『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました

中村未来 ライター
更新日:2025-06-23 12:05
投稿日:2025-06-23 12:05
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田さんと石森さん、ラストローズをもらうのは果たしてどちらなのか!?

最後の2ショットデート! いまだ久次米さんの心が読めない

 ここまで団体行動を連発していた久次米さんですが、やっと、2ショットデートです。久しぶりにこういう姿を見た気がします。

 まずは、小田さんと遊覧船デートを楽しみます。やっぱりマレーシア最後のデートだからなのか、どこかしっとりしていますね。小田さんも、いつもみたいにはしゃぎません。ここに来て、急に精神的に成長したような印象すらあります。

 一方の久次米さんは、初回から今まで、まったく様子が変わりません。さすがに最初ほどの緊張はないけど、ファイナルローズに向けて高まっているようにも見えない。本当に心が読めない。

【こちらもどうぞ】『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?

小田さん、成長したね。7秒ゲームがエモかった

 小田さんは序盤からずっと久次米さんLOVEをアピールしていたので、ここでも変わらず、まっすぐに愛を伝えます。小田さんは喋り方が独特なせいか、好き好き言うけど、あまり重たく感じないんですよね。そこも魅力かな。

 積極的に甘えるし、ハグもするし、「安心させてほしい」と言葉に出すし、モテ女ムーブがすごいです。大人になってから恋愛経験がないと言っていましたが、大人って20歳以降のことを言ってるんじゃないかなと思っています。

 7秒見つめるゲームを最後に持ってきたのは、エモいなと思いました。最初は照れて7秒もたなかった小田さんも、ここではしっかり7秒見つめることができました。成長しましたね。

こういうデートがもっと見たかったなあ!

 後攻は石森さんとの2ショットデートです。久次米さんの「クラシックのカー」発言にちょっとだけ笑いました。ルー大柴かな。石森さんとのデートはアイススケートでした。今までなかったデートで意外。楽しそうなんだけど、ヘルメットとサポーターがちょっとシュールでした。

 二人で氷の上に似顔絵を描いたとき、久次米さんの絵がシンプルに下手で笑いました。こういうリアクションが見られるデートを、もっと見たかったなぁ!!  田﨑さんとか西田さんとか、運動神経が良くて盛り上がる人たちとか、めちゃくちゃ向いてそうなデートなのに……。

 石森さんが、久次米さんの好きなところTOP5を発表しましたが、「石森さん、そういうこともできるんだ」と感心しました。やる気が感じられないと思っていましたが、そんなことなかったんですね。出すタイミングをずっと狙っていたんだろうな。マイペースな人かと思いましたが、戦略的だったんだ。

中村未来
記事一覧
ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
●個人サイト

エンタメ 新着一覧


“ラスボス”小雪の大迫力!NHKは「わろてんか」の再放送どうですか?
 山下(近藤芳正)は大阪へ向かいトミ(小雪)と話をする。山下は、スズ子(趣里)や愛助(水上恒司)の覚悟を必死に語り、なん...
桧山珠美 2024-01-26 16:05 エンタメ
スズ子ご懐妊! 山下&坂口“おじさん応援隊”のワナワナ顔が必見すぎる
 病状が落ち着いた愛助(水上恒司)とスズ子(趣里)は、2人きりで湖畔に旅行に出かける。  そこで将来の家族のこと、...
桧山珠美 2024-01-25 15:50 エンタメ
口をプーっ! 草彅剛演じる羽鳥の駄々っ子な表情に注目して
 トミ(小雪)から伝言があると、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己)が、スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)のもとにやってくる。 ...
桧山珠美 2024-01-22 15:35 エンタメ
宮沢氷魚の文面にデキ婚とは言わせない圧…イケメン続々“獲られる”幕開け
「まさかやー」と思わず声をあげてしまいました。そうです。宮沢氷魚(29)と黒島結菜(26)の事実婚発表です。 「か...
元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