90分間、尿意と戦った女性の悲劇。どこも“使用不可”…我慢できるか!? 日本と違う海外のトイレ事情

ヤマコシショウコ 音楽家、ライター
更新日:2025-08-04 11:45
投稿日:2025-08-04 11:45
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。そんな「海外旅行のトラブル」を体験したリアルなエピソードをご紹介します。今回はトイレ事情について。

海外旅行者あるある? トイレ難民になった話

 海外で何度も“トイレの危機”に直面したと話してくれたのは、ヨーロッパ在住のユキさん(仮名/30歳)。

 1度目は冬のアイスランド旅行。ユキさんは友達とオーロラツアーに参加したそうです。ツアーは夜遅くから始まり、オーロラが観測できそうな郊外のスポットをバスで3~4時間かけて周るというもの。

 ツアー前に夜ご飯を済ませていったそうですが、これが裏目に出たようです。というのも、ツアーの途中でトイレに行きたくなってしまったのです。

 しかしバスの中にはトイレはなく、オーロラの観測スポットも屋外で基本的にトイレはありません。

 我慢の限界で、恥を忍んで添乗員さんに「トイレに行きたいんだけど…」と言いに行ったそう。

 しかし添乗員さんは「今は無理だから待って」としか答えてくれず。もう無理かも…と覚悟した直後、運よくトイレのある施設に停まったんだとか。

【関連記事】終わった…海外トラブルで冷や汗。20代女子のリアルな旅行ハプニング、消えた荷物はどこに!?

ドイツでも再び悲劇が

 2度目はドイツの電車の中。その日ユキさんは講習会で、住んでいる街から列車で1時間半くらいの町を訪れました。その帰り、ユキさんは列車に乗ってすぐにトイレに行きたくなってしまいます。

 ドイツの長距離列車の中にはほぼ必ずトイレがあります。ユキさんが乗っていたのはローカル列車で4両編成と短いですが、もちろんトイレはあったそうです。しかしユキさんがトイレに向かうと、ドアは無情にも開かず赤いランプが点灯。ドイツ語で「使用不可」と書かれていたのです。

 仕方なく別の車両に向かうも、まさかのこっちも「使用不可」。そして最悪なことに、この列車にはトイレが2つしかなかったのです。他の乗客も開かないドアの前で首をかしげ、明らかに困っている様子でした。

ヤマコシショウコ
記事一覧
音楽家、ライター
オーストリア・ウィーン在住のお酒大好きな音楽家&Webライター。30代で再び学生をやる傍ら、海外ネタを中心にさまざまなジャンルの記事を執筆中。目下の目標は腹筋を割ること、夢のまた夢はウィーンと北海道の2拠点生活。

ライフスタイル 新着一覧


人間界では廃止だけど…元気な“たまたま”たちの夏の登校日
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
今年の日焼けはヤケドレベル? “常備薬”アロエの美肌効能でクールダウン
 ワタクシが幼少期に大きく影響を受けたのは、同居していた父方の祖母でございます。お花屋さんになったワタクシですが、実家は...
好きな作家と同じ時代を生きる心強さ 2023.8.2(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
すいかばかのレシピ~'23年<4>すいかが死ぬほど好きな男の一日に密着
 すいか生産量全国47位、ごくごくレアな山梨県ですいか作りに情熱を注ぐ「寿風土(こどぶきふうど)ファーム」代表の小林栄一...
【45歳からの歯科矯正】4カ月、目に見えて効果が…! 2023.8.1(火)
 総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”のほぼほぼリアタイ体験談。ワイヤー装着から4カ...
飛機場はペチャパイって…中国語のスラングが直接的すぎて涙が出てくる!
 全世界で約14億人の人々が話すという中国語。日本人である私たちの言語も「漢字」を使用することから、英語などのアルファベ...
2024-02-26 19:03 ライフスタイル
都会の真ん中の運河、聞こえてきたのは… 2023.7.31(月)
 都会の真ん中の運河、力強い生命力を振りまく。 「つつましやかになんてな、こっちの世界じゃ通用しないんだよ」 ...
ガラステーブル買っちゃう?  “たまたま”の夏を満喫できるよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
落ち込んでる人への「ひと言」に悩んだら…心に染みたLINE3選を参考に
 目の前に落ち込んでる人がいると、どんな言葉をかけていいか迷ってしまう時がありますよね。もしも迷ったら、自分が過去にかけ...
「いま一番欲しいもの」を即答できる? 2023.7.30(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第54回「真夏のシンジツ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
「売れ残り」って心が折れた…思春期の甥&姪からの切ないLINE3選
 甥や姪が可愛くて仕方ない人は多いでしょう。兄弟姉妹の子供って、特別ですよね。小さい時から見ている人も多く、中にはかなり...
「偽善者か?」歌舞伎町の野良猫に2年間、毎日ご飯をあげ続けた男性の話
「かわいくないんですよ~(笑)。『なんだよ』って文句しか言っていない。好き嫌いは多いし、忙しいときに限って、ご飯を食べて...
小汚いサンダルをやめた女性の成功話!メイクや髪形より「キレイな靴」
 みなさんは“人の足元”って気にして見るほうですか? 私は靴が好きなのもあって、よく見ているほうだと思います。ただし、自...
真夏を彩る花 2023.7.28(金)
 こうも暑いとゲンナリするけど、むしろ過酷な状況を楽しむかのように咲く。  逆境でがんばる花のたくましさに驚く。 ...
皆が皆、社交的ではないよね…懇親会が苦手な人が“極力疲れない”対処法
 会社員だと避けて通れないものの一つが「懇親会」。参加人数が多かったり、他部署と交流をしないといけなかったりと、「正直疲...