「モヤシのスパゲティ」お安いモヤシで作る簡単イタリアン

コクハク編集部
更新日:2019-07-21 06:00
投稿日:2019-07-21 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・西大橋駅近くのイタリアン「トラットリアパッパ」の松本喜宏さんに、節約メニューにもなる「モヤシのスパゲティ」のレシピを教えていただきました。

基本料理を簡単アレンジ

「魔法のレストラン」(毎日放送)などのテレビ番組やラジオ、グルメ雑誌、専門誌と、数多くのメディアに取り上げられている松本さんは最近、YouTubeで料理の紹介を始めたそうです。

「“ユーチューバー料理人”として、レシピや作り方を配信していこうと思っています。第1回はパスタの基本であるアーリオオーリオペペロンチーノでした」

 今回はそれを斬新に、そして、簡単にアレンジしたレシピです。

「アーリオオーリオに、モヤシを追加するだけでは少し物足りない。そこで、グレープフルーツを足しました。レモンやユズ、スダチではダメなんですよ。酸味と甘味と香りがあるのがポイントですね」

 奇妙な組み合わせに思えるが、これが、食べてみると不思議と合うんです。口の中で絶妙のハーモニーを奏でてくれます。「とどめにどうぞ」と一緒に出してくれたのは、45度のグラッパ。これはシメの一品に最適ですね。

材料(4人分)

・スパゲティ 320グラム
・モヤシ 2袋
・グレープフルーツ 1個(果汁200㏄)
・パセリのみじん切り 少々
・ニンニク 20グラム
・鷹の爪 少々
・塩 少々
・オリーブオイル 100㏄

作り方

1. 鍋に湯を沸かして塩を入れ、スパゲティをボイルする。茹であがる1分前にモヤシも入れて一緒に茹でる。
2. フライパンにオリーブオイル(60㏄)、ニンニク、鷹の爪を入れて火にかける。ニンニクに色が付いてきたら、パスタをボイルしている湯(90㏄)を加える。
3. スパゲティとモヤシがボイルできたら、2のフライパンに入れて火にかけてよく混ぜ、水分がなくなってきたらグレープフルーツの果汁を加える。最後に塩で味を調えてパセリとオリーブオイル(40㏄)を加える。

本日のダンツマ達人…松本喜宏さん

▽まつもと・よしひろ
 カンボジアの子供たちを支援するため井戸掘りや、電気、ガス、水道もない地域で料理も振る舞う器量人。

▼ トラットリアパッパ
 2月で17周年を迎えた美食家が通う店。魚介類を中心としたイタリアンが得意で、多くのメディアにも取り上げられている。ディナーメニューは5800円か1万500円のおまかせコースをチョイスし、好みを伝えるスタイルだ。
大阪市西区新町2―3―9
℡06・6536・4188

(日刊ゲンダイ2019年1月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


夏にこのワインを飲まない理由ナシ!マック新作バーガーと最強ペアリング
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-07-17 06:00 フード
忘れ物に福がある!夏限定「みょうがの忘れ物」で“乗っけるだけ”甘酢漬け
 スーパーに行ったらニンジン、じゃがいもの高いこと! ビビりながら野菜売り場をパトロールしていると、薬味に欠かせないみょ...
セブン新発売「ゴンチャ」ペットボトルと“本家本元”を比較! お味は? 糖度計の目盛に違いアリ
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
モチシャキ♪福建省の料理「肉ともやしと野菜のクレープ巻き」酒止まらん
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・富士見ヶ丘の「HONGKONG DININ...
「夏なます」イサキでちょっと贅沢気分♪ 暑さ疲れにサッパリ酢の物
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・四谷の和食店「さわ野」の澤野万作さんに、暑...
【マクドナルドとワイン】有名“コンビニワイン”の相棒はナゲットが正解
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-07-03 06:00 フード
夏だ枝豆だ「枝豆のフワフワ揚げ」驚き食感の秘密は隠し味のマヨネーズ?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「あやとり」の西野太一さんに、意外な...
美味!ソース一滴も残したくない「糟辣魚(発酵唐辛子の魚の煮込み)」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新小岩の「貴州火鍋」の林敏さんに、中国版食...
「肉は赤ワイン」の誤解!水餃子に合う“コスパ最強”デイリーワインはこれ
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-06-19 06:00 フード
【サイゼリヤ】新ミックスグリルでグビッと勝負の全容!エース級vs40女
 1人でお酒が飲みたいけど、絡まれたり話しかけられたりするのは面倒くさい。そんな飲んだくれ40女が辿り着いた最適解が「チ...
「夏野菜の酒蒸し」アサリの旨味とバターのコクで野菜を食す
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「あやとり」の西野太一さんに、貝のダ...
ドクダミの代わりに干し納豆でもOK「ドクダミの根と干し肉の炒め」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新小岩の「貴州火鍋」の林敏さんに、本場貴州...
ワインもここまで本格派!? 「RAMEN MATSUI」で五臓六腑に沁みる2杯を
 フリーアナウンサーの市野瀬瞳です。ワイン好きが高じて猛勉強の末、ワインエキスパートと世界共通のワインの国際資格である「...
市野瀬瞳 2024-06-05 11:12 フード
キモは塩水2.5%!禁断症状が出るくらいうまいすりごま海苔もやしナムル
 男は裏切っても、もやしは裏切らない。そう信じてやまないアラフィフ女です。今宵も(!)晩酌のお供は「もやしナムル」。 ...
中国・貴州省の豆豉を日本の納豆で作った!「干し納豆炒め」でカンパーイ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新小岩の「貴州火鍋」の林敏さんに、納豆好き...
追いスパイス不可避! 「ペヤング スパイスカレーやきそば」は思ったよりフツーのカレーだった
 5月20日、まるか食品からみんな大好きペヤングシリーズの新商品が発売されました。その名も「ペヤング スパイスカレーやき...