急に泣きたくなる…30代以降は“情緒不安定”に注意。不安定な心を整える3つのセルフケア【医療従事者監修】

コクハク編集部
更新日:2025-10-02 11:45
投稿日:2025-10-02 11:45

3-2.深い呼吸を意識する

 イライラしたり涙が止まらなかったりするときは、3分間だけ時間を作って深呼吸をしてみましょう。意識して深い呼吸をすると、副交感神経が働き、気持ちが落ち着いてきます。神経が高ぶっていて眠れないときは、寝る前の深呼吸もおすすめですよ。

3-3.太陽の光を浴びる

 「最近、気分が落ち込みやすい」という人は、セロトニンの分泌量が減っているのかもしれません。心当たりがある人は、毎朝太陽の光を15~30分浴びましょう。そうすることで、体内の必須アミノ酸であるトリプトファンがセロトニンに変化し、リラックス効果が期待できます。トリプトファンは体内で自動で生成される物質ではないので、バナナや大豆製品から摂取してくださいね。

 さらに、朝にセロトニンが生成されると、夜には睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンに変化します。メラトニンは睡眠の質を高める働きを持つホルモンなので、眠りの浅さに悩んでいる人にも日光浴はおすすめです。

3-4.からだの内側からのケア

 気持ちの不安定さは、ホルモンバランスや自律神経の乱れが原因と考えられます。

 その場合は、根本改善を目指す漢方薬の服用もおすすめ。漢方薬は、自律神経やホルモンバランスの乱れを整えたり、睡眠の質を高めたりする効果が期待できます。自分の悩みや体質に合わせて、最適な漢方薬の服用を検討するといいでしょう。

 スマホで気軽に専門家に相談できるオンライン個別相談も話題です。スマホで完結できるので、対面では話しづらいことも気軽に相談が可能。

 お手頃価格で不調を改善したい人は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。

4. 自分を責めすぎないで

「今まで、自分がすぐ泣きたくなるのは子どもみたいだと思っていましたが、この年代特有のことなんですね。そう思ったら、少し自己嫌悪感が薄れた気がします」

「誰だって、睡眠不足だったり疲れがたまっていたりすると、本来の自分らしくいられないこともあるわ。そんなときは、すぐに自分を責めずに原因を考えてみるのがおすすめよ。もしかしたら、ちょっと考え方や生活習慣を変えるだけで、イライラの原因が取り除けるかもしれないわ」

「ありがとうございます。そう言ってもらえて、気持ちが楽になりました。また何かあったら、相談させてください!」

 スッキリした表情でサロンを去っていくレイさんを、えりのボスは笑顔で送り出しました。

★サロン「コクハク」のオーナー えりの

 顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。

(漫画/腹肉ツヤ子

  ◇  ◇  ◇

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師 中田 早苗(なかだ・さなえ)

 デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-youtubeチャンネルでは、お薬最適化薬剤師として「無駄な服薬はお財布と体の敵!」をモットーに薬の最適な選び方を解説する動画を公開中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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