更新日:2025-09-26 11:45
投稿日:2025-09-26 11:45
東京一極集中などと言われるなか、近ごろ増えているのは「東京に行きたい」という若い男性たちです。なかには、特に当てもないのに上京してしまう人もいるほどです。彼らが東京を目指す理由はどこにあるのでしょうか。
田舎で終わりたくない
まずは良く見かける事例を紹介します。Aくんは25歳。西日本のとある島の農業組合で働いていましたが「ここは自分のいるところではない」という思いが日に日に強くなっていきました。神戸の情報系専門学校で学んでいた頃はかなりモテて楽しく過ごしていたので、あの頃に戻りたいと考えるようになったのです。
親の勧めもあり、就職は島で決めましたが、もっと遊びたかったといううらめしい気持ちと、組合の仕事で一生を終えるのはいやだという考えが出てきました。もっと華やかな場で、皆にかっこいいとチヤホヤされる人間になりたかったのです。
東京で自分を試したい
神戸に戻ることも考えましたが、親しかった友人はあちこちに移動してしまっていて、もうあまり残っていません。そのため大阪も検討しましたが、どうせなら東京に行きたいと思うようになったのです。
東京は日本の中心で、仕事もたくさんある。そう考えたAさんはまずは一度上京してみることにしました。目指したのは表参道のとある通りです。そこは芸能事務所のスカウトマンが何人もいて、有望な人には声がかかると言われているためです。
芸能オーディションに挑戦
25歳、芸能界でデビューするにはギリギリの年齢だと考えたAさんでしたが、何度その通りを往復しても、残念ながら誰からも声がかかりませんでした。しかし芸能活動をしてみたいという自分の欲求に気づいたAさんは引っ込みがつかなくなってしまったのです。
そこで芸能事務所のオーディションを受けまくり、書類選考が通った小さな事務所の面接を受けに再度上京します。そこでは合格はしなかったものの、事務所運営のタレントスクールのレッスンを割引で受講させてくれると言われました。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.60〜女性編〜」では、自分とはコロナ禍を理由に会わないのに、他の人とは出かけている恋人・エツ...
一見普通そうに見えるのに、付き合うと問題が勃発しやすい「地雷男」は、誰だって敬遠したいものでしょう。でも、多くの地雷男...
男性から告白されるのは嬉しいことではありますが、異性として意識していなかった相手から突然告白されてしまったら戸惑ってし...
好きになった人がプライドの低い男性だと、なんとなく頼りがいがなさそうと感じて、少し不安を覚えてしまうことってありますよ...
モテるとモテないの違いって、実はとても些細なことだったりします。恋愛上級者たちは、その小さな違いをさりげなく言動に織り...
せっかく付き合えた彼氏。なぜか毎回、最初は楽しいのに数カ月経つとデートや連絡が激減したり、奢ってくれなくなったり、「好...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
おしゃべりな彼女と無口な彼女、あなたはどちらですか?「無口だとつまらないと思われるかも……」「おしゃべりな女は嫌われる...
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
彼とのデートが決まったら、「どこに行こう?」と、盛り上がるプランを考える人も多いでしょう。デートといえば映画や遊園地と...
好きな人と付き合えただけで幸せを感じていたはずなのに、交際が進むにつれて「もっと愛されたい」と欲張りになる人は少なくあ...
男性の知り合いや友達とLINEのやりとりをしていると、「ん? これってどういう意味だろう?」と、相手の本心が気になるこ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.59〜女性編〜」では、恋人からの“ホウレンソウ”が不十分であることに、怒りを抱き続ける女性・...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージはもはやありません。ここ最近目立つの...
誰もが知っている「シンデレラ」の話。ガラスの靴を持って探しに来た王子様と結ばれるというファンタジーに、ときめいた女性も...