人間の決断回数は1日35,000回! 悩ましい「決断疲れ」の最終兵器は猫?

コクハク編集部
更新日:2024-07-17 06:00
投稿日:2024-07-17 06:00
「今日のランチはどこに行こうかな?」「仕事も疲れてきたし、カフェにコーヒーでも買いに行こうかな? それとももう一踏ん張りしようかな?」こんな風に、私たちは常に頭の中で色々なことを考えていますよね。
 この決断を重ねていくうちに、人間は「決断疲れ」を感じてしまうのをご存じでしょうか。

決断疲れってどんな症状?

 夕方ごろになると、頭がボーッとしたり集中力が低下したり、全てにおいてやる気が無くなったりしませんか? それはもしかしたら決断疲れが原因かもしれません。

 人間は1日で約35,000回決断をしているというデータも。仕事の新プロジェクトの会議や高額なお金が動く商談といった重要なシーンでの決断だけでなく、「今日はどんな服を着ようかな?」「どのYouTube動画を見ようかな?」など日常のささいな決断でも脳は頑張っているんです。

 人間はこの決断の回数を重ねれば重ねるほど、疲れを感じるといわれています。これが決断疲れです。

 決断疲れが出てくると、ボーッとしたり無気力になったり、間違った決断をしてしまったりします。

決断疲れの予防策

 決断疲れを起こさないためには、どのような対策があるのでしょうか。最近仕事にで集中できないという方は、要チェック!

1. ルーティン化をする

 決断疲れを予防するためにスティーブ・ジョブズが毎日同じ服装をしていたというのは、有名な話ですね。

 生活の中で頭を使わずにルーティーン化できるところを増やせば、決断疲れを防げるというワケ。

 ちょっとしたことをルーティン化することから始めるのがおすすめです。たとえば、毎日仕事で疲れてくる午後に「カフェにコーヒーを買いに行こうかな? このまま仕事しようかな」と悩むことが多いのであれば、「午後3時になったらカフェでひと休憩挟む」と決めておけばいいんです。

【読まれています】【拡散禁止】リモートワークのサボり方を全力で考えた。25分→5分の法則

2. 朝に1日の計画を立てる

 朝一番で1日の計画をたてておけば、「次は何しよう?」と考えなくて済みますよね。

 また、決断疲れの症状は午後に出てくるので、大切な仕事や用事は午前中に終わらせるよう計画をたてておくのが吉。

3. 部屋を綺麗に片付けておく

 部屋やデスクが散らかっていると、その分誘惑も多くなります。たとえば仕事するデスクにゲームが置いてあれば、「仕事も飽きたしゲームしちゃおうかな? いや我慢する?」と考え始めてしまいますよね。

 やるにせよやらないにせよ、「ゲームをするかどうか」を悩んで決断を迫られます。

 決断疲れを予防するためにも、部屋やデスクはスッキリさせておきましょう。決断疲れを無くすために、ミニマリストになる方も多いんだとか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


シンデレラ城より“我が城”が好き!LINEが示すめんどくさがりやの実態
 めんどくさがりやの人は、できるだけ身動きしないで済むように、いろいろな方法を駆使し、少しでも楽な生活を追求していますよ...
水しぶきの向こうに見えた太陽 長く暑かった季節を偲んで
 次の季節に向かうとき、少し寂しくなるのはなぜだろう。  高3の夏の終わりに自分の手でプールのカギを閉めたときとは...
パーフェクト“たまたま”の精悍&クールな眼差しに痺れちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
発達障害グレーゾーンの長男が憎い…ある一言で私の何かがプツンと切れた
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
出産で疎遠に…結婚後に態度が変わる女友達の特徴&無理しない付き合い方
 学生時代に仲の良かった女友達も、結婚した途端に疎遠になってしまったというのはよくある話です。どうせなら、結婚しても長く...
ゴールデンボンバーの「女々しくて」は言い得て妙だった!
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
LINEのない生活は無理!父の死、仕事の失敗、自分の病…心が救われた話
 仕事で大きなミスをして落ち込んだり、大事な人を失って悲しんだりと、気持ちが沈んでしまう瞬間がありますよね。そんなとき、...
「たかが、ものもらい」じゃなかった 30代女、霰粒腫の手術をしました
 先日、眼科で右目のまつ毛の生え際にあった“しこり”の切除手術をしました。「たかが、ものもらい」と思っていたのですが、こ...
ほっこり読み切り漫画/第59回「ボクは君で、君はボク」
【連載第59回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「「しっ...
他人の不幸は蜜の味でも不倫より「よろめき」のほうが風情があっていい
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
義母が若すぎるとこうなるのか!介護の心配もジョークで交わせるって素敵
 年下の男性と結婚した場合や、夫の母親が若くして出産している場合には、若すぎる義母が誕生するケースがあります。中には、義...
木下優樹菜はイチャイチャ公開…子の将来に悪影響を及ぼす母親の恋愛は?
 元タレントの木下優樹菜(35)が“アクセル全開”、SNSの投稿や出演番組があれやこれやと話題になっている。  た...
久々に会ったペルシャ料理店の友人は変わらず元気だった
 お互いにいい歳。出合った頃より額は広くなったし、シワも増えた。  そして、なぜだか年々服装がハデになっていくんだ...
“たまたま”の日常♡ この写真にぴったりな名前を選んでニャ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子供の言葉遣いが悪い時はどうすれば? 考えられる4つの原因
 子供が保育園や小学校に通い出すと、悪い言葉遣いを覚えて帰ってきます。また、悪い言葉遣いはSNSや動画サイトなどからも大...
コクハク専属ライバー コクハクリーダーズ第1期生を大募集!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第1期生」...