教師になってほしい有名人、第2位は天海祐希! 第1位は野球選手がランクイン。GTOやヤンクミは時代遅れ?

コクハク編集部
更新日:2025-07-24 08:00
投稿日:2025-07-24 08:00

ヤンキー教師じゃいられない? 現実と時代のギャップ

「子供の頃は『GTO』の鬼塚みたいな先生がいたらいいのに!と思ってました。でも、生徒にお仕置きしたり家に乗り込んだり、自分が教師になるとそんな度胸はありません。

 それに今の子供は大人びてるので、型破りな教師より、賢く生きることを教える教師の方が求められているのでは」(40歳・女性・中学校教師)

「『ごくせん』は、ヤンチャな男子達を女性教師がまとめるのがかっこよかった。でも、現実で女性が『お前ら』と言うと痛く見えそうで…ヤンクミのようにはなれないですね」(41歳・女性・小学校教師)

「今になってすごいと思うのは、上戸彩さんがトランスジェンダーの生徒を演じた『3年B組金八先生』(第6シリーズ)。当時はネット環境もとぼしくまだ世の中に広まっていない題材だったので、衝撃でした」(40歳・女性・中学校教師)

 他に「今はSNSがあるので、先生に悩みを相談する必要が薄れている」という声も、時代の差を印象づけていました。

辛すぎる生徒からの言葉、嬉しかった言葉は?

 教師として避けられないのが、生徒からの評判。アンケートで明らかになった、言われて「へこんだ言葉」「嬉しかった言葉」を見てみると…最もへこんだ言葉の1位は、男女総合だと「授業がわからない・わかりにくい、下手」。2位「好きじゃない、嫌い」に5位「うるさい」など、授業以外で溝ができることもあるようです。

 そんな先生達の苦悩を吹き飛ばすのは、やはり教え子からの感謝の言葉。最も嬉しかった言葉の1位は「ありがとう」となっています。

 全体的に、勉強をうまく教えられた時に喜びを感じる教師が多いよう。2位の「先生が担任でよかった」も教師冥利に尽きるでしょう。今回の結果は、会社で部下を教育したり、子育てをしている人にも参考になるかもしれません。

【調査概要】
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)
調査期間:2025年5月26日~6月2日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:2,000名
調査協力会社:ネットエイジア株式会社

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
ギャラ飲み収入だけで年400万円の貯金達成!元キャバ嬢が浪費しないワケ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
【求む2期生!】頑張るシンママの収入UPをサポート☆応募して豪華プレゼントGET!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第2期生」...
ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
雪解けの水とハミングと。
 雪解けの水がすごい勢いで山からくだってくる。  流れの音に耳をすませば春の訪れを知る。  澄んだ空気を感じ...
「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...