってしまった…仏壇に供える花の定義とは?
 少し前にフランス人男性が、お仏壇に供える花束だと知らずに日本人のガールフレンドにプレゼントした話がSNSで話題になって...
自虐戦略に乗っかる? ドンキ新業態「ドミセ」のドすべりはなぜ不発だった
 ドン・キホーテ(以下「ドンキ」)の新業態「ドミセ」が話題です。売れると踏んで売り出したオリジナル商品の中で、目標売上額...
ぐにょっとした虫の感触が恐怖! トラウマ級エピと嫌いを克服する方法
 この季節、頭を悩ませるのが「虫」です。特に虫嫌いの人にとっては、生活するのに支障が出るくらい虫の存在は恐怖そのもの……...
猫のたまり場でパチリ! 憧れの茶トラ兄貴の立派な“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
街の「表と裏」 バックヤードからしか見えない風景がある
 人が行き交う華やかな表通りの裏の顔。  すべてがピカピカってわけじゃないけれど、人も街も一面的ではないからね。 ...
子育てしながら“がっつり”働く最適なタイミングは「年長さん」の結論
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「色の白いは七難隠す」の「七難」は何を指すの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や表現、地名など...
お嬢様、「ニーゼルミューカス」って何ですの? 上品すぎる“おLINE”3選
 育ちのいい女性は、言葉遣いも上品ですよね。特に、裕福な家庭のお嬢様は異次元に上品すぎる言葉遣いをしているもの……。  ...
何歳で片付ける? リビングに置いたベビーゲートを撤去した
 5歳と2歳半の子どもを育てています。先日、子どもが生まれてから設置していたベビーゲートをついに撤去した我が家。きっかけ...
ぽっちゃり体型見て妊娠と断言するなんて…ドン引きした「親戚エピ」5選
 非常識な人を見ると「あんな風にはなりたくないな」と距離を置いたりするものですが、非常識なのが親戚となると話は別。身内と...
耳がちょっぴり痛いかも?「世間知らずの大人」がたどる怖~い末路
「自分は世間知らずだな」と最後に思ったのはいつですか? もしも思い出せないくらい昔なら、ちょっと自分の住む世界が狭くなっ...
最後に乗ったのは誰? 観覧車の思い出と窓の中に見えた夢
 最後に観覧車に乗ったのはいつだったろう?  かつては親にせがんだものだけれど、いつの間にか自分がその立場になって...
共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。...
もうプレゼント選びに迷わない! 40代女性が欲しいものテッパン5選
 欲しいものは、年齢によって変化するものです。だからこそ、プレゼントを贈る時には、年齢に合わせた好みがわからないと迷って...
「ChargeSPOT」活用で充電忘れてもブルー回避! 2023.8.31(木)
 外出先でスマホのバッテリーが切れそうでピンチ! だからと言ってモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも重いし、荷物になりま...