職場の面倒な「かまってちゃん」女性の特徴&ベストな対処法

コクハク編集部
更新日:2019-07-18 06:00
投稿日:2019-07-18 06:00
 相手のことを考えず、とにかく「かまって!」と、必要以上に距離が近い「かまってちゃん」。友人関係だったら距離を取るという選択肢があるものの、職場だと嫌でも顔を合わせなければいけないので、対処に困っている方も多いようです。そんなかまってちゃん女性の特徴や、対処法をご紹介します。

あなたの職場にもいる?かまってちゃん女性の特徴

 寂しい時や心もとない時に、「かまってほしい」と思ってしまう女性は多いはず。でも、そんな時に「相手にどんな風に思われるかな?」「迷惑じゃないかな?」と考えて自制できるのであれば、それは「かまってちゃん」ではありません。

 本当のかまってちゃんは相手の都合や状況関係なく、自分の「かまってほしい欲求」をここぞとばかりに押し付ける女性のこと。まずは特徴をチェック!

ネガティブ発言 & 行動が多い

 突然「どうせ私なんて」などのネガティブ発言をしたり、涙を浮かべてあからさまに落ち込んでいたり。これは、かまってちゃん女性がよく口にする言葉や行動です。職場でそんなことを言われたり、されたりしたら、「そんなことないって!」「大丈夫?」なんて、励ましてあげるしかないですよね。

 基本的にかまってちゃんは認めて欲しい承認欲求が強いため、そんな励ましの言葉で「私のことを、気にしてくれている」と安心したいのです。

体調不良で心配させる

 誰彼構わずかまってほしい、かまってちゃん女性は、しょっちゅう体調不良を起こしたがります。「風邪を引いた」「熱があるかも?」など、ぐったりした様子を見せて、周囲の心配を勝ち取りたいのです。中には、男性社員に「生理痛が……」なんて困った話題を振るケースもあるのだとか。

 思惑が外れて、あまり心配されないようであれば、だんだんと具合悪いアピールがエスカレートもすることも。たいした体調不良ではなくても、「早退させて下さい」なんて、仕事に穴を開けてしまうかまってちゃんもいます。

すごいと思われたい欲求が強い

 仕事での地位や名誉を武器にしたい、かまってちゃん女性もいます。こういったタイプは「すごい!」と、思われたい欲求が強く、上司にいるととにかく面倒です。現在進行形のプロジェクトでの自慢話はもちろん、過去の武勇伝をところかまわず話し始めるタイプもいます。

 これは、誰かに尊敬されたい、認めて欲しいという「承認欲求」ゆえの行動。基本的に、周りの人の話は聞きません。ちなみにこのすごいと思われたい欲求を持つのは、男性のかまってちゃんにも多く見られます。

リア充アピールをする

「昨日はオールしちゃって!」とか、「飲みすぎちゃって!」なんて、リア充アピールをしてくるのもかまってちゃん女性の特徴。「羨ましい!」と思ってほしい、つまりは優越感を味わいたいのです。

 そんなかまってちゃんのSNSを見ると、ここぞとばかりにインスタ映えする写真を載せまくっているはず。みんなの目を引きたくて仕方がないのです。

 また、最先端のファッションやブランド物を身に着けるかまってちゃんも多いです。気づいてもらえなければ、さりげないアピールを始めるのも特徴でしょう。

職場での「かまってちゃん」女性へのベストな対処法!

 職場でのかまってちゃん女性にうすうす気づいていたとしても、大人な対応をしないと仕事は回りません。では、どのように対応すればストレスを感じずに過ごしていけるのか、ベストな対処法を見ていきましょう。

無視はNG!適度な距離を保つ

 かまってちゃん女性の1番の対処法は、適度な距離を保つこと。職場だからこそ、最低限の会話で済ませられるため、そんなに難しいことではありません。

 注意が必要なのは、プライベートな話を持ち出させないということでしょう。自慢話や不幸話が、永遠に続くことにもなりかねません。「それでどうなったの?」など、疑問形はできるだけ避けた方がベターです。

 また、仲良くなれそうにないからと、無視をするのもNG!悲劇のヒロインぶったりと行動がエスカレートする可能性もあります。あくまでも、大人な対応を心がけましょう。

時々褒めてあげる

 承認欲求が強いかまってちゃん女性に対しては、時々褒めてあげるのも効果的なよう。ただし、何でもかんでも褒めてしまうと、「かまってくれる人」認定をされてしまい、ターゲットにされてしまう恐れがあります。

 そのため、あくまでフラットな目線で、誰が見てもすごいことや褒めるべきことに関してのみ「普通に」賞賛してあげましょう。

忙しいオーラを出す

 大人な対応として適度な距離感を保ちつつ接していたとしても、かまってちゃん女性の精神状態によっては過度な接触を試みてくることもあります。いちいちかまっていては、仕事に支障が出てしまう……そんな時には、忙しいオーラを出すのも有効です。

「かまってちゃん」とはいえ、大人の女性。真剣に仕事に集中をしているという態度を見せられると、よっぽどではない限り話しかけてこないはず。

 また、もしもあなたがはっきりと伝えられる方であれば、「今は仕事中だから話せない」など、断るのも◎。ネガティブ発言が始まるかもしれませんが、「仕事中だから」という理由も正当ですし、「かまってくれない」と分かったら諦めてくれる可能性が高いです。

「かまってちゃん」女性のターゲットにならない工夫も大切!

