30代40代の間違いメイク 老け見えしないハイライト&シェーディング3選

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2024-02-27 21:05
投稿日:2024-02-27 06:00
 アラフォー世代は、年齢を重ねるにつれてたるみや肌の変化に応じたメイクを心得ておくほうが安心です。昔と同じメイクを続けると、年齢を感じさせる顔立ちに見える原因にもなりかねません。
 時短美容協会に所属する20代の筆者が、アラフォー以上の老け見えが確定(!?)のNGメイク手法を3つ、ご紹介します。

1. 眉下にハイライトを入れる

 眉下にハイライトを入れるメイク法は、目元を明るく見せる効果があるものの、アラフォー以上の世代では目元が浮きやすくなるデメリットも…。

 明るみが、かえってまぶたのくぼみを目立たせてしまうために、老け見えの原因になってしまうんです。

解決方法は?

 眉下にはハイライトではなく、アイシャドウの明るい色を代用してみてください。アイホール全体にふわっとのせるだけでOK! 不自然さも回避できますよ。

2. Tゾーンにハイライトを入れる

 Tゾーンに対して、まさに「Tの字」にハイライトを入れるメイク法も、老け見え確定!

 Tゾーンとはおでこの横線と眉間から鼻筋の縦線を結んだ部分のこと。ここにTの字形状にハイライトを入れると、顔全体を明るく見せることができる反面、皮膚の凹凸やたるみも強調されてしまいます。

 特に、アラフォー以上になると、おでこの張りが衰えるため、眉の上の筋肉が目立ちやすくなります。

 そこにハイライトをのせると、隠しておきたいたるみが悪目立ち! あっという間に疲れたおばさん顔になってしまいます。

解決するには?

 ハイライトは、眉間の部分に両辺が長い二等辺三角形になるように入れるのがお勧め! おでこを丸く見せられますよ。

3. シェーディングを3の字に入れる

 顔の外側から頬骨に向かって斜めに、さらに顎ラインに沿って下に「3の字」状にシェーディングを入れるメイク法は、輪郭の引き締め効果が期待できます。

 しかしアラフォー以上の世代がこのメイクをしてしまうと、骨の下部分が強調されて頬がこけて見えがち…。老け顔を強調してしまいます。ほっそりフェイスを目指したはずが、やせ衰えた貧相顔になるのは、絶対に回避したいところ!

解決法は?

 シェーディングは顎のたるみや、ガタつきが気になるフェイスラインの外側のみに入れるのがマスト! ナチュラルに小顔を演出できます。

ハイライトやシェーディングも侮れない

 老け見えを回避するためにハイライトやシェーディングで凹凸を加えているのに、まさかの逆効果だったら悔しいですよね。

 慣れ親しんだメイクテクも、今の自分に本当に合っているのかを適宜見直しましょう。

(時短美容協会所属/野元玲杏)

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


【直撃】「死んだ方がマシ」がん患者の拒否で悲痛の決意! 東大医師が女性器形成に力を注ぐワケ
 名器整形など、下半身に特化した医院「ヴェアリークリニック」。前編では実際に受けた有名人のお話しや、手術の種類などについ...
【直撃】三上悠亜や有名女優を名器に!密かなブーム「下半身整形」気になるあれこれを人気医師に聞いた
 有名人のお顔や体の整形公表は今や珍しくはありませんが、いまだ公表を憚られるパーツ、それがデリケートゾーンではないでしょ...
「地味な顔だから似合う服」足して引いてパッと華やぐコーディネート術
 地味な顔立ちの人は自信を持てなかったり、自分の良さを上手に表現し切れなかったりすることがあります。でも実は、地味な顔に...
40代女性は口ヒゲ注意!? 案外見られている口周りのムダ毛処理法&注意点
 40代女性は仕事や家事、育児などに忙しい年代です。とはいえ、自分に使う時間が少なくても「最低限、ムダ毛処理くらいはちゃ...
化粧水ジプシー脱出!敏感肌が落ち着く“千円以下”の最適解はあんな所に…
 長年愛用してきた化粧水が、自分の肌に合わなくなったことに気づいたのは昨年末のこと。そこから半年間は“化粧水ジプシー”だ...
小ジワもたるみも無問題!美容家ベタ惚れ“高発色”プチプラアイカラー3選
 40代、50代…と年齢を重ねるにつれ「アイシャドウの色がのらない…」と感じてはいませんか?  悲しいけれど大人世...
40代痩せたいなら背中を鍛える!見落としがちな「美スタイル」習慣3つ
 ダイエットをする際、お腹や足への成果を求めがちですが、ちょっと待って。40代で痩せたいと思うなら、見落としがちな「背中...
VIO脱毛のきっかけとメリット もじゃもじゃの自己処理から卒業したい!
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。実際にVIOの脱毛をしてみたいけれど、なかなか勇気が出な...
湿気で髪が制御不能! 梅雨入り前に対策したい3つのこと&応急処置
 梅雨の季節の悩み事といえば、髪の毛のうねりや広がりですよね…。特に、癖っ毛や天然パーマ、猫っ毛の人は激しく共感している...
ファンデ不要?「プリマヴィスタの下地」だけ。40代10時間耐久の結果は
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
毛穴の黒ずみを抹殺したくてVOCEの付録にダイブ!高額美容液がめちゃ得
 毛穴が気になっていたので、VOCE7月号 通常版「毛穴ケア決定版BOX」の付録に飛びつきました! いろいろな種類のアイ...
雨の日のアホ毛どう封印? バックに忍ばせたいスティックと“最後”の対策
 梅雨の季節ですね…。湿気で髪の毛がうまくまとまらない日々が続くので、女性にとっては憂鬱なことこの上なし。特に、アホ毛に...
品薄なヴァセリンパック。試しにバームを直塗りしたら“ギョッ”な事態に…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
BAの接客が苦手ですが何か?エトヴォス新作アイシャドーで意外なアプデ
 久しぶりにアイシャドーを新調しました。気になっていたETVOS(エトヴォス)のミネラルウォータリーシャドーです。 ...
40代、黒いおりものに不安MAX!もしや病気?薬剤師監修の原因と対策
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
“スキンケア迷子”必見! 更年期のワガママ肌へのご自愛ブランド3選
 40代、50代と年齢を重ねるに従って、避けて通りにくいのが更年期のあれこれ。悲しいことにお肌の状態も、体調次第で左右さ...