セルフプレジャーは私を解放してくれた。性欲は恥ずかしいものではない

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-06-03 06:00
投稿日:2024-06-03 06:00

気持ちよくしてくれる“おもちゃ”にハマる

 グッズが手元に届いた夜、早速使ってみることに。初めて見るバイブは、男性器をかわいくデフォルメされたもので、グロさや気持ち悪さはありませんでした。「早く使ってみたい!」とはやる気持ちを抑え、急いで部屋の電気やテレビを消して…。

 具体的な行為内容は書きませんが、正直いうとあまり気持ち良くはありませんでした。期待をしすぎたのかもしれません。でも、それも使いはじめの数回だけで、何をしたら気持ち良さ感じるのか把握すると、どんどんアダルトグッズにハマっていったのです。

 その後は、持っていても嫌悪感や後ろめたさを感じないグッズ以外にも、男性器を模したグッズなどをどんどん増やしていき、今ではすっかりアダルトグッズに夢中になり、部屋の中にアダルトグッズ専用の収納があるほどです。

“疑似男性器”であるアダルトグッズたちを使ったセルフプレジャーで快楽を知り、無修正AVで植え付けられたセックスへの嫌悪感も、自然と解消されていきました。

私を解放してくれたセルフプレジャー

 セルフプレジャーの頻度はまちまちですが、毎日いたすことも…。そんな自分を「こんなに性欲があって異常なんじゃないか?」と、恥ずかしく感じ、まだまだ「女性の自慰行為=隠すこと」という思いは強くありました。

 大きな転機は、セルフプレジャーの実店舗へ行った時です。明るく開放感のある店内には堂々とアイテムがディスプレイされ、自慰行為をしている女性は私以外にもたくさんいるのだと実感。安心もしました。

 48歳でリアルな男性を知った今も自慰行為は大好きですし、いたしたい気分の時は集めたグッズが大活躍。女性でも当たり前に性欲があるのは恥ずかしいことではないのですから。

 こうやって「コクハク」でオープンに自分のこじれた性についてコラムを書くことも、私にとっては一つの「セルフプレジャー」なのかもしれませんね。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


新卒で付き合った3歳上の同僚彼氏には別居中の奥様がいた。
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-11-10 19:02 ラブ
背が高い女性への男性の本音! 逆身長差カップルってどう?
 背が高い女性って、すらりとしていてかっこいい印象ですよね。でも、中にはその身長をコンプレックスに感じている人もいるでし...
恋バナ調査隊 2020-11-02 06:23 ラブ
未練あるカレと復縁するために! 冷却期間に自分磨きを
 カレから別れを切り出されたり、別れを匂わされると心臓がバクバクして何も手につかず、「別れたくない」と必死にアピールしち...
若林杏樹 2020-11-02 06:16 ラブ
彼の浮気をやめさせる5つの方法&やってはいけないNG行動!
 彼氏が「浮気している」と気づけば、誰だってショックを受けます。同時に、「なんとかして、浮気をやめさせたい」と思うのでは...
恋バナ調査隊 2020-11-01 06:00 ラブ
恋愛恐怖症も攻略!職場の気になる彼と手堅く仲良くなる方法
 突然ですが、聞いてください。私は今年から社会人になった者です。過去に彼氏に浮気をされて大修羅場の末、別れたことがありま...
神崎メリ 2020-11-01 06:00 ラブ
「妻の母は毒親だった…」義母の過干渉に頭を抱える夫の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-11-01 06:01 ラブ
「夫か母か選ぶ日が来るかも…」双方の不仲を知る妻の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.17〜夫編〜」では、妻の母親からの毒親的な過干渉に頭を抱える男性・Aさんの本心をご紹介しまし...
並木まき 2020-11-02 06:25 ラブ
「何を考えているか分からない彼」を落とす3つのテクニック
 男性と恋愛していると、こんなふうに思ってしまうことはありませんか? 「何を考えてるのかわからない」「男心は謎すぎる…...
ミクニシオリ 2020-10-31 06:00 ラブ
100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深...
山崎世美子 2020-10-31 06:00 ラブ
LINE未読スルー後の対処法!“最後のLINE”で判断を
 好きな人からのLINEの未読スルーって、ずっと気になりますよね。そもそも今の時代にスマホを全く見ない日が数日も続くなん...
恋バナ調査隊 2020-10-31 08:18 ラブ
LINEでのデートの誘い方! 成功率を上げる6つのポイント♡
 初めて男性をLINEでデートに誘う時って、「断られたらどうしよう」と、すごく緊張しますよね。そんな時には、成功率をアッ...
恋バナ調査隊 2020-10-30 06:00 ラブ
「なんか違う」が増えていく…行きすぎた恋の減点法にご注意
 女性の恋は「減点方式」だといわれています。一般的にアプローチを受ける側である女性は、複数の選択肢から選ぼうとすると減点...
七味さや 2020-10-30 06:00 ラブ
コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いて...
内藤みか 2020-10-29 06:00 ラブ
“恋の寿命は3年”を覆す!「好き」がずっと続く7つの方法♡
「恋の寿命は3年」って、よく言われますよね。実際、今感じている新鮮な気持ちを3年経った頃にも感じていられると断言できる人...
恋バナ調査隊 2020-10-28 06:00 ラブ
交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-10-28 18:28 ラブ
【LINEのNGパターン実例集】既読スルーが続く理由3つ
 意中の彼とLINEを交換したところまでは良かったのに、LINEをするたびに距離ができて自然消滅してしまった……なんてこ...
恋バナ調査隊 2020-10-27 06:00 ラブ