暑すぎて汗だくな夏のアクセサリー問題!変色やトラブルを防ぐ工夫は?

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2023-08-02 06:00
投稿日:2023-08-02 06:00
 おしゃれに欠かせないアイテムである「アクセサリー」は、一年中愛用している人も多いですよね。でも、多くの女性を悩ませるのが「夏のアクセサリー問題」です。
 汗をかく夏にアクセサリーをつけていると、変色したり、最悪の場合、金属アレルギーになってしまったり……。今回は夏でもアクセサリーを楽しむために、原因やトラブルを防ぐコツをご紹介します。

夏のアクセサリー…汗でアレルギーや変色が起こる原因

 まずはなぜ夏にアクセサリーをつけていると、アレルギーや変色が起こってしまうのか、原因を見ていきましょう。

1. 汗による「硫化」

 夏にアクセサリーをつけていたら、黒ずんだり、変色してサビてしまったりした経験は誰しもあるでしょう。これは、汗や皮脂が触れた状態でアクセサリーを放置する時の「硫化」という化学反応が原因。

 シルバーアクセサリーの銀と硫黄が反応すると、「硫化銀」という物質が黒ずみとなって現れるのです。ほかにも、空気や硫黄が含まれた温泉に触れたり、化粧品などに反応してしまう場合もあります。

2. 汗による「イオン化」

 夏にアクセサリーをつけっぱなしにしていて、金属アレルギーになってしまった人は多いですよね。汗によってアクセサリーから金属が流れ出すと、イオン化し「金属イオン」になります。

 そして、汗に反応して作られた「金属イオン」が皮膚のタンパク質と結合すると、体が異物だと判断してアレルギー症状を起こすのです。

夏のアクセサリー問題…汗による金属アレルギーを防ぐ方法

 アクセサリーによる金属アレルギーや変色の原因がわかったところで、まずは、金属アレルギーを予防する方法を見ていきましょう。

1. 金属の種類をチェックする

 アクセサリーをつける時には、金属の種類を認識することが大切です。特にニッケルやクロムが多く含まれるアクセサリーは、金属アレルギーになりやすいでしょう。値段は高くなりますが、純度の高いプラチナやゴールドを使ったアクセサリーのほうが、アレルギーになりにくいと言われています。

2. 肌に直接触れない工夫をする

 金属アレルギーになるのは、肌に直接アクセサリーが触れた時です。そのため、汗をかきやすい夏場はネックレスなら服の上からつける、ピアスなら肌に直接触れない「ピアスコンバーター」を使ってつけるなど、肌に触れない工夫をするのが効果的です。

3. 安全な素材に置き換える

 最近では、チタンやセラミック、樹脂、サージカルステンレスなど、アレルギーになりにくい素材を使ったアクセサリーも販売されています。

 アレルギーになってしまう前に、安全な素材を使ったアクセサリーを購入するよう心がけるとアレルギーを未然に防げますよ。

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


プレ更年期でニキビ?女性ホルモンの乱れが…【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【夏の脇汗】毎シーズン悩む…洋服の黄ばみ&ニオイどう防ぐ
 夏になると多くの人を悩ませるのが「脇汗」ですよね。洋服の種類によっては、くっきりと脇汗部分だけ色が変わって、黄ばみやニ...
2022-06-15 06:00 ビューティー
実感!偉大なる“おばあちゃんの3大教え” 2022.6.14(火)
 おばあちゃんっ子です。母が病弱だったこともあり、小さな頃からしょっちゅう祖母の家に預けられていました。大学も祖母の家か...
梅雨・台風の不快を減らしたい!1日1分の耳穴ストレッチ<前>
「梅雨の時期や台風が多い時期は、なぜかカラダの具合が悪い……」という人は、意外と多いのではないでしょうか。それは自律神経...
疲れ目対策&美鼻狙いで「耳穴ストレッチ」1日2分でOK<後>
 前編では、骨格矯正士の清水ろっかん氏の著書「『聞こえ』がよくなる! 耳穴スイッチ」(世界文化社)から、「気象病」を治せ...
髪色より眉色チェンジ!垢抜け狙いの時短メイクは目元がカギ
 メイクのテイストを変えるなら、“眉色”に変化をつけるのも人気ではあるけれど、せっかく眉を変えても「なんだか垢抜けないか...
やせたいのに食べてしまう!脱・過食は歯磨き粉を味方にする
 ダイエット中、やせたい気持ちとは裏腹に食べてしまった経験はありませんか? そのたびに自己嫌悪に陥り、さらにストレスで過...
低用量ピル愛用歴10年でドクターストップが!2022.6.9(木)
 ここ数年ですっかり身近になった低用量ピル。周囲にも「飲み始めたんだ~」と気軽に話してくれる友人が増えてきました。しかし...
梅雨の湿気で髪ボンバー!「ボサこ&ぺたんこ」お悩み別対策
 湿気の多い梅雨の季節は、髪に関する悩みが尽きませんよね。ボサボサになって広がってしまう人、うねってしまう人、ぺたんこに...
「黒目を大きく見せるメイク」習得すべし!やりがちNGも紹介
 ポイントメイクの中でも、多くの女性が重要視しているアイメイク。アイメイクのトレンドは変わっていくものの、黒目の部分が大...
万年ダイエッター卒業? 夏までに無理せず緊急ダイエット5選
 ダイエットは、女性にとって永遠のテーマです。「年中、ダイエットをしている」なんて人もいれば、なんらかの理由で「すぐに痩...
2022-06-04 06:00 ビューティー
【ドラコス3選】ギョッ!シミ・シワのケアは毎日の習慣に
 久しぶりにデパートのコスメカウンターに座って鏡を見た時に、自分の目元のくすみにギョッとしてしまいました。デパコスを買う...
「本気デートに合うバッグ」男性は金銭感覚も見てるんだと!
 大好きな彼とデートに行く時、メイクや洋服のコーディネートはばっちり決めていくのに、バッグに関してはいつもの使い慣れたも...
痩せられる人と痩せられない人には明確な“境界線”があります
 女性の多くは、ダイエットを経験しているでしょう。でも、「結果を出せた!」という人は、意外と少ないもの。どうして同じよう...
「刈り上げ女子」への疑問 伸びてきたらメンテどうしてる?
 最近増えている「刈り上げ女子」。下ろしていればいつも通りのスタイル、アップにすればクールな印象になり、2WAYのスタイ...
叶姉妹は無理でも40女のセクシーメイクは“カモメ”を意識して
 家事や仕事、子育てに奮闘する30代を過ぎ、少し落ち着いてくるのが40代。あらためて、女性としての色気や魅力を大切にして...