優しさのつもりが…「ホワイトハラスメント」に要注意! 部下のやる気と成長機会を奪っているかも

コクハク編集部
更新日:2025-06-26 08:00
投稿日:2025-06-26 08:00

2. フィードバックをしない

 部下から提出された企画書や書類に対して、何もフィードバックせず「それでいいよ」「あとは私の方でやっておくので大丈夫です」と言って、ミスの指摘やアドバイスをしないのもホワイトハラスメントと捉えられてしまうかもしれません。

 部下の成長機会を奪うことにつながります。

 部下も、自分の知らないところで自分の仕事が修正されていたり、手が加えられて自分の案が全く別ものになっていたりしたら、いい気がしないのはなんとなく想像がつきますよね。

3. 大変な仕事をさせない

 重大な仕事を部下に任せず、雑務や末端の業務ばかり割り振っていませんか? これもホワイトハラスメントになってしまう可能性が高いです。

「信頼されたい」「頼られたい」「責任のある仕事をやってみたい」という向上心があるのに、上司から雑務ばかりを与えられていては、「自分は信用されていないんだ…」と自信もやる気も失ってしまいます。

「もし部下が失敗したら、私が尻拭いをする!」という覚悟で、部下に大きな仕事を任せるのも上司の役目です。

 雑務だけでなく責任のある仕事も部下に経験させて、成長のチャンスを作ってあげましょう。

ホワイトハラスメントは無意識でやっている可能性アリ

 今回紹介したホワイトハラスメントの例のように、部下に配慮して良かれと思ってやったことが、部下にとっては精神的な負担になってしまっているケースがあります。

 部下の成長機会を奪ってしまっていないか、部下とのコミュニケーションを振り返ってみてくださいね。

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