なぜ女だけが罪悪感を抱く? 夕食の準備が間に合わない…ワーママが直面する仕事と家庭のプレッシャー

豆木メイ フリーライター
更新日:2024-11-26 06:00
投稿日:2024-11-26 06:00
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。

 結婚生活の中で「仕事」と「家庭」の両立に悩むのは、働く母親にとって切実な問題です。特にフルタイム勤務となると、帰宅が遅くなりがちで、家族に負い目を感じることも多くあります。一体なぜ?

 仕事にフルコミットしたいという気持ちと、家庭を支える母親としての役割。二重のプレッシャーに苦しむ女性たちのリアルと、そこに潜む固定観念について掘り下げていきます。

働く母親が抱える「負い目」とは?

 フルタイムで働く母親であれば、皆一度は子どもに対して「負い目」を感じたことがあるはずです。

 仕事で帰宅が遅くなるたびに、家族に申し訳なさを感じてしまいます。

 家事や子どもとの時間を犠牲にしているのでは、と心の中で自分を責めてしまうのです。

 晩ごはんを子どもたちが自分で温めて食べる姿を想像すると、「これでいいのかな」と思わずにはいられません。

 夫が家にいるときはさらに気まずい。

「もっと早く帰ってきてくれればいいのに」と思われているのではないかという思い込みが頭をよぎります。

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夫への思い込みが負担を増やす

 実際、夫は何も言いません。口に出して不満を言われたこともありません。

 それなのに、私の中には「夫はきっと内心、早く帰って来いと思っているはず」という思い込みがあります。

 なぜこのように思うのか?

 この思い込みの背景には、自分自身の中にある固定観念が影響しているのかもしれません。

「ごはんを用意してあげるのは母親の役割」という古い考えが、無意識のうちに自分を縛りつけています。

 夫婦で家事を分担するのが当たり前になった現代でも、このような価値観が自分の中に残っているのは意外ですが。

豆木メイ
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アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
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