更新日:2025-08-08 11:45
投稿日:2025-08-08 11:45
「勘違い男」の末路
玲奈さんは夫を、じわじわと「勘違い男」に仕立てあげていった。
そして、夫はまんまと子会社に左遷される。
「落ち込む夫には、
――見る目のない会社ね。啓二ならきっと逆転できるわ、って励ましました(笑)」
ときおりスマホをチェックしても、弥生との不倫は続いていた。
子会社でもトラブルが絶えないようで、玲奈さんにはこんな相談も。
――新しい会社、誰も話しかけてくれないんだよ。
――それは、啓二がカリスマ性を備えているから。大物は孤独なものよ。
――今日は、打ち合わせに遅刻して叱られた。
――大物は相手を待たせるものよ。私は1時間くらいの遅刻なら平気だけど。
こうして甘やかし続けた結果、探偵会社に調査を依頼すると――
「協調性ゼロ」「遅刻常習」「ワンマン気質」「モラハラ・パワハラ発言多数」…と、ボロボロの評価に。
不倫相手にも横柄なLINEを
玲奈さんは続ける。
「LINEでも、不倫相手の弥生にこんな横柄な態度を取っていました。
――30分も遅刻して、謝りもしないって非常識!
――たかが30分だろ?うちの嫁なら1時間でも笑顔で待ってるけど。
――奥さんを引き合いに出すなんて最低。
――その最低男とラブホ行ってるのは、どこのアバズレよ?
こんなやりとりを見て、笑いが止まりませんでした」
女医の執念が結実する日
不倫発覚から「勘違いの最低男」育成まで、わずか半年。
玲奈さんは今後、彼がリストラされたタイミングで、不倫の証拠を突きつけて離婚し、しっかり慰謝料も取る計画だという。
――冷静に計算された、緻密な報復のシナリオ。
傷つけられたプライドは、復讐心という名の刃へと変わり、彼の人生を切り裂いていく。
ラブ 新着一覧
彼氏ができたら休日のたびにデートしたり、まったりとおうちで過ごしたいと考えている女性が多いでしょう。しかし、男性の中に...
「セフレと本命の彼女の違いってなんだろう……」
友人のアラサー女子に相談されたのですが、皆さんはどう答えますか? そ...
鬼嫁は常に自分のことしか考えず、夫は「自分のために存在している人」でしかない様子。金銭的な面についても、“結婚”という...
大好きな彼氏がほかの女性と浮気をしていたら、本当に辛く、傷つきますよね。でも、感情に任せて責めたところで、逆効果になっ...
人を好きになる気持ちは、自分でコントロールできるものではありません。たまたま好きな人が彼女持ちだった……なんてこともあ...
世の中の男性たちは、彼女のことを「可愛い」と思う瞬間、愛情がさらに深まっていくそう。そこで今回は、彼氏が彼女を「可愛い...
片思いがなかなか進展しないと「辛い」と感じてしまう人もいるでしょう。また、相手の男性との距離感がわからず、悩んでいる人...
女性から男性に夜のお誘いをするのは、なかなか勇気がいるもの。「断られたらどうしよう」「ドン引きさせるのでは?」と不安に...
昔から、男性は「女性の涙に弱い」と言われてきました。でも実は、“女性の涙”といっても、状況によって男性が感じる感情は大...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.66〜女性編〜」では、夫の浮気が発覚し、別居までは進んだものの、離婚には応じてもらえず苦悩を...
恋は、いつどんなタイミングではじまるかわからないもの。中には、好きになった人に彼女がいて、図らずも略奪愛という形になっ...
あなたは今まで、「この人とは、なんだか不思議と縁を感じる……」と思った経験はありますか? そんなふうに“縁”を感じられ...
大好きな彼とLINEを交換したのに、結局盛り上がらずにフェードアウトしてしまった……という人は意外と多いようです。それ...
彼氏が落ち込んでいる時、あなたはどのように励ましていますか?「私ならこうして欲しい」と思う励まし方をする人や、「男性な...
今年のクリスマスもウイルスに気をつけながら過ごさなくてはならないのかもしれません。感染対策の面倒くささからか「彼がデー...
















