彼と2人きりなのに手を出してもらえない。問いただすと衝撃の告白が…

mirae.(みれ) ライター
更新日:2024-07-29 06:00
投稿日:2024-07-29 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地に暮らす“国宝級”イケメン大学生Kくんに恋をし、男性の家に泊まるという大事件が。
 しかし夜になってもKくんとの間には何も起きず…。どうなった、私の処女!

Kくんの自宅で2人きりの夜

 北の地に住む“国宝級”イケメン大学生Kくんの家に泊まることになり、いよいよ夜になってエロい気持ちは最高潮。「とうとう私の処女を捧げることになるのだわ」と期待に胸を膨らませていました。

 しかし、彼の家に着いてから1時間、2時間…と時間が過ぎても、Kくんはまったく手を出しません。指一本触れてもきません。「早く私を押し倒して~!」と心の中の叫びは虚しく響いていきます。

 きっとこの時のKくんを見つめる私の視線は、エロい下心に満ちたものだったに違いありません。それくらいセックスがしたくて仕方ありませんでした。

 そんな視線に気づいたのか、Kくんはテレビから目を離し、私を見つめてきました。じっと目があう2人。「いよいよか…!」とゴクリと唾を飲み込むと、彼の口から出たのは、

「お風呂入ってきなよ」

 という一言。

「う、うん。ありがとう」

【読まれています】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

お風呂上がり、部屋に戻ると…

 そう答えて、ひとりお風呂に入ることに。肩を落としながら「私には性的な魅力がないのかしら」と悶々と身体を洗いながら考えていました。「いや、まだわからない!」と落ち込む気持ちを立て直して、隅々まできれいに身体を洗ってお風呂場を後にしました。

 部屋に戻るとそこにあったのは、テーブルを挟んで敷かれた2セットの布団。2つの布団の間には、腕1本半ほどの距離が。テーブル、なぜ挟む!?

「俺もお風呂に入ってくるね」

 Kくんはお風呂場に消えていきました。私の気持ちも知らずに。

「じゃあ、明日も早いし寝ようか!」

 落ち込んだ気分のまま布団の上に座ってKくんを待っていると、「何もないまま終わってしまうのだろうか」とどんどん気分は落ちていきます。「私はKくんとセックスがしたいし、ひとつになりたいのに」と思うと、じわっと涙が出てきました。

 数分後、お風呂から上がってきたKくんは、「じゃあ、明日も早いし寝ようか!」とひと言放ち、布団に入って電気を消してしまいます。

 Kくんに「セックスしたい」と言えるはずもなく、テーブルを挟んで向こう側の布団で眠る彼を見つめながら、私も渋々布団に入りました。

「でも、もしかしたら深夜になったらムラムラしてくるかも」

「だって、女の子と2人きりなんだよ?」

 いろいろなことを妄想しましたが、虚しくも時間は過ぎていくだけ。すぐ近くに大好きなイケメンKくんがいるのに手を出してもらえず、私の女性としての自尊心は、どんどん崩れていくのでした。

 とはいえ、燃え上がった下半身のムラムラは収まらないまま。Kくんの寝息を聞きながら、ほてった身体を、朝まで自分で慰めるしかありませんでした。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


面食い女性は結婚できない?イケメン好きの心理&男性の本音
「面食い女性」とは、男性を「美しい顔」かどうかで選ぶ女性のこと。イケメンばかりと付き合っている面食い女性は幸せに一番近い...
恋バナ調査隊 2021-01-05 06:00 ラブ
3人の男をローテで回して…異性のカラダを求めてしまうワケ
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2021-01-12 09:58 ラブ
離婚のトラウマにさよならを…自分の欠点との向き合い方
 離婚って、自分の欠点を否応なく突き付けられますよね。中にはトラウマになるくらい、心の傷を追う人も出てきます。いっそ完璧...
七味さや 2021-01-04 06:38 ラブ
男性に嫌われる!?“重い女性”の特徴&今すぐできる改善策
 彼のことが大好きで、ただ一生懸命尽くしているだけなのに「重い」と思われていたらショックですよね……。気持ちが重い女性は...
恋バナ調査隊 2021-01-03 06:00 ラブ
男女問わずモテる“マメ女子”の特徴&なるためのポイント♡
 男女問わず人気のある人は、さまざまな魅力を持っています。その一つが「マメさ」。マメな女子こと、“マメ女子”はサポート力...
恋バナ調査隊 2021-01-03 06:00 ラブ
コロナ禍で判明した男の素顔に幻滅…再婚を悔やむ女性の叫び
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-01-02 09:28 ラブ
欲しかったのは経済的な安定…年上女性と再婚した男の打算
「冷酷と激情のあいだ〜女性編〜 vol.27」では、再婚直後にコロナ禍に突入し、結婚を後悔している女性・Rさんの叫びをご...
並木まき 2021-01-02 09:29 ラブ
既婚男性×独身女性の不倫カップル 本音とデメリットを解説!
 不倫は“してはいけない”こと。常識ですね。「誰も幸せになれない恋」と、悪いイメージを持つ方も多いでしょう。ですが、実際...
リタ・トーコ 2021-01-01 06:00 ラブ
運命の恋を感じたい人必見!本当の恋の特徴&幸せの掴み方♡
 女性なら誰もが一度は、「運命を感じるような本当の恋がしたい」と思うでしょう。しかし、本当の恋ができる相手に出会うことは...
恋バナ調査隊 2021-01-01 06:00 ラブ
その気になられても…“勘違い男”に送ってはいけないLINE
男性の中には、恋愛経験が少ないピュアな人が存在します。彼らは、ちょっとした社交辞令や女の子らしい可愛い絵文字などを見ただ...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
好きな人の前で緊張してしまう…心理やドキドキしない対処法
 好きな人を目の前にすると、緊張してしまう人って多いですよね。話せなくなったり、挙動不振になったりして、「嫌われるのでは...
恋バナ調査隊 2020-12-31 06:00 ラブ
どんなに好きでもやっちゃダメ!愛が冷める恋愛のタブー8選
 タブーとは「触れてはいけない・禁止事項・御法度」という意味で、日常でも良く耳にする言葉です。恋愛のタブーも同様で、「や...
恋バナ調査隊 2020-12-30 06:00 ラブ
もう恋愛で傷つきたくない!辛い気持ちを乗り越える方法5つ
 20〜30代になると、「これ以上傷つきたくないから、恋愛したくない」と、恋愛に消極的になる人が増えているようです。過去...
恋バナ調査隊 2020-12-30 06:09 ラブ
夫婦仲ビミョーで離婚したいけど…大人婚2つだけ後悔なし!
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-29 06:00 ラブ
クイズに弱いと彼女失格?叶わなかったイケメン東大生との恋
 東大生との恋ーー。それは、女性なら誰もが一度はしてみたい恋かもしれません。実際に婚活市場では、東大出身の男性との結婚を...
田中絵音 2020-12-29 06:00 ラブ
恋愛上手な女性に学ぶ特徴6つ&今すぐ真似したいテクニック
 過去に辛い恋愛を経験してきた人の中には、「恋はしたいけれど、もうあんな辛い思いはしたくない……」と、後ろ向きな気持ちに...
恋バナ調査隊 2020-12-28 06:00 ラブ