身体のSOS見逃さないで!「鉄分不足」で生じる不調サイン5つと改善策

コクハク編集部
更新日:2023-06-23 06:00
投稿日:2023-06-23 06:00
 毎日忙しく過ごしていると、ついつい自分の身体のサインを見逃しがち。「これくらい大丈夫」と高を括っている人も多いでしょう。いつもと違う変化を感じたら、早めに対処しなければ、のちのち後悔するかもしれません……!
 今回は女性に多い鉄分不足のサインと対策をご紹介します。

見逃したくない、鉄分不足5つのサイン

 健康を維持するためには、さまざまなサインに気づくことが大切です。これからご紹介する項目に当てはまる人は、鉄不足かもしれません。

1. 倦怠感があり、疲れやすい

 最近「疲れやすくなった」「倦怠感が取れない」という人は、鉄分不足が原因かもしれません。

 鉄分は体内で赤血球の一部として血液中の酸素を運ぶ役割を担っているので、鉄分が不足すると酸素がうまく運べなくなり、筋肉中の酸素を使うことで筋肉が酸欠の状態になり、疲れやすくなったり、倦怠感が出てきます。

2. 顔が青白い

 鏡を見た時、「顔が青白い」と感じている人も要注意です。青白い顔は鉄分が不足しているサインのひとつで、赤血球が少なくなっている証し。

 爪や歯茎もチェックしてみましょう。どちらも青白く感じる場合は、病院で診てもらったほうがいいかもしれません。

3. 心拍数が高い

 成人の安定時の心拍数は、1分間に正常値60〜100回といわれていますが、これ以上高い場合にも鉄分不足の可能性があります。

 ただし普段からランニングなどをしている人は、運動時に心臓が効率的に血液を送るため、平常時は低い傾向に。日頃から健康管理の一環として、自分の平常時の心拍数を知ることも大切です。

4. 手足が冷えている

 年中冷えに悩む女性は多いですが、手足の冷えも鉄分不足が原因となっているかもしれません。

 四肢が冷えるのは、末端への血液の流れが少ないということ。鉄分が十分であれば、酸素が含まれた血液をしっかりと届けられます。

5. 動悸がする

 動悸も鉄分不足のサインのひとつです。鉄分不足によって酸素を体内にうまく運搬できなくなってしまうからです。

 酸素が行き渡らず、一生懸命に運搬しようと心臓の拍動回数を増やすことになり、それが動悸として表れる場合があります。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


クールな彼女のフェロモンにメロメロ“にゃんたま”をパチリ
「ちょっとおまいさん……にゃんたまω撮られてるよ?」  きょうは、涼しい風が吹く、日暮れデート中のにゃんたまにロッ...
「私だけ仕事量が多い…」リモートワークでのトラブル回避術
 働き方がガラッと変わり、オンラインの会議が増えたり、1ヶ月フルリモートになった方も多いと思います。  最初は、「上司...
人間関係の断捨離方法!良縁だけを残してストレスフリーに♡
 着なくなった洋服、使っていないコスメ、なんとなくとっておいただけの紙袋……今回のコロナ自粛を機にお部屋の掃除も兼ねて断...
SやDENは何の略?マンションの間取り図からわかること-前編-
 マンションを購入しようと思ったときに、必ず確認する間取り図。間取り図を見ているだけでなんだかワクワクしますよね。 ...
おうちで楽器を楽しもう!楽しい時間を増やしてストレス発散
 おうちで楽しい時間を過ごすために楽器の練習を始めてみました。曲が弾けるようになってくると、楽しい気分になるのでストレス...
白い毛並みにピンクの肉球…下から覗く“にゃんたま”の背徳感
 きょうは透明ボードの下から“猫の裏側”を観察です。  真っ白な毛並みにピンク色の肉球がたまりません。  そ...
富と名誉と愛の花「シャクヤク」 咲かせるポイントも解説!
 5月も中盤を過ぎると、チラホラと本格的に初夏を感じる日もやって参りました。  現在ロックダウン中のイギリスに住む...
手術が終わって感じた「世界はこんなにも静かだったんだ…」
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
飲み物リラクゼーション!お家でのリフレッシュはお茶で解決
 お家でお仕事をしている人は、リフレッシュにお茶を入れることも多くなったと思います。なるべく温かいお茶を飲んで、体の内側...
まさに神レベル!圧巻の大きさを誇る“にゃんたま”様の微笑み
 にゃんたま崇拝のみなさま、お待たせしました。  きょうは、圧巻の大きさを誇るにゃんたまω様です。  御覧く...
人間関係や身のまわりの環境を良くする「2:8の法則」って?
 家族や友人、仕事の環境など、私たちはたくさんの人とかかわり合う必要があります。しかし、この人間関係、全てを全力で頑張っ...
「ハッピーフロッグ」の謎…カエルはなぜ縁起がいいの?
 カエルは縁起がいいと言われることがあります。私の場合、祖父の代からカエルの置物を集めているのですが、祖父も「無事かえる...
女友達と喧嘩したらどうする?おもな原因&5つの対処方法
 女友達という存在は、とても大きなもの。思い切り愚痴ってストレスを発散することもできれば、辛い時に支えてくれることもある...
甲状腺摘出手術は大成功も…声は出ず焼けるような傷口の痛み
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
“適度な運動”ってどのくらい? 健康的に行う目安&方法!
「適度な運動をした方が良い」と聞くと、軽いジョギングや柔軟体操などをイメージする方も多いでしょう。でも、実際のところ“適...
コロナ自粛中のイライラ育児は仕方ない! どう乗り越える?
 突然やってきたコロナ自粛。緊急事態宣言を境に、生活が一転したご家庭は多いでしょう。ウイルスと戦うという根本的な問題はあ...