お財布に優しい「ド根性植物」8選 ほっぽらかしでも毎年咲いてくれて感謝

斑目茂美 開運花師
更新日:2024-04-24 06:00
投稿日:2024-04-24 06:00

4. リナリア

 1月期クールのTBS系ドラマ「Eye Love You」の劇中に登場した花。「この恋に気付いて」の花言葉で一気にフォーカスされました。可愛くて勝手に増えますが、河川敷に群集している光景を見てこんなところでも…と、ビビりました。

5. ニゲラ

 切り花としてもなかなか熱い商材です。はかなげな印象の花と葉がナチュラル感ハンパない。種が食べられる品種もアリ。ビタミン豊富で抗酸化作用バッチリ。コレステロールを抑えたり“医者いらず”と呼ばれる食用種もアリ。

6. ダーグベルクデージー

 可愛らしい小ぶりで黄色い花が春先から初冬まで咲いている印象。葉もフワフワでニゲラ同様、ナチュラルでキュートです。

 土のわずかな場所からもこぼれ種から開花。背が高くなってウザってぇ! と思い、短く刈り込んでも大復活。怖いわ(もちろん、いい意味で)。

7. カレンジュラ

 ひと言でいっても結構なパターンの形状。ワタクシ的に「あー良いなぁ」と思ったのは、冬の間も咲いている「冬知らず」というカレンジュラです。

 勝手に咲いてくれるものの、爆発的に増えるわけでもなく、お利口さんに身の程をわきまえながら庭の名脇役として君臨。

8. 矢車草

 一度植えるとどんどん広がっていきます。花びらは乾燥させて紅茶葉に混ぜて飲めるし、色鮮やかなドライペタルでポプリとしても使える。移植を嫌い、連作も嫌う。

 勝手に毎年移動しながら咲き続けていく。

ド根性植物に元気をもらおう

 あげたらキリがないローメンテなド根性植物。今入手可能なものを集めてみました。ただただ気をつけていただきたいのは「増え過ぎ注意報」。ここにはいらないな~と思う場所は除去する、あるいは種が溢れる前に花がらを処理するなど、最低限のお手入れは必要です。

 初夏に差しかかるいま、パンジーやビオラは終わりを迎えますが、来年もこぼれ種を期待するのなら撤去するまでの間、花がらは取り除かずに種を作り、ほっぽらかしにすれば期待できるかもよ~、ご期待あれ!

 ちょっと疲れたくらいで文句ブーブー言ってるワタクシ。ド根性植物の彼らから見たらオマエ甘いぞっ! って叱られそうですw

 ちょっとお疲れ気味なアナタ。ド根性植物に元気もらって今日も健やかに一日過ごせますことを…遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


【2022年アツかった記事】なるほど納得!「若さ」についてイヤミを言う人の残念な正体
【愛のスナック どろんぱ】 (2022年3月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ...
お腹も“たまたま”も出し惜しみなし! 解放感を満喫にゃん♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
デート中にやらかした…赤っ恥「トイレ失敗談」を告白します
 人間は、きっと誰でも人には言えない恥ずかしい「やらかし失敗談」を持っているはず。今回は数あるシチュエーションの中でも、...
花屋がお宅訪問で実感!「お金持ちになるための12の約束事」
 あけましておめでとうございます。  2022年が良い年だった方もそうでなかった方にも、2023年という新しい年が...
作家・重松清さんの愛情、時々イジリまじりのメッセージ
「日めくりコクハク」でおなじみ、写真家・Koji Takano(髙野宏治)さんの個展「めくりゆく日々」が1月7日~15日...
2023-01-04 06:00 ライフスタイル
この「動きたい」気持ちに素直になりたい 2023.1.4(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「今の仕事、辞めます!」女性が退職を決める8つのきっかけ
 仕事をしていれば誰だって、一度や二度は「辞めたい」と思ったことがあるでしょう。一時の感情で収まればいいけれど、中には辞...
【2022年アツかった記事】何コレー! 天然オブジェの“最高峰”「旅人の木」は見たら即買い!?
【笑う花には福来たる】 (2022年10月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ...
何を感じ、どう動くかは自分次第 2023.1.3(火)
 2023年、自分もこうありたい。  銀座6丁目の交詢ビルにあるバーニーズニューヨーク銀座本店前、心躍るウィンドウ...
凍り付く空気の向こうに… 2023.1.2(月)
 雪化粧の富士山が見えた!!  空に向かって緩やかにそびえたつ、このシンメトリーな形に心が洗われる気がするのは日本...
【2022年アツかった記事】ステージ衣装用の真っ赤なランジェリーで“魔法”にかかった
【「イキてく強さ」】 (2022年11月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)   ※  ※  ※...
【2022年アツかった記事】“にゃんたま”御開帳はうれしいけど…スプレー行為にご用心
【きょうのωにゃんたま】 (2022年2月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)  ※  ※  ※...
あけおめ! 一休さんがこんなこと言ってたよ 2023.1.1(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「父子帰省」に初トライ! 作戦の行方は? 2022.12.31(土)
 父と子どもだけで父の実家に帰る「父子帰省」。ここ数年でよく聞くようになりました。我が家も例年、お正月は家族で義実家に帰...
ダブスタは悪? 発言がコロコロ変わる人に疲れたらどうする
 ここ最近“ダブスタ”という言葉をよく目にするようになりました。ダブルスタンダード、二重規範というやつですね。  一般...
違う場所で同じ太陽を見ている 2022.12.30(金)
 ここから朝日が昇ると知っていてカメラを構えていたのに、いざ現れると、強い光と存在感に思わず「おおっ」と声がでた。 ...