更新日:2025-07-08 11:50
投稿日:2025-07-08 11:50
重ね塗りで紫外線防御力はアップする?
SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見を主張する人たちも。いったいどっちを信じればいいの?
そこで2人の医師に同じテーマを直撃。エビデンスや知見をもとに答えていただきました。テクニックとしても知られる【日焼け止めの重ね塗りの効果】についてです。
2人の皮膚科医からの回答は…
「日焼け止めを兼ねた下地だけでは効果が薄い」「SPF値の高いアイテムを重ねれば効果がアップする」など、日焼け止めの重ね塗りについてさまざまな情報が飛び交っています。果たして重ね塗りは本当に効果があるのでしょうか?
そこで肌の専門家である医師に、日焼け止めの重ね塗りの効果についてうかがいました。
【回答:△】規定量を塗らないと効果は期待できない
もこスキンクリニック吉祥寺本院(東京都)
医療法人社団健麗会 理事長
高畠唯先生
【Q】日焼け止めを兼ねた下地を薄く塗るだけでは、あまり効果がないというのは本当?
【A】本当です。日焼け止めのSPFは規定量を塗った場合のこと。少ない量だと塗りムラができてしまうので、しっかり量を塗る必要がありますが、その量を塗ると厚塗りになってしまうので、していない方が多数でしょう。
【Q】SPF値の高いものを少しずつ重ね塗りする効果ありますか?
【A】どれも規定量というのがあるので、その規定量を塗り重ねるのであれば効果はあると思いますが、少ない量ではいずれにしろ効果は見込めないと思います。
【Q】日焼け止めパウダーやスプレーは気休めでしょうか?
【A】スプレーの場合は、かなりムラができてしまうので、気休めでしょう。パウダーの場合は、まんべんなく塗れるのであれば良いと思います。
関連記事
- えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修
- 【美容のウソ・ホント】ほうれい線がマッサージで消えるって本当? 医師3人の答えは/専門家監修
- あっつ…夏の不眠、どうにかできない? 熱帯夜に「ぐっすり眠る」ための4つの方法【医療従事者監修】
- 去年の「日焼け止め」使っていい? 意外と知らない買い替え時期、あの場所での保管は極力避けて!/医師監修
- ひぃ~! ツヤ肌ファンデ→数時間でドロドロに…。大人世代が「買って後悔する」コスメのポイント【美容家解説】
- 噂の美容法「タオルで顔拭きはNG」って嘘でしょ!? 医師3人の回答は/専門家監修【美容のウソ・ホント】
ビューティー 新着一覧
あなたは美容にいくらお金を使っていますか? 実は低コストでも簡単に自宅でできるスペシャルケアはたくさんあるのです。
...
40代半ば、白髪対策としてハイライトを入れています。ハイライトヘアは髪の毛をブリーチ剤で脱色させ、色素が抜けたところに...
朝寝坊した日や、忙しい日々を送っている時など、ついうっかりノーブラで外出してしまったことはありませんか? 出勤中や外出...
アラフォーをすぎると、仕事を休むほどの不調ではなくても、なんとなくやる気が出なかったり頭が働かなかったり……と、ちょっ...
朝起きてひどい寝癖がついていると焦りますよね。ギリギリまで寝ていたら、寝癖直しに時間がかかって大ピンチに! そんなとき...
2023-02-28 06:00 ビューティー
地毛がくるんとカールしてしまう天然パーマに悩んでいる人は多いのではないでしょうか? 実際に、天然パーマだと「髪の毛がま...
在宅ワークで、人に合わない日々を過ごして3年弱。オシャレの手を抜いて、服や化粧品を購入する機会も減っていました。が、こ...
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
衣替えをするのは大変ですが、「そうだ、これ買ったんだ!」なんて忘れていた洋服と再会することもあり、ちょっぴり楽しい時間...
「地雷系女子」とは、見た目は可愛いのに、性格が自分勝手で自己中心的だったり、情緒が不安定で感情をコントロールできなかった...
仕事が遅くなってしまった時や、夜中に資格取得の勉強などをしている時、どうしても夜食が食べたくなってしまう時ってあります...
書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんの月イチ連...
汗をかきやすい夏は、毎日シャンプーをしている人がほとんどでしょう。でも、「汗をかかず、乾燥しやすい冬にも毎日シャンプー...
結婚式やお祝いなどお呼ばれの席では、服装や雰囲気に負けない華やかな「お呼ばれメイク」をしていきたいですよね。でも「お呼...
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ダイエットの大敵といえば、「おいしい食べ物」ですよね。でも、完全に我慢するのは逆にストレス……。多くの人はできるだけ低...