恋愛ホルモンで綺麗に! “つもりダイエット”で痩せる方法

コクハク編集部
更新日:2019-07-08 06:00
投稿日:2019-07-08 06:00
「恋をすると痩せて綺麗になる」――。昔から耳にする言葉ですよね。でも、実はこれ、ジンクスでもなんでもなく、科学的にも証明されているんです! 痩せさせたり、美肌にしてくれたり、そんな嬉しい効果をたくさん持っているのが「恋愛ホルモン」。そんな恋愛ホルモンを利用したダイエット方法、いざチェックしていきましょう♪

女性を綺麗にする「恋愛ホルモン」ってどんなもの?

 恋をすると食欲がなくなったり、ドキドキして何も手につかなくなったり、そんな経験をしたことがある方は多いはず。実はこれ、誰かを好きになると分泌される「恋愛ホルモン」の影響によるものなんです。

恋愛ホルモンの種類や働き

「恋愛ホルモン」と呼ばれるホルモンには、いくつかの種類があります。排卵日〜生理前に分泌が多くなる「エストロゲン」は有名ですが、その他、「PEA(フェニルエチルアミン)」、「ドーパミン」など、さまざま。

 そこでまずは、おもな恋愛ホルモンの種類や働きを見てみましょう。

・エストロゲン……女性らしい体つきにさせる、肌や髪を綺麗にする
・PEA……気分を高揚させ、食欲がなくなる、美肌にさせる
・ドーパミン……快楽を感じさせる、集中力や好奇心を高める、血行促進
・オキシトシン……ストレスを軽減させる、幸福感をもたらす
・アドレナリン……心拍数を上げる、代謝をアップさせる

 お気付きの通り、恋愛ホルモンは美肌や女性らしい体つきにしてくれるだけではなく、食欲減少や血行促進、代謝アップなど、ダイエットにプラスの働きを促してくれるものもあります。恋をするだけで美が手に入るなんて信じがたいですが、これは科学的にも証明されていることなんですよ。

恋愛が女性にもたらす嬉しい変化

 恋愛中に「好きな人を振り向かせたい」「もっと好きになってほしい」と思うのは当たり前のことでしょう。恋愛ホルモン以外にも、恋愛がもたらすその他の嬉しい変化には、下記のようなことが挙げられます。

おしゃれに気を遣うようになる

 好きな人ができると、「何を着ようか」「どんな髪型にしようか」など、おしゃれに気を遣うようになるのが女性。着たい服のために、ダイエットを志すこともあるでしょう。男性の好みに合わせてガラッとイメチェンをするなど、ファッションに磨きがかかります。

理想的なスタイルを目指すようになる

 先に挙げた女性ホルモンのおかげもあって、勝手に痩せる恋愛中。不思議なもので、少し痩せることでダイエットへのモチベーションが上がるのも女性ならではのこと。その結果、理想的なスタイルを目指すようになり、より綺麗を追求するようになります。恋愛のドキドキや高揚感が、美に対してのモチベーションを保ってくれるのです。

「恋愛してるつもりダイエット」で痩せる!

 恋愛ホルモンは恋愛をしている人限定のものではありません。実は「恋愛してるつもり」だけでも勝手に痩せる不思議なダイエット方法があるんです。女性ホルモンを利用したこのダイエット方法、やり方を見てみましょう。

疑似恋愛でもOK

 実際に恋愛ができるなら、それが1番! とはいえ、好きな人は無理に探すものではありませんよね。でも、恋愛ホルモンは、なんと疑似恋愛でも分泌させることができるそう。例えば、好きなアイドル、キャラクター、芸能人にときめきを持ったり、恋愛映画を見てドキドキ感を味わうだけでもOK。妄想に集中しましょう。

集中や感動など精神活動を増やすことも◎

 趣味に没頭している時、気づけば食べることを忘れていた、という経験がある方は多いでしょう。このように何かに集中したり感動したりなど、精神活動によっても恋愛ホルモンの分泌が促され、ダイエット効果が生まれます。

恋愛は最高の美容液! 良い恋をして綺麗になろう♪

 恋愛中に分泌される「恋愛ホルモン」は、女性の美にとても貢献してくれるもの。「恋愛は最高の美容液」なんて言われるのも分かりますよね。

 ただし、「恋の病」と謳われるように、恋愛によって痩せるどころか摂食障害を引き起こしてしまったり、精神的に大きなダメージとなってしまったりと、悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるので注意が必要。

 ぜひ、毎日ワクワクドキドキとして「前向きに綺麗になりたい!」と思えるような素敵な恋を見つけてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...