韓国DJセクハラ訴え、藤川らるむの露出が物議…下品とセクシーの境界線

コクハク編集部
更新日:2023-08-18 06:00
投稿日:2023-08-18 06:00

DJ SODAのセクハラ訴え騒動から考える

 韓国出身の人気DJ、DJ SODA(35)が、今月13日に大阪府内で行われた音楽フェス「MUSIC CIRCUS'23」出演時に性被害に遭ったと訴えた問題が大きな波紋を広げている。

 DJ SODAは14日、自身のX(旧Twitter)で、公演中に一部の観客から胸を触られる被害に遭ったとし、写真を添えて《DJをしてから10年たちますが公演中にこんなことをされたのは人生で初めて》《あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています・・・》などと投稿した。これが大きな反響を呼び、韓国でも大きく取り上げられた。

 一方、当時の彼女は背中を大きく開けた露出度の高い衣装を着ていたことから、心ない批判も出ている。

 それらに対し、DJ SODAは、

《私がどんな服を着いたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない。私はいつかこの言葉を言いたかったです》

《私は露出した服を着るのが好きで、これからもずっと着ていくつもりです。だからみんな服装に干渉する人たちの顔色を伺わず、着たい服を思う存分着ながら生きよう!!》

 と主張。当然、痴漢行為は許されないが、

《露出の多い服でファンとハグ 今まで起きなかった事が奇跡かも》

《フェスで水着姿で観客のとこ行く必要ないし、そういうマーケティングにも疑問》

 などといった公の場でのファッションを巡って賛否が相次いだ。

モデル・藤川らるむのSNSが炎上

 時を同じくして、モデルの藤川らるむ(20)のSNSの投稿が炎上。藤川は自身のⅩで、《この服でも私は電車に乗るタイプです》と胸元の大きく開いた露出度の高いワンピースで、乗車している写真を掲載。

《見せる仕事? 日本人なら節度大切 何でも有りではありませんよ》

《服は自由ですね。ただTPOも考えるのも大人としてのマナーです》

 などと批判が殺到し、藤川は、

《昔から思うけど私がどんな服着てても、そんな服着てる方が悪いって風潮いつになったら終わるの?笑 普通に犯罪者が10000万%悪いし 私が犯罪者のために好きな服着る気持ち制限するの、なぁぜなぁぜ?》

《電車に乗るのに正装とかあるんですか》

 と反論。しかし、苦言を呈す人は批判ばかりでもなく、同性の立場から心配する声も多数だ。

下品とセクシーの境界線は?

 ファッションとして露出した服が好きで、自分が好きなように身に着ける自由もある。ただ同じ露出した服でも「下品」だとみなされる場合もあれば、「セクシーでおしゃれ」と評される場合もある。その“境界線”はなんだろうか?

 内外美容家でミスコン審査員の鈴木絢子氏が言う。

TPOも重要

「まずはおしゃれには、TPOも重要です。セクシーが許される場、そうでない場もあります。セクハラは論外として、公共機関やオフィスでのノースリーブは目のやり場がないので困るという男性の意見もありますよね。

 配慮できるのも品のある女性です。また、おしゃれに見えるかどうかは、露出の加減が大きい。たとえば、上半身も下半身も露出してしまうと、下品に見えがち。胸元だけ、太もも、ヒップラインだけなどとポイントに絞ると下品に見えにくい。背中やウエストなど自分の自信があるパーツを出すと良いですね。

 ちなみに一般的に太っているほど露出したときにセクシーより下品に見えてしまう傾向があります。そして、おしゃれに見えるかどうかは、実は見る側がどうとらえるかが重要。年齢が高いほど露出の面積を気にする必要があります」

 下品も品のうちではある。それでも、自分自身が輝き、ハタからみておしゃれに見える着こなしを研究する努力は惜しまずにいたいですよね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


40代のインナーカラー ど派手“痛おばさん”を回避する注意点4つ
 髪の毛の内側だけにカラーを入れる「インナーカラー」は、若者から50代くらいの女性まで、広い世代に流行していますよね! ...
オートファジーダイエットって?16時間の“軽い断食”を成功させるには
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
バズコス「おいせさんコスメ」スプレー2種、お浄め効果を試したら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
女性のメイクが嫌いな彼氏対策!方法3つで我慢せずに化ける
 男性の中には、女性のメイクが嫌いな人も多いですよね! 中には、付き合った彼氏に「メイクをしないで」と言われ、悩んでいる...
生理休暇は女性の権利!「ずるい」と思われない賢い伝え方
 生理で著しく就業が困難な女性に認められる「生理休暇」ですが、実際に活用している人は少ないようです。というのも、まだまだ...
「限定コフレ」にご用心!悲しすぎる失敗から学ぶ賢い買い方
 クリスマスやバレンタインなど、イベントごとが近づくと発売されるコフレ。イベントで高揚した気分も相まって、「さまざまなア...
どこでしくじった? 30代からどんどん綺麗になる人の秘密4つ
 20代の女性はどんな女性でも若さに溢れて美しいですが、30代を過ぎた頃から見た目に大きな差が開いてきますよね。30代を...
ハンドクリームはシーン別に揃えよう 冬乗り切る3アイテム
 乾燥する冬は手肌のかさつきが気になります。手洗いや水仕事後の、小まめなハンドケアが必要ですよね。ハンドクリームをシーン...
あーイライラ!“鉄板”漢方でプレ更年期と戦う【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
20代メイクフェチがお伝えしたい! 劇的に垢抜ける「ハイライト」術
 アラフォー女性のみなさん! ツヤ肌に見せたいからといって、顔中あちこちにハイライトをのせてギラギラにしてしまっては、せ...
「漢方の基本」プレ更年期世代の素朴な疑問10【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
amazonで常に上位!男を惑わす「フェロモン香水」試したら
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
単品より定食!? ダイエット中なのに外食が多い人のメニュー選び
「外食=太りやすい」というイメージが強いため、ダイエット中はできるだけ避けたいと思う人も多いはず。でも仕事が忙しいと、つ...
“ヘアアレ”下手回避!意外と知らない「スタイリング剤」の種類&選び方
 女性にとって、ヘアスタイルは重要なポイント! 毎朝、鏡に向かって髪の毛と格闘している人も多いのではないでしょうか。理想...
マスクを外したくないけどー!素顔バレの葛藤を乗り越える法
 コロナ禍でマスクが欠かせない生活が3年も続いています。最初は息苦しさを感じていたものの、いざマスクを外すとなると、マス...
黒ゴム注意報発令!「老けて見えない」まとめ髪で脱おばさん
 まとめ髪をした自分が鏡に映って、「なんか老けた?」と悲しくなったことはありませんか? 若い頃は、何も考えずにささっとま...