さて、恋愛感情とは、身もふたもない言い方をすれば「ホルモン」による化学的作用です。
こうした感情に作用するホルモンは多数存在しますが、その中でも、男女の恋愛を支配していると言っても過言ではないのが、テストステロンとエストロゲンというホルモン。
大怪獣的に「テストステロン vs エストロゲン 東京頂上決戦!」のようなタイトルになりそうな、これら2つのホルモンたち。
今回は、そんな男女間の恋愛を彩るホルモンについて解説させていただきます。
出会った時は相性のいい2つのホルモン
精巣生まれ、欲望育ち、やりたい奴は大体友達~♪
そんな歌詞の曲に乗って登場しそうなのが、男性ホルモンの代表格テストステロン。
こちら、男性の「金持ちなりたい」「いい女とやりたい」「モテたい」という非常にシンプルな欲求を駆り立てるホルモンであり、ガツガツと貪欲であることが特徴。好きといった感情よりも、シンプルに「やりたい!」につながっています。
そんなテストステロンと仲良しなのが、女性ホルモンのエストロゲン。
エストロゲンは、オス力の高い男性に口説かれると大量に分泌され、女性に色気を与えてくれるホルモンです。
出会った最初のデートでは、これらテストステロンとエストロゲンは非常に相性の良いホルモンなのです。
そんなテストステロンとエストロゲンですが、性的な部分では大活躍の彼らも、いざちゃんとした恋愛に発展する際にはほとんど役立たず。
それでは、恋愛モードに入るときに活躍するのは一体どんなホルモンでしょうか?
恋愛モードはフェニアチルアミンの出番!
フェニアチルミンは別名「ときめきホルモン」と呼ばれており、好きな異性の前でドキドキするときに活躍するホルモンです。恋愛における“ハートをズキュン!”という感覚には、このフェニアチルアミンが関係してるんですよね。
フェニアチルアミンは、自分が好きって気持ちを相手に向けるときに作用するもの。一方で、気になる相手から好意を向けられた時に頑張ってくれるのが、承認系の感情をつかさどるドーパミンです。ドーパミンはご褒美が大好きで、目標が満たされたときに張り切ってくれるゲンキンなやつです。
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