おひとり様全盛時代でも? 老後こそ“コミュ力”がものを言う

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-12-15 06:00
投稿日:2023-12-15 06:00
 ぶっちゃけ、私はあまり人づきあいが得意なほうではありません。一人のほうが気を遣わなくていいし、楽だから。
 これからはサブスク全盛のおひとり様時代、孤独とは無縁の生活できそう! と思っていたのですが、先日その考えが揺らぐ出来事がありました。

お金だけあってもダメ

 

 

 

老後の充実度はアクティブさで決まる

 時々、ふと考えます。

 私って、老人になっても幸せな引きこもりライフを送れるんだろうか? と。

 先日実家に帰ったのですが、そこでコーヒー好きの父がお茶会を開催していました。

 近所の顔見知りに声をかけて、月に何回か集まっているんだそうです。

 聞けばけっこう前からやっているらしくて、正直すごくびっくりしました。みんなすごく楽しそうに話してて、解散が名残惜しそうだったのが印象的です。

 その時、シニアになってからは“コミュ強”しか勝たんのでは…? と思ったんです。

 どんなに充実した時間を過ごしていても、一人だと心配なことがたくさんあります。

 現実問題、もし事故に遭っても、人づきあいが少ないと気づかれにくいと思うんです。

「プライベート第一」の精神を忘れずに

 そして身内以外の人と接する機会を持っていると、きちんとした身なりを心がけるようにもなりますしね!

 ですが、そのチャンスは受け身のままでは絶対に現れません。だから自分から動かなければいけないのです。

 ちょっと面倒だなと思うかもしれませんが、多少無理をしてでもやるべきです。

 みなさんの周りにもシニアの方はいらっしゃると思いますが、イキイキとされている方はよくお友達と出かけていませんか? もしかしたら、若さを保つのにも繋がるのかも…!

 そこそこのお金があれば、おひとり様でも不自由なく生活できると思います。でも、人づきあいなくして充実した老後は来ないと心に刻みましょう。

 早めに考えて損はなし! みなさんは、どんな老後を過ごしたいですか?

登場人物紹介

ヘビ森さん:どろんぱの常連客。会社ではシュッとしたイケオジ社長で通っているらしい。酒癖が悪く、常に上から目線。でもママには頭が上がらない。

ママ:どろんぱのママ。何十年来の付き合いをしているお客さんがたくさんいるが、誰も本当の年齢を知らない。ママいわく、「アタシの老後はまだずっと先」。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


育休明けのモヤモヤがしんどい。先輩ママの体験談から紐解く3つの解決法
 育休明けのママたちは、職場復帰するにあたって多くのモヤモヤを感じているようです。子供と仕事と生活の間で、ベストな答えを...
透明ボードの下から失礼しますよ♡ 不思議&かわいい空飛ぶ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
未来のような街の先に…
 未来のような街は、まるで先の見えないトンネルのよう。  その先にあるものは明るいものであってほしい。
ほっこり癒し漫画/第77回「もふもふサマー」
【連載第77回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【難解女ことば】蒲魚、何て読む? 予測変換出てこない…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
8年前に“ゆるFIRE”した男 新NISAより確実なリターンは自分への投資
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
母親は夢を諦めなきゃダメですか?夫を「支えてあげて」の言葉が悔しい
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活をしている。  夜...
浮気より酷い夫の裏切り SNSには私の知らない「もう1人の彼」がいた
 かつて漫画家を目指していた夫婦の絵里奈と拓郎。双子の子供ができたことを機に、夢を諦め堅気の生活を暮らしている。 ...
妊娠妻の電話に出ない…いまだ夢見る漫画家志望の夫とワンオペ妻の軋轢
 初夏の印象が霞むほどの汗ばむ陽気の午前中。  林絵里奈は井の頭公園の池のほとりのベンチに腰を掛け、在りし日のデー...
「晩ごはん何?」焼肉、すき焼き却下でもやし炒め! 家族間攻防LINE3戦
 仕事で疲れて帰宅した時、一番楽しみなのは晩ごはんですよね! とはいえ、主婦としては毎日の晩ごはんのメニューを考えるのも...
【ファミマ】コンビニ衣類正直レビュー、ショーパンゆる履きはOKだけど
 ファミリーマートとファセッタズム(FACETASM)のデザイナー落合宏理氏が共同開発した衣類「コンビニエンスウェア」。...
【独自】すいかばか初の“夕方専用すいか”、気になる出来栄えは?
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
インフルエンサー退職願望のアラフォー、“発信=スキル”なる大きな勘違い
 普通の会社員を続けることに不安を感じる女性が増えています。周囲に自分の才能を活かして稼いでいるがいると、「自分も何か発...
職場やママ友“ケチな人”との付き合い方5選 1円単位で文句ブーブーは勘弁
「この飲み会、私はあまり飲んでないから、あなたたちが多めに払ってくれるよね?」「ここの料理、5,000円もするの? え〜...
背徳感がたまらにゃい♡ ガラステーブルの下から見る涼し気“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏場の観葉植物、様子が変!間違った育て方、救済法、最新便利グッズまで
 危険な暑さが続く夏。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は古い平屋の建屋のため、エアコンをフル活用しても、毎日が熱中...