浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断

くらげ ライター
更新日:2025-08-12 11:45
投稿日:2025-08-12 11:45

堂々「彼女いない」発言…デートの約束へ

 私がなりすました「なお」は、すぐ彼とマッチしました。初回のメッセージからLINEの交換もスムーズで、1週間毎日やりとりを続けました。

 彼はすっかり「なお」に興味を持ち、「いま彼女はいないよ」「なおと話すと癒される」「予定合わせよ」と会う気満々。「コイツ…!」とあふれる怒りをおさえつつ、デートの約束を取り付けました。

 一方、同時に彼からリアルな私には「最近さやかと話すと気分悪い」「なんでいちいち突っかかってくるわけ?」とLINEがきていました。

 私はかなり態度に出てしまうタイプ。マッチングアプリのことは黙っていたものの彼への嫌悪感が隠しきれず、冷たい態度をとってしまい険悪になっていたんです。

 だから彼は「なお」と会う日がより楽しみだったことでしょう。ごめんね、それ私だけど。

渋谷のど真ん中で修羅場勃発!

 そして運命のデート当日。何かあったときのために親友に協力を頼み、一緒に待ち合わせ場所の渋谷へ向かいました。

 近くへ着くとすでに見慣れた彼の姿が。心臓が飛び出そうなほどドキドキしながら、偶然を装い「あれ、なにしてるの?」と声をかけると「友達と待ち合わせ」と彼。私は「なおちゃんのこと?私がなおだよ」とカミングアウトしました。

 とたんに彼は「ふざけんなよ!」「やっていいことと悪いことがあるだろ!」と逆ギレ。真昼間、休日の渋谷で声を荒らげました。

「いやお前がな」って話なのですが、勢いに圧されてひるむ私。そこで親友が「妊娠している彼女がいるのにどういうつもりなんですか?」と啖呵をきってくれました。

 でも、彼は私の親友にまで「お前は関係ねえだろ!他人が口挟むな!」と怒鳴り散らす始末。私から仕掛けたとはいえ、まさかこちらが悪いかのように激昂されるとは思わず頭が真っ白に。

 そんな私をよそに、怒り心頭の彼は「話があるなら家で聞く」と告げ帰っていきました。

くらげ
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アラサーバツイチ、かわいい息子がひとり。アニメ、婚活、睡眠などジャンル問わず執筆中。最近は動画編集も勉強中。

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