【調香師直伝】汗かいても“爽やかフェロモン女子”!夏の疲れを癒す簡単手作りデオドラントスプレーも紹介

太田奈月 調香師・IFA国際アロマセラピスト
更新日:2024-07-16 06:00
投稿日:2024-07-16 06:00

【7月後半】貴女のフェロモン度を判定!

     ↓   ↓   ↓   ↓

フェロモン度90%の貴女は…

官能と純粋さを合わせ持つ最強モテ「処女」

 フェロモン度数90%の貴女は意識のあるなしに関わらず、オスが思わずムラムラしてしまう、桃のような甘い匂いを全身から発しています。

 ひとりのカレから一途に愛される処女は、スキンシップで頭皮にキスされたり、においを嗅がれたりすることも多いはず。汗をかきやすい夏は特に気をつけて、シャンプー前に軽く頭皮マッサージをして血流やリンパの流れをよくしてから洗うとよいでしょう。

 さらに、日中に「ヤバい!」と思ったときのために、頭皮に直接スプレーできるヘアフレグランスを作っておくと安心です。天然香料ならさりげなく香らせることができ、爽快感もあっておすすめ。

 カレに頭皮のにおいを嗅がれたりハグされても慌てないように“夏の南フランスのラベンダー畑”をイメージさせる香りを纏って、思いっきり甘えてくださいね。

【夏を爽やかに乗り切るデオドラントアロマ術】
 ペパーミント×真正ラベンダー×ユーカリ

 基本のデオドラントスプレーに、ペパーミント×真正ラベンダー×ユーカリを4滴ずつブレンドします。頭皮や頭の上からスプレーしたり、蒸れ防止で麦わら帽子の中に吹きかけてもOK。

 ペパーミントは「ミントの妖精が好きな人に告白している香り」といわれ、恋が叶う香りとしても知られています。爽やかなユーカリと安心感&清潔感があるラベンダーを加えれば、愛され系の処女にぴったりなデオドラントスプレーが完成。

 夏の南フランスにいるような優雅な気分に浸ってみましょう。

フェロモン度80%の貴女は…

大人の色気を持つ妖艶な「熟女」

 処女に次いでフェロモン度数の高い貴女は処女よりも大人の色香、ミステリアスな一面を持っています。

 常にボディケアを怠らず体のラインに自信を持っている熟女は、毎日全身鏡でチェックする習慣があるはず。「やっていない…」という貴女は今すぐ実行!

 たとえ自信がなくても、露出することで体のラインが引き締まってくることを熟女は本能で理解しています。“見られている緊張感”がスタイルキープの秘訣なので、少し抵抗感があってもノースリーブやウエストを強調する服でお出かけしましょう。

 脇の汗とにおい対策には、脇汗シートよりも無香料のウェットシート+デオドラントスプレーがおすすめ。天然素材の自然な香りで清潔感のある色気を演出できます。ゴシゴシこすらず、やさしく拭きとるようにして肌に負担をかけないのもポイントです。

【夏を爽やかに乗り切るデオドラントアロマ術】
 スペアミント×ベルガモット×ユーカリ

 基本のデオドラントスプレーに、スペアミント×ベルガモット×ユーカリを4滴ずつブレンドします。

 消臭と免疫力アップの効果があるスペアミントは、ミントの中では一番香りが甘く、チョコミントをイメージさせる甘さがあって爽やか&女性らしさもある清涼感が特徴です。ベルガモット(FCFタイプ)とユーカリを合わせて、爽やかな夏の色気を演出しましょう。

 ウェットシートに吹きかけて使うほか、乾いたハンドタオルにデオドラントスプレーをひと吹きしてお手拭きや汗拭きにしてもOK。

フェロモン度50%の貴女は…

同性が惚れるかっこいい「イケメン女子」

 周囲から「かっこいい」といわれることが多く、ずばり「できる女」。ストレスがたまり、お疲れモードになると、かっこよさが薄れ、「疲れている」感が外見にも出てしまうので要注意!

 イケメン女子は、仕事の緊張やストレス、忙しさから足の疲れが溜まりやすいので要注意。足の裏は汗腺が多く、暑さだけではなくストレスなどでも汗をかきやすくなります。

 ウェットティッシュにデオドラントスプレーを2~3プッシュし、足を拭いてにおい対策を。ストッキングの上からスプレーしてもいいですし、足以外にも使用できるのでリフレッシュタイムに頭の上から吹きかけて(目に入らないように注意)、気分転換するのもGOOD。乾いたコットンに2~3プッシュして、サンダルやミュールの上に置いて消臭もできます。

 そして、こまめにペディキュアを塗るようにすると足元に意識が向いて血流もアップ。完璧なイケメン女子らしく、足元まで抜かりなく整えて夏を楽しみましょう!

【夏を爽やかに乗り切るデオドラントアロマ術】
 ローズマリーシネオール×ライム×ユーカリ

 基本のデオドラントスプレーに、ローズマリーシネオール3滴×ライム(※)5滴×ユーカリ4滴をブレンドします。

 断崖絶壁の場所にも生えるローズマリーは、普段プレッシャーを抱えながら仕事をする人の味方になってくれる香りです。頭をすっきりさせる作用があるローズマリーシネオールは仕事中にも最適!

