更新日:2024-12-27 06:00
投稿日:2024-12-27 06:00
母の死後、父から驚きの言葉が
久美さんは続ける。
「母が亡くなって3カ月後、父から思いもよらない言葉を告げられたんです。『医療スタッフのサラさんと再婚したいんだが…サラさんもそれを望んでる』って」
久美さんにとって晴天の霹靂だった。サラさんとは、マレーシア人の女性スタッフだ。年齢は久美さんの1つ上の37歳。親子ほど年の離れた外国人女性とそんな関係になっていたとは…。
遺産狙いじゃないの?
「母が亡くなって1年も経っていないのに、再婚? しかも、母と同じ職場で働いていたマレーシアの彼女とそんな仲になっていたなんて…と大いにショックを受けました。
父は『母さんを亡くして生きる希望を失っていた時、サラさんが慰めてくれて、それから交際が始まった』と言っていますが、私は信じません。母が闘病生活で苦しんでいた段階から男女の仲にあったと思っています。
父が許せませんでした。同時に、涼しい顔で妻の座に居座ろうとしているサラさんにも怒りが湧きました。真っ先に思ったのは遺産狙いです。70歳を過ぎた父は、現役医師とはいえ、37歳のサラさんより先に逝くのが自然な流れです。
私は父に冷静になってもらおうと『お父さん、騙されていない? サラさんは遺産狙いじゃないの? 本当にお父さんを好きだったら、再婚はせめてお母さんの一周忌を過ぎてから話すのが常識じゃないの? 私は絶対に認めないから』と」
ラブ 新着一覧
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.45〜女性編〜」では、突如としてモラハラをし始めた恋人に戸惑いを隠せない女性・Jさんの本音を...
年上の男性って、男としての色気や余裕、落ち着きがあってとても魅力的ですよね。でも、「経験豊富だから相手にされないかも」...
たとえ結婚できたとしても、相手がどんな男性かによって、女性の幸せは大きく影響されます。だからこそ、事前に「本当にいい男...
「彼がなかなか会ってくれない……」。これがコロナ禍での女性の大きな悩みとなっています。コロナ禍前は週1で会っていたのに、...
男性のスキンシップには、「脈あり」と「脈なし」の両方の気持ちが隠れています。気になる男性からスキンシップされて、「これ...
彼氏に振られると、つらくてつらくてたまらないですよね。何をするにも別れた彼氏のことを思い出して、何も手につかない。 そ...
甘美な欲望に貪欲かつ忠実なオトナ女子に、オススメの作品を紹介する「コクハク」発のBOOKレビュー。今回は婚活疲れでヘト...
恋愛がしたくても「傷つくのが怖い」という理由で、恋愛から遠ざかっている人が少なくありません。でも、「このままだと、いつ...
劇的な不幸が襲ってきたわけではないけれど、ずーっと漠然とした不安が目の前にずっとある。そんな「人生なんとなく不安症候群...
恋愛中の女性がやってしまいがちなのが、彼氏にあれこれ世話を焼いて「オカン化」してしまうこと。一見、オカンのように慕って...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.44〜女性編〜」では、自宅に招いた途端に音信不通になった恋人に対して戸惑う女性・Hさんの叫び...
他人のカップルのLINEを覗く機会って、少ないですよね。今回は、そんなLINEの内容を偶然知ってしまった友人が思わずシ...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。彼との関係がしっくりといかない……倦怠期? 嫌われた? と薄々気づいていなが...
あなたは、男性のヒゲが好きですか?「ヒゲは不潔なイメージがあるから苦手」という人や「ヒゲの生えている男性のほうがワイル...