大容量コスメで“損”をする? お金がたまらない人がやりがちな「美容アイテム」のワナ【美容家監修】

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-07-15 11:45
投稿日:2025-07-15 11:45

化粧品は、開封後3カ月程度で使い切るのがベター

 特に今の時期にマストな日焼け止め。本来は室内でも塗るべきですが、「出かけるときしか塗らない」派も多いのではないでしょうか。

 その場合、大容量サイズの日焼け止めを使い切るのには、かなりの期間を要しますよね。

 ちなみに化粧品は、開封してから3カ月程度で使い切るのが理想とされています。開封後は時間が経つほど品質も劣化しやすい点にもご注意を。半年、1年…と長期間、開封後のコスメを使い続けるのは控えたほうがベターなのです。

化粧品は「確実に使い切れる量」を買うのが真の節約術

 余談ですが、大容量がNGなら購入時に出費を抑えられるミニサイズがおトク! という話でもありません。中身が少なすぎればすぐにまた買わなくてはならず、トータルでは出費がかさむ傾向もあります。

 真の節約術はズバリ、「必要な期間で、確実に使い切れる量を使い切る」でしょう。

 日々の美容ルーティンを思い返したときに「これは確実に使い切る」と自信があるものは、大容量でも節約になる可能性があります。使い切れるかわからないものは購入時にざっくり「どのくらいで使いきれそうか」を頭に描きながら選ぶほうが、無駄な出費を減らせるはずです。

  ◇  ◇  ◇

 今年の夏も、高気温な毎日が続きそうです。

 高温多湿な環境は化粧品の劣化にもつながりやすいので、せっかく吟味して買った化粧品の品質が落ちないよう「保存状態」にもくれぐれもご注意くださいね〜!

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


厳しい冬が来る前に…お日様パワーを吸収中の“にゃんたま”君
 すっかり朝晩冷え込むようになりました。猫も人間も、冷えと寝不足は万病のもと。  きょうは、温まった防波堤のコンク...
流行りの“朝活”で得られるメリット6つ♪ 方法と具体例を紹介
 朝活というと「睡眠時間が短くなる」「日中眠くなりそう」など、デメリットばかりに目が行きがち。仕事やプライベートが忙しい...
部屋をおしゃれに模様替えしたい♡ポイント&プラスアイテム
 仕事で疲れて帰ってきた時、嫌なことがあった時、お気に入りのお部屋が迎えてくれるとホッとするもの。自分の好きな物、落ち着...
他人のウワサは蜜の味…悪口を言ってわざわざ敵をつくるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
カメラに気づいて慌ててコロン…まだあどけない“にゃんたま”
 せっせとにゃんたまωのお手入れをしている男の子に出逢いました。  気づかれないようにそっとカメラを構えたつもりが...
自信のある女性になりたい!その願望「どろんぱ」が叶えます
 ここはビル街の袋小路――。その突き当たりの地下に店を構える「パブスナック どろんぱ」には、今日もたくさんの悩めるお客と...
邪気を払って幸運を我が手に!赤葉千日紅の秘めたる底力とは
「ねーさん、こいつはオススメだから今のうちに買っときな」  半袖を着ようか、長袖を着ようか迷うような頃。「本日、ワ...
親バカでもいい? 子どもを褒められた時のベストな返し方5選
 ママ友同士の間で、「◯◯くん、走るの速くてすごいね」とか、「◯◯ちゃんって、お人形さんみたいに可愛いね!」なんて、子ど...
まるでジェームズ・ボンド…立派な“にゃんたま”は漢の象徴!
 きょうは、カッコイイにゃんたまω様の漢(オトコ)の後ろ姿です。  女の子が惚れちゃう男の後ろ姿というのは、トラッ...
妊活の成果が出ないときは…「病院を変える」選択肢の考え方
 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。婚活や恋愛のコンサルをしている私自身が、結婚後に女...
死んでも投げ銭はしない!セコい自分に生きがいを覚えるひと
 ライブ配信は、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく世界。今日も今日とて、多くのライバーやリスナーは、配信をめぐっ...
背後から怪しい気配が…恋人を守る“にゃんたま”君の鋭い視線
 きょうは、海を見下ろすお宅の庭、昼下がりのデート中に失礼します。  この地域のマドンナである聡明で美人のサビ猫を...
財運アップ! “真ん丸ポンポンガーベラ”で良縁を引き寄せて
 お花屋さんであるワタクシではございますが、毎日のお仕事の中で「あぁ!神様~!」と思ってしまう瞬間がございます。しかも、...
LINEのマナー心得てる?知っておきたい暗黙のルール8選
 日常生活に欠かせなくなったLINEですが、意外にもLINEが原因で「マナーのない人」という悪いイメージを持たれてしまう...
恋に挑む3匹の“にゃんたま” メス猫の心を射止めるのはだれ?
 きょうは、目を凝らして御覧ください。ニャンタマニアのみなさま、見えるでしょうか?  恋に挑むにゃんたま君が3匹ω...
ポジティブになるには? 前向き思考のメリット&簡単な方法
 たとえ同じ環境で育ってきたとしても、人はそれぞれ性格が異なります。中には、ポジティブな友達を見るたびに、「羨ましい」と...