更新日:2024-11-30 06:00
投稿日:2024-11-30 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.223〜女性編〜」では、息子の父親である元恋人のダイスケさん(50歳・仮名)から、10年も経ってから「息子に会いたい」と連絡がきたことに戸惑う由香子さん(45歳・仮名)の心情をお届けしました。
ダイスケさんは、由香子さんの出産後わずか半年で別の女性と結婚。なぜ今になって急に息子に会いたいと言い出したのでしょうか。実はダイスケさんは親しい仲間たちに、お酒の席で切実な思いを吐露していました。
ダイスケさんは、由香子さんの出産後わずか半年で別の女性と結婚。なぜ今になって急に息子に会いたいと言い出したのでしょうか。実はダイスケさんは親しい仲間たちに、お酒の席で切実な思いを吐露していました。
50歳、ただいま家族と別居中
「今、家族と別居して1年くらい経つかなぁ。だんだん寂しくなってきたよね。
最初は自由な時間が増えてラッキーって感じだったけど、最近はひとりでの生活が身にしみるっていうかさ。なんだか孤独を感じちゃうね。
それでこの前、元カノの由香子に連絡をしてみたわけ。由香子は俺の子どもを産んで育ててくれているから、まぁ半分くらい家族みたいなもんじゃん?
それなのにさぁ、あんまり喜んでくれなくてさぁ。むしろ迷惑そうな口調だったから、ちょっと傷ついたよね」
由香子さんの息子を認知もしていなければ、養育費も払っていないダイスケさん。そこには彼なりの事情があったと話します。
思いやる余裕がなかった10年前
「俺、あのときは今の妻と結婚をするのに必死で、由香子たちのことまで考えてあげられなかったんだよなぁ。
余裕がないっていうの? お金もそうだし時間的にも気持ち的にも、由香子たちを思いやる余裕はまったくなかった。
でも俺もトシをとってきて、このままじゃいかんよなぁって思うわけよ。それに、今や妻や娘たちとも疎遠で、いつ離婚をしてもおかしくない状況だもんな。
これまで由香子たちを放置しちゃっていたバチが当たったのかもしれないね」
ダイスケさんが息子に会ってみたい気持ちは日増しに強くなり、なんとかして近況を知りたいと思いは募るばかり。
ラブ 新着一覧
モテるとモテないの違いって、実はとても些細なことだったりします。恋愛上級者たちは、その小さな違いをさりげなく言動に織り...
せっかく付き合えた彼氏。なぜか毎回、最初は楽しいのに数カ月経つとデートや連絡が激減したり、奢ってくれなくなったり、「好...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
おしゃべりな彼女と無口な彼女、あなたはどちらですか?「無口だとつまらないと思われるかも……」「おしゃべりな女は嫌われる...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
彼とのデートが決まったら、「どこに行こう?」と、盛り上がるプランを考える人も多いでしょう。デートといえば映画や遊園地と...
好きな人と付き合えただけで幸せを感じていたはずなのに、交際が進むにつれて「もっと愛されたい」と欲張りになる人は少なくあ...
男性の知り合いや友達とLINEのやりとりをしていると、「ん? これってどういう意味だろう?」と、相手の本心が気になるこ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.59〜女性編〜」では、恋人からの“ホウレンソウ”が不十分であることに、怒りを抱き続ける女性・...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージはもはやありません。ここ最近目立つの...
誰もが知っている「シンデレラ」の話。ガラスの靴を持って探しに来た王子様と結ばれるというファンタジーに、ときめいた女性も...
カップルの同棲は、「家賃の負担が減る」「結婚前のシミュレーションができる」などのメリットがある一方、きちんとルールを決...
好きな男性から、言葉で愛情を表現されると安心する女性は多いでしょう。でも、男性の中には、言葉にしなくてもちゃんと愛情を...
過去に浮気されたことのある女性は、「信じていたのに裏切られた」というトラウマから、恋人をどうしても疑ってしまうと苦しん...
一人でいる時間が長くなれば長くなるほど、次の恋愛へのフットワークが重くなりがちですよね。最近はアプリなどで異性に出会え...