3-2.生理周期をチェックしてダイエット
女性のからだは、ホルモンの影響を大きく受けます。たとえば、生理前はむくみやすかったり、便秘になったり、食欲が増進したりしますよね。一方、生理が終わってから約2週間後の排卵日までは代謝が上がり、痩せやすい時期だといわれています。
生理周期に着目し、代謝が上がる時期に大腿筋や腹筋のような大きな筋肉を鍛えると、痩せやすいからだ作りができます。
やみくもに運動や食事制限をするより、「今は少し体重が増えても仕方ない時期」「今は頑張る時期」と考える方が、メリハリがつきますよ。
3-3.体質に合わせた漢方薬の服用
「ダイエットをがんばっても、むくみがとれない」「便秘気味で、おなかがぽっこりしてしまう」という場合、体質の根本改善を目指すのがおすすめです。
漢方薬は、比較的副作用が少ないうえに、個人の体質に合ったものを服用することで、無理なくダイエットのサポートをしてくれますよ。
スマホで気軽に専門家に相談できるオンライン個別相談も話題です。
スマホで完結できるので、対面では話しづらいことも気軽に相談が可能。お手頃価格で不調を改善したい人は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。
4. ダイエットを気にしてストレスをためないで!
「耳つぼジュエリーだけじゃ痩せないのは残念でしたけど…。ダイエットって、無理に頑張るものだけじゃないんですね。運動にも挑戦しつつ、睡眠時間とか生理周期も見直してみようと思います」
「そうね。運動負荷の高い運動や厳しい食事制限を続けられる人は、それほど多くないわ。大事なのは、無理せず日々の生活を大切にしながらダイエットを続けること。サチエさんも無理せず、自分に合うダイエット方法を探してみてね」
「ありがとうございます。ダイエット方法に悩んだときは、また相談にのってくださいね」
「もちろんよ。いつでもここで待っているわ」
軽やかな足取りでサロンを去っていくサチエさんを、えりのボスは笑顔で送り出しました。
★サロン「コクハク」のオーナー えりの
顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。
(漫画/腹肉ツヤ子)
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<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ・さなえ)
デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-youtubeチャンネルでは、お薬最適化薬剤師として「無駄な服薬はお財布と体の敵!」をモットーに薬の最適な選び方を解説する動画を公開中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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