 夏らしいライムと合わせた爽快なブレンドは、暑い夏でも輝くクールビューティな貴女の足元を美しく仕上げてくれるはず。

※ライムは、光毒性のない水蒸気蒸留法でとれたものがおすすめ

フェロモン度30%の貴女は…

独自の世界観を放つ個性的な「無臭の女神」

 確固たる信念をもち、我が道をいく貴女。周囲からは「変わっているね」と言われることが多いのでは? 個性的で好きなオスにも染まらず、自分の都合を優先する生き方を好むようです。

 無臭の女神は「自分のいる空間が心地よいかどうか」にこだわります。基本的に混んでいるところは苦手で静かに過ごせる場所を好みますし、気の置けない人と出かける以外はひとりでいることが多いでしょう。また、ベッドが変わると眠れなくなる神経質な一面もあります。

 そんな貴女には、一瞬で空気を変えられるデオドラントスプレーがおすすめ。天然香料のスプレーなら、公共のトイレを使用する前後にシュッとひと吹きしても嫌なにおいが残らず、素敵なエチケットになります。

 また、初めて行った場所やホテルがなんとなく違和感のある空間だったときに使ってもOK。一瞬で気持ちも空間も浄化リセットされて、爽やかな気分にさせてくれます。

【夏を爽やかに乗り切るデオドラントアロマ術】
 ハッカ(薄荷)×レモンマートル×ユーカリ

 基本のデオドラントスプレーに、ハッカ4滴×レモンマートル2滴×ユーカリ6滴をブレンドします。日本で育つハッカは、消臭と免疫力アップの効果があり、爽快な香りで瞬時に空気を一掃。そこに、太陽の光のような明るいレモンマートルを合わせると、消臭と浄化を兼ねた香りになります。

 靴箱やお風呂の排水溝など、なんとなく空気が淀んでいる場所やにおいが気になるところにスプレーしてもよいでしょう。かわいいポーチに入れて持ち歩けばフェロモン度数もアップして、苦手な人混みも怖がらずに出かけられるかも!?

  ◇  ◇  ◇

 ※精油の成分中には、皮膚刺激の強いものや光毒性をもつものもあります。敏感肌の方、妊娠中の方、基礎疾患・アレルギーのある方などは事前に安全性を確認し、使用するときは十分ご注意ください。

太田奈月
記事一覧
調香師・IFA国際アロマセラピスト
 静岡県生まれ、茶農家の父、美容家の母を持ち、幼少期から香りと美に関する知見を深める。英国ケンブリッジにてホリスティックアロマテラピーを学び、アロマセラピストとして活動、様々な人種・国籍のクライアントのトリートメントを体験する。

2011年、「Natsuki Ohta JAPAN」香水ブランドを設立。「肌は嘘つかない」がコンセプトのフェロモンジャッジ🄬、天然アロマ香水 アロマパルファン🄬の創設者で、2000年開校の「アクトインターナショナルスクール」校長を務めるかたわら、調香師として企業とのコラボ企画やメディアに出演。あらゆる可能性を秘めたアロマテラピーの啓蒙活動を行う。

公式HPInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


男性同士は褒め合わない?男女で全く違う「褒め文化」の話
 先日、友だちが彼氏とケンカして家出し、我が家にやってきました。とにかく怒ってたので話を聞くと、「私は彼氏を褒めるけれど...
寿司か、シミ取りレーザーか。
 ストリッパーの仕事は10日単位である。会社員時代は7日単位で、そのうちの2日は休む習慣だった。だから10日なら3日くら...
見事!家事育児丸投げ上司を黙らせた ナイフ張りにキレッキレなLINE3選
 思ったことをはっきりと発言する人は、「きつい人」と誤解されやすい傾向にありますよね。  でも、嫌味を感じないほど...
少し冷たくなった空気 気候の変化と人間の進化の夢と現実
 天気はよくても空と運河の青が寒々しい。向こうに見える高層ビルに入ったオフィスは、きっとガンガンに暖房を効かせているんだ...
ポカポカ毛布の上でたまたまを披露!初々しさにきゅん♡です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
1泊14万円 天国にふさわしい館「ハレクラニ」に泊まってみた
 旅行でハワイに行くとなったら、まず始めに「どこのホテルにするか問題」が浮上します。ラグジュアリーな海向きのホテルにする...
葬儀代は減り、ペットのお悔やみ花は“予算度外視”…弔いは何で図る?
「ありましたっけ?」。今年の秋もそう思うぐらい短こうございました。異常に長い夏は11月のはじめまで続き、いきなりの冬……...
いい夫婦? 出会った頃と見た目が変わっても変わらないもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
異次元の入り口かにゃ? 興味津々の“たまたま”をロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どこにたどり着くのか分からない こんな気持ちのときがある
 あっちでもないし、こっちでもないし、でもやっぱりこうだし……。  行って戻ってこんがらがって。結局は同じ場所に戻...
「すっぴん」と“シミ撃退”韓国旅行の話
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
喪中はがきが届いたら? 寒中見舞い等で相手に心を伝えるためのマナー集
 年末が近づいてくる頃、突然「喪中はがき」が届いて慌ててしまった人もいるはず。  特に、日本の季節やイベントにまつわる...
春巻ではなくハルマキ?自炊疲れでも10分&大さじ4の揚げ焼きで“天国”へ
 餃子サンや焼売サンに比べて、どことなくハードルの高さを感じるのが、春巻サマです。  餡作りからしておっくう。だか...
#3 立川の夫と恵比寿の彼、女の幸せはどちらに?元アイドルが選んだ道は
【#1、#2のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎...
#2 専業主婦がライブ配信にハマるわけ「誰かが私の才能を見出して…」
【#1のあらすじ】  かつて2流アイドルグループの中堅メンバーだった麻美は、現在立川で専業主婦として平凡な毎日を送...
#1 10代で絶頂期の30歳元アイドル、まだ終わらないと信じる女の日常
 JR立川駅から徒歩で20分ほど。立飛のららぽーとからも、モノレールの駅からも、微妙に遠い住宅街の狭小住宅が麻美の現在地...