「毎月、性病検査してでも人生のステージを上げたい」パラサイト不倫に懸ける40代婚活セミナー講師 #3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-03-14 13:48
投稿日:2025-02-28 06:00

こっそりマウント女をブロック

「誠一さんはいつも素敵なホテルをセレクトしてくれました。先に彼が部屋をリザーブしてメッセンジャーで部屋番号を教えてもらい、時間差で私が訪ねるという流れです。そして、眺めのいい高層階での優雅なランチとシャンパン。もちろん、毎回スマホで撮影してSNSにアップがお約束です(笑)。

 料理やドリンク、自撮り画像とともに、投稿文は『今日のビジネスランチ。窓からの眺めも最高』とか『昼間のシャンパンは、仕事を頑張っている自分へのご褒美♡』など、毎回『リア充』をアピールしたんです。

 誠一さんにも『悦子のハッピー婚活塾』のバックアップやアドバイスをしてもらっているんですから、あながちウソではありませんものね。そうそう、誠一さんがシャワーを浴びている隙に、彼のスマホを拝借して、以前SNSで私にマウントしてきた憎らしい美魔女・真美さん(仮名・52歳インフルエンサー/既婚子供アリ)をブロックしてやりました。いい気味です。攻撃は最大の防御ですから」

 そんな悦子さんだが、困ったのが生理だったという。

ピルの副作用に苦しんだ過去

「普通なら閉経してもいい年齢ですが、私は毎月、生理があるんです。女としては喜ばしいのですが、2人の男性と不倫しているため、デートのスケジュールを決めるのに困ってしまって…」

 悦子さんは、若い頃にピルを処方してもらったことがあったが、副作用の吐き気がひどく、今もピルの服用には嫌悪してしまう。そこで、ネットで「吉原」で男性相手に働く女性たちの生理日の対処法を調べたという。

「驚きました。生理中も稼ぎたい女性のために、『体内に海綿を入れて経血を止める』というやり方を知ったんです。さっそく海綿を購入して、デートに挑みました」

 予想外にスムーズにいったため、行為の悩みは解決。それと同時に、毎月の性病検査も始めたという。

「実は、稔さんも誠一さんも避妊具は着けてくれない派で…。私が出会ったハイスぺ男性がたまたま性病などを軽視しているのか、もしくは『自分は感染しない』という変な自信を持っているのか、2人とも避妊具なし。聞けば、コロナ禍でもワクチン接種は一度もしなかったそうです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

ラブ 新着一覧


文字の威力って凄っ!好きな人との恋バナLINEで脈アリor脈ナシの判断を
  あなたは好きな人と恋バナしていますか? まだしたことがないなら、ぜひ1度話を振ってみてください。  そのときの彼の...
2023-05-20 06:00 ラブ
モテ、出来過ぎ、情熱…隣の芝生は青い! 人の旦那が羨ましいエピ4選
 人の旦那を見て、羨ましいと思う瞬間ってありますよね。「でも、これって罪なの?」なんて考える必要はありません。人の夫を羨...
恋バナ調査隊 2023-05-20 06:00 ラブ
交際半年で2度も浮気!年下彼女に「制裁をくだせない」40代男の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-05-20 06:00 ラブ
「彼以外の男性とエッチすらできないの?」29歳女が浮気を繰り返すワケ
「冷酷と激情のあいだvol.143〜男性編〜」では、結婚を前提に交際をしている恋人・由香さん(29歳・仮名)が、交際半年...
並木まき 2023-05-20 06:00 ラブ
妻を論破する必要ある!? 頭がいい夫のめんどくさいエピソード&対処法
 頭のいい人というと、「勉強ができる」「頭の回転が早い」などの特徴が思い浮かびますよね。でも、頭がいいからといって、すべ...
恋バナ調査隊 2023-05-19 06:00 ラブ
こじるり、中条あやみに続け!? 婚活市場のトレンドも「イケイケ青学卒」
 タレントの小島瑠璃子(29)が今年3月、会社経営者と結婚していたと15日配信の『文春オンライン』が報じた。記事よると、...
童貞男子がマッチングアプリに猛烈増殖中!仲良くすべきか否か、方法は?
 コロナが5類に移行し、人々の行動範囲も大きく広がっています。開放感からか、マッチングアプリでも交流が活発化している様子...
内藤みか 2023-05-18 06:00 ラブ
セフレ降格まっしぐら!「浮気性認定される女性」のヤバい特徴5つ
 この世には浮気する男性がめっちゃ多い事実はさておき、男性が「彼女にしたい女性」の条件の1つが“一途であること”なのだと...
恋バナ調査隊 2023-05-18 06:00 ラブ
これって脈アリ?30代男性が惚れてる女性にとる“行動サイン”
 年齢があがるにつれて、男性からの好意を感じにくくなり、脈アリかどうかを判断するのは非常に難しいですよね。  チャ...
若林杏樹 2023-05-17 06:00 ラブ
記憶障害なワケあるかーい! 彼氏の寒ーいバレバレ嘘LINE3選
 どうして、男性は簡単にバレてしまうわかりやすい嘘をついてしまうのでしょうか? 心理的には、言い訳をしたい、嘘がバレない...
恋バナ調査隊 2023-05-17 06:00 ラブ
顔がタイプと言われた…本命or社交辞令orヤリモク? 男のホンネを解説
 男性から「顔がタイプ」と言われたら、ほとんどの女性が嬉しく感じるでしょう。  しかし、男性によっては下心が隠れて...
恋バナ調査隊 2023-05-17 06:00 ラブ
イタイ女かもしれないけど「人妻になってもモテたい」は気持ち悪いこと?
 結婚してもモテたい! 私はそう思っています。  結婚してるんだからもうモテなくてもいいし、まして出産して子供もい...
豆木メイ 2023-05-16 06:00 ラブ
旦那が元カノのSNSフォローしてた!責め立てたら負け、撃退対処法は
 もしも旦那が元カノのSNSをフォローしていたら、なんだか落ち着かないですよね。「もしかして隠れて会っているかも?」「ま...
恋バナ調査隊 2023-05-16 06:00 ラブ
バツ2男との恋愛を後悔する2大原因! 沼った女性の無念がこだまする
 離婚が珍しくなくなった今、あなたが好きになった男性に離婚歴があるケースも存在するでしょう。でも1度ではなく2度離婚して...
恋バナ調査隊 2023-05-15 06:00 ラブ
お金にだらしなくて不安すぎる…彼氏に「無駄遣いをやめてほしい」対処法
 付き合っている彼氏がお金にだらしないと、将来結婚できるのか不安になりますよね。特に将来の夢に向かって「自己投資」するよ...
恋バナ調査隊 2023-05-15 06:00 ラブ
喧嘩しちゃった時こそ…「夫婦の手紙交換」で生まれるめちゃ嬉しい効果
 夫婦になると、あまりに近い存在だからこそ「なかなか言えない言葉」がありますよね。でも、仲の良い夫婦に共通するのは「愛の...
恋バナ調査隊 2023-05-14 06:00 ラブ