更新日:2023-10-20 16:17
投稿日:2023-10-13 06:00
幸せな思い出に涙
――あの時、両親を説得できなかった自分がすごく悔しい。弓香が婚約したと聞いて、改めて弓香の存在の大きさを知ったんだ。バカだったよ……。
敬一は唇を噛みしめました。自分から振ったとはいえ、いざ私が他の男性と結婚するとなると、後悔が押し寄せて来たのでしょうか。
――そんな……今さら……。
私は目を伏せました。
――ごめん、今の言葉は忘れてくれ……。弓香が幸せならそれでいいんだ。じゃあ、元気で。
踵(きびす)を返した彼の手を引いたのは私のほうでした。
――待って……。そんなふうに呆気なく言われると、私、幸せになれない。
いつの間にか、私の頬をひとすじの涙が伝っていました。英明さんという素敵な婚約者がいても、やはり敬一と過ごした3年間もの日々はかけがえのないものでした。いざ、彼を目の前にしてみると、幸せな思い出があふれてきて……。
タクシーで六本木に
――弓香、大丈夫?
彼の手が私の肩に置かれました。大きくて温かな手です。
――大丈夫じゃないわよ。なぜ、このタイミングなの……?
私は駄々っ子のように、語気を荒らげました。やっと失恋の痛手を乗り越えて英明さんとの未来を築こうと決心した矢先、こんな残酷な再会があるでしょうか。
――どうしたんだ。落ち着いて。
――落ち着けるわけないじゃない! なぜいつも悲しませるの?
そのひと言が敬一の心を揺さぶったようです。彼はその場でタクシーと止めて私と乗りこみ、六本木の外資系ホテルの名前を告げたんです」
エロコク 新着一覧
既婚者合コンで出会ったAさん(48歳・銀行マン)と、ついにベッドインしてしまったI美さん(42歳・ウォーキング講師)は...
レズビアンでありながら、男性客を相手とする性風俗業に飛び込み、やがてSMに目覚めたという慧梨香さん(45歳、セラピスト...
落ち着いた藤色が大人っぽい「サティスファイヤー デュアルプレジャー」。
クリトリスに振動刺激を与えながら吸い上...
知人女性に、「夫はもう自分を女として見てくれず、セックスレス」との悩みを打ち明けたI子さん(42歳・ウォーキング講師・...
極細の先端でクリトリスを集中的に刺激するタイプのローターが、じわじわ増えています。派手さはないものの、確実にオーガズム...
男女ともに「個人を尊重した、自由な生き方」が叫ばれる昨今、出会いの場にも「多様性」が浸透しています。その一つが、既婚者...
アウトドアで定番の“十徳ナイフ”ってありますよね。ハサミや缶切り、コルク栓抜きなどがコンパクトにまとまったものですが、...
ついに14歳年下の大学生・Dさんと一線を越えてしまったY美さん(35)は、久しぶりのセックスに耽溺する。正常位でまぐわ...
大人っぽい赤色が上品な「スヴァコム フェニックス ネオ」。生クリームをギュッとしぼり出したようなフォルムで、外と中の両...
14歳年下の大学生・Dさんとラブホテルに入ったY美さん(35)は、大人の女のテクニックを見せつけるように、熟達したフェラ...
Gスポットはいまだ謎の多い魅惑の性感帯。一説によるとクリトリスの一部で、表に見えている豆のような部分から長く伸びた足が...
ついに14歳年下の大学生・Dさんとラブホテルに入ったY美さん(35)は、ホテルのドアを閉めるなり、彼と抱きしめ合った。...
「ヒステリア」という実話ベースの映画があります。日本公開は2013年。ヒステリーの語源はウテルス、すなわち子宮です。
...
35歳の人妻・Y美さんが恋に落ちてしまったのは、14歳年下の大学生Dさんだ。
息子のサッカー教室のコーチにとして毎...
新型コロナウイルスで売り上げが減った事業者に、国が支給する持続化給付金や家賃支援給付金。個人事業主である筆者自身も申請...
数年前から「女性器をマッサージした方がいい」というアドバイスをあちこちで見聞きするようになりました。
中には「...