更新日:2025-10-14 11:45
投稿日:2025-10-14 11:45
世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。
現在は清浄化が行われている芸能界ですが、昔はグレーなこともたくさんあったのだとか。かつて芸能業界に近しい場所で働いていた女性が見た光景とは?
現在は清浄化が行われている芸能界ですが、昔はグレーなこともたくさんあったのだとか。かつて芸能業界に近しい場所で働いていた女性が見た光景とは?
枕営業の噂があった若手タレントが…
「ねえ、聞いた? あの子、もう戻ってこないらしいよ」
その言葉を最初に耳にしたのは、私がまだ業界でアシスタントをしていた頃だった。撮影の合間、メイク室で誰かがぽつりとつぶやいた。
小声なのに、空気を切り裂くような響きだった。誰のことか、名前は出さない。でも全員が察していた。あの“枕営業”の噂があった若手タレントのことだ。
当時、彼女は20代前半。まだ駆け出しで、深夜番組にたまに出るくらいの存在だった。だがスタッフの間では「急にプッシュされ始めた」「スポンサーが変わった」と話題になっていた。
ある時期から露出が一気に増え、その上昇は唐突で、裏で何かが動いているのではと誰もが感じていた。
【読まれています】“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
「契約終了です」淡々とした説明の不気味
「夜の接待で気に入られた」「大物の“お気に入り”になった」といった話が流れるのも時間の問題だった。もちろん確証はない。
だが芸能界では“噂”が真実よりも先に歩く。信じるか信じないかは個人の自由だが、その空気に逆らうことは難しい。
そんな彼女が、ある日を境にぱったり姿を消した。SNSの更新も止まり、事務所のサイトからもプロフィールが削除された。
関係者に尋ねても「契約終了です」「体調不良で」としか言わない。その淡々とした説明が、むしろ不気味だった。
「スポンサーの機嫌を損ねた」「裏の筋に逆らった」「秘密を漏らした」――理由はさまざまに囁かれた。
どれも確かな情報ではない。けれど、メイク室や打ち上げの席でその話題を避ける者はいなかった。ただ皆、“名前を出さずに”話す。それがこの業界の暗黙のマナーだ。
ライフスタイル 新着一覧
あけましておめでとうございます。2024年は「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記...
2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
2024年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
良い人になりすまして、実は裏があったり何か企んでいたりする偽善者。そんな厄介な人との関わりは、最小限にとどめておいたほ...
ガラケーがスマホになりSNS社会になった現代、多くの妻を悩ませているのが夫のスマホ依存。スマホを離さず、仕事以外の時間...
竹を割ったような性格の人を「サバサバしている」と表現することがありますが、なかには「自称サバサバ女」と名乗り、自分の短...
『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)で前人未到の2連覇という快挙を成し遂げた令和ロマン。ファーストラウンドでは昨...
性格の悪い人との付き合いで、悩み、苦労する人はたくさんいます。「もし出会った時にこんな性格だとわかっていたら…」と後悔...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
会社の同僚や友人を飲み会に誘った時、仕事の予定や金欠、体調不良を理由に断る人は多いですよね。ただ、なかにはセンスを感じ...
元旦から大きな災害に見舞われた2024年、当たり前の日常や生活に大きな変化が起きてしまった方々が、少しでも心穏やかな年...
本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
心がまいっている時は、ちょっとした言葉にも敏感になるものです。相手に悪気がないとわかっていても、たった一言で追い詰めら...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
「セルフプレジャ...
















