「認知も養育費も拒否したくせに!」子どもとの面会を要求する元彼に悩む45歳シングルマザー

並木まき ライター・エディター
更新日:2024-11-30 06:00
投稿日:2024-11-30 06:00

「考えておく」とは言ったけれど

「当時から、調子のいいオトコでしたけどね、そういうところはまったく変わっていないなって気がしました。

 子どもは男の子なんですけど、パパの存在について一切説明していません。

 だから彼が息子に会いたいって言ってきたとき、私からは『それは無理』と一度は断ったのですが…。

 しつこいくらい何度も食い下がり、なかなか電話を切らせてくれないので、最終的には『考えておく』と言ってしまいました。

 だけど…すでに別の女性と家庭を築いている上に、養育費だって1円ももらっていないのに『父親なんだから、会わせろ』って言うなんて…。ムシがよすぎると思いませんか?」

 一方で、息子に対していつまでも父親の存在を隠すのは良くないのかもしれないと由香子さんは考えています。

息子のための最適解は?

 しかし突如として目の前に現れた父親に息子はどんな思いを抱くのか、せっかく穏やかにスクスクと成長しているのに、父親のせいで悪影響が及ぶのではと話します。

「もともと未婚で産んでいますから、彼が父親役を担うとは思えませんし、期待もしていません。

 もし今後、息子がグレたり問題を起こしたりすれば、父親に出てきてほしいって思う日もあるのかもしれない。でも、今のところそんな未来は想像できないし…。

 それに、私にこれから彼氏ができればその人と結婚する可能性だってあります。

 変に実の父親が出てこないほうが息子にとってもいいんじゃないかって思うんです。

 でも…、そうは言ってもやっぱり息子にとっては生物学上の父親だし…。だからダイスケさんが会いたいと言っている今こそ、息子に会わせるべきなのか? っていう気持ちもあるんですよね」

 これまで10年もの間、ダイスケさんからはっきりと「息子に会いたい」と言われたことがなかった由香子さん。

 突然の申し出に対して、どう決断をするのか悩みは深まるばかりだとため息をつきます。

 ◇  ◇  ◇

 では、息子の父親であるダイスケさんは、どんな考えを抱いているのでしょうか。実はダイスケさんは、親しい仲間たちに今の状況や気持ちを吐露していました。

 次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


自ら鬼嫁を生み出している…“鬼嫁メーカー”な夫の性格3選
「ウチの嫁、鬼なんです!」と語る男性たちの中には、気づかないうちに鬼嫁メーカーになっていそうなタイプも散見されます。魑魅...
並木まき 2019-12-29 06:00 ラブ
ダメを近づけているのは自分? 男をダメにする女性の3タイプ
 好きな男性のタイプは「頼りになる男性」とか「仕事ができる男性」と挙げるのにも関わらず、気がつけばいつも彼氏がダメ男……...
東城ゆず 2019-12-28 06:00 ラブ
クリスマスや誕生日の前後…記念日の浮気をチェックする方法
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。皆さん、クリスマスは楽しめましたでしょうか。恋人たちにとってのビッグイベント...
山崎世美子 2019-12-28 06:00 ラブ
正当化にもほどがある…鬼嫁たちが夫に放つ“驚愕の持論”3選
 夫婦関係は、持ちつ持たれつ。……であるはずが、相手が鬼嫁となると、そうはいかない現実も散見されます。魑魅魍魎(ちみもう...
並木まき 2019-12-27 06:00 ラブ
バツイチの出会いはどこに? 本当にあった3つのエピソード
「バツイチ」という言葉もすっかり市民権を得たようで、今では「バツイチです!」と言っても偏見にあうことが滅多になくなりまし...
東城ゆず 2019-12-27 06:00 ラブ
どうして? DVも性犯罪も…女性の「加害者」が増えている
 DVというと多くの人が「夫から妻への暴行」を想像すると思いますが、実態は変化しつつあります。男性からの被害相談がどんど...
内藤みか 2019-12-26 06:00 ラブ
彼氏への上手な寂しさの伝え方!重い女にならないためには?
 お付き合いをしていても、なんだか寂しさを感じてしまうことってありますよね。でも、漠然とした「寂しい」という気持ちを上手...
夫の心が折れる…鬼嫁からのLINEに潜む「恐ろしい癖」3例
 鬼嫁から夫のもとへと届くLINEには、恐ろしいメッセージが書かれているものも散見されます。  日常的にキツいLINE...
並木まき 2019-12-25 14:48 ラブ
デートの必要なし!アプリにはびこる“地雷男子”の見分け方
「あ、『いいね』が来てる。どんな人だろう!」  マッチング系のアプリを使ったことのある女性なら、誰しも“地雷ユーザー...
七海 2020-05-20 11:28 ラブ
幸せになるための結婚相手の見分け方…直感よりも可能性を
 皆さんこんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。今回は、幸せになるための結婚相手の見分け方をお伝えいた...
山本早織 2019-12-24 06:00 ラブ
好きだけど…彼氏とのデートが楽しくない理由&改善方法4つ
 彼氏がいる人にとって、デートは特別な時間ですよね。デートの前にソワソワしたり、「デートの予定があるからこそ、仕事も頑張...
東城ゆず 2019-12-24 06:00 ラブ
男運がない…なんてもう言わない! 男運を上げる5つの方法♡
 恋愛が長続きしなかったり、ひどい男性とばかり付き合ってしまうと、「私って男運ないのかな……」と不安になってしまいますよ...
リタ・トーコ 2019-12-24 06:00 ラブ
妻たちが語る!夫にイラっとする瞬間&試してみたい対処法!
 結婚して自分の家庭を持つと、幸せなことばかりではありません。育児や仕事、家事と忙しい日々に、イライラする女性も多いでし...
東城ゆず 2019-12-23 06:00 ラブ
夫には悲劇…鬼嫁たちの恐ろしすぎるクリスマスディナー
 クリスマスディナーは、外食にせよおうちごはんにせよ、いつもよりスペシャルな食事を楽しむ夫婦も多いもの。ところが、鬼嫁が...
並木まき 2019-12-22 06:00 ラブ
楽しいデートにしたい♪マンネリに効くデートアイデア7選!
 付き合いが長くなってくると、遊園地や動物園なども退屈に思えてしまいますよね。次第にデートがワンパターン化してしまうのは...
東城ゆず 2019-12-22 06:00 ラブ
男は独占欲の塊なのに! それでも距離を置きたがる3つの本音
 付き合っている彼から「距離を置きませんか?」って言われました。そもそも、その必要があるのか、正直分かりません。 ...
神崎メリ 2019-12-22 06:00 ラブ