 あなたの職場にも、かまってちゃん女性はいますか?かまってちゃんの程度にもよりますが、中には「メンヘラ」と呼ばれるような、かまってもらうだけでは満足できないナーバスなタイプもいるので、きちんと対処をしないとあなたが被害を受けてしまう可能性もあります。

 かまってちゃん女性のターゲットになりやすいのは、自分の意見をあまり主張しない方や、誰に対しても等しく優しい方、など。近寄らせないことはできなくても、自分から機会を避けることはできるため、工夫を行いましょう。

 とはいえ、かまってちゃん女性が全て面倒な人、というわけではありません。上手に対応することで良い信頼関係を築ける場合もあるので、ぜひ適度な距離感を保ちながら、長い目で付き合っていってくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


【女偏漢字探し】「唱」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
友達、同僚、彼氏…重い話LINEの角の立たない返し方3選。会話できない時間を狙い、着信履歴を残す!
 友達や同僚、彼氏など、身近な人から重い話をされたとき、大抵は「力になってあげたい」と思うはず。  でも時間がなかった...
共学なんてバカじゃないの! 暴走するお受験妻が「娘の反抗」でようやく気付けたこと
 横浜に暮らす経営者の妻の愛子。小学生の長女・美愛と横浜山手御三家と呼ばれる女子校に狙いを定めて、中学受験に臨んでいる。...
東京の「Fラン大学」を出たママの誇り。お受験戦争の渦中、優秀な娘に人生を重ねる傲慢な願い
 横浜に暮らす経営者の妻の愛子。長女の美愛はまだまだ甘えん坊の小学生。横浜山手御三家と呼ばれるお嬢様女子校に狙いを定めて...
娘の名門合格を喜べない…男に依存してきた妻が「女子校進学」を強いる理由
 冬の突き刺すような西日が差すリビングに、不安げなマウスの音が響いた。  時計の秒針が12を指したことだけを確認し...
ウェブ連載なのにやり取りはイエデン? 64歳、超アナログおじさんの「何やら新しい現象」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
アルハラ回避! スナック嬢が実践する「酔わない飲み方」3つ。お酒嫌いは「あの飲み物」を垂らしてみて
 みなさんはお酒好きですか?もちろん種類によって好き嫌いがありますよね。実は私、水割りと呼ばれるものが苦手です。焼酎でも...
育休明けのフルタイム復帰、育児家事と両立できるか不安…。キャパオーバーの悲劇を回避する3つの方法
 育休明け、いざ職場にフルタイム復帰することになった時、ママたちの脳裏にはさまざまな不安が押し寄せますよね。子供のことや...
職場バレンタインのトホホなエピソード6選。今年はどうなる? あげても地獄、あげなくても地獄だよ…
 もうすぐ恋する女性の一大イベント、バレンタイン! 好きな男性や彼氏にどんなチョコレートを渡そうか、今からソワソワな女性...
また値上がり!? 40代主婦が物価高を痛感した瞬間と節約サバイバル術4選。買い物は私一人で行きますよ
 続く物価高で、家計のやりくりを頑張っている主婦は多いはず。それでも追いつかないくらいに、物価高の実感は日々高まるばかり...
ねこプロレス第2弾! 挑戦者の尊すぎる“たまたま”ぽろりに延長戦希望
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春と幸運を呼ぶ「球根付き切花」を長持ちさせる意外な注意点。あー、見るだけでワクワクが止まらない!
 立春を迎え暦の上でも春。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の立地は神奈川の片田舎ですが、1月の終わりごろからど偉いエネルギ...
事例ありき? お役所仕事だな。街路灯ランプをLEDにするだけなのに、なぜかてんやわんや…
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ホットフラッシュvsニット。“セーター”に恋焦がれる更年期世代から「エアリズムニット」の提案
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
誕プレで発覚! 親友と思ってたのは私だけだった…思わず虚無感を抱いた切ないLINE3選
 友達とLINEをしている時に、思わず虚無感を抱いてしまったことはありませんか? 人は、あまりにも自分の気持ちを無視され...
計算されたような曲線美! 塀の上の“たまたま”が放つ怪しい魔力
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